ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

今週は凱旋門賞

2006年09月25日 22時01分33秒 | 五十嵐理論
いよいよ凱旋門賞。
ディープインパクトが注目されるが、ここではI理論の面からディープの適正を考えてみようと思う。
まずディープの公式評価だが、
○□○□○□○○ 1A級 芝9~12F
であり、血統評価の上では十分勝機はあると言える。
とは言え、あくまで3Bに近い1Aであり、万全の配合でないのは明らかだ。
ここでディープの配合上の問題点を指摘しておく。

 1・Almahmoud主導であること。
Almahmoudが二流の血統構成馬であること。また、この血を主導にした馬の長距離適正にも疑問が残る。

 2・Haloを強調しているのにHaloの生かし方が万全でない。
Haloを極端に強調しているのに、Blue Larkspurが生きていないのは明らかにマイナス。

 3・母方の生かし方が不十分。
Alcantara、Hurry on、Ksarなどフランス系の不備が目立つ。特にHurry onは欧州の一流馬のスタミナ源になっているパターンが多い。これらの血を生かせなかったのはスタミナ面でマイナス。

ちょっと考えてもこれだけのマイナス点があり、超一流の血統構成には程遠い。
凱旋門賞を走りきるにはやはりスタミナが十分でないと私は見ている。
ただ、幸いなことに今年は相手にMontjeu(2A)やDalakhani(2Aに近い1A)レベルの配合馬はいないので、馬場や展開次第では勝負になるだろう。

今回の私の注目馬はRail LinkとSixties Iconの3歳馬2頭だ。
一般的評価は低いが、血統構成はShiroco、Hurricane Runより優れているし、斤量の恩恵もある。どちらもあっさり勝って不思議はないと思う。

正直、ディープインパクトを応援する気にはならない。
大体、血統育成厩舎騎手全てが一流で、しかもマスコミおよびJRAが肩入れしすぎている。しかも過去の名馬に比べ圧倒的に強いわけでもない。
私のようなヒネクレ者が応援する要素は全く無いのだ。
ただ、勝っても不思議ではない馬だと思うだけだ。


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