ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

シルク2次募集

2010年11月21日 11時30分17秒 | 募集馬検討
シルクの2次募集馬5頭が発表された。今回から補償制度がなくなるということで、こちら側としてもよりいっそう出資馬を厳選しなければならなくなった。しかし相手は生き物だから何かの拍子で故障してしまうことも充分考えらるわけで、その辺を解消できる方策が望まれるところ。「出資は自己責任」と言うだけでは一口馬主の衰退、引いては競馬の衰退に繋がってしまうのではないだろうか? まあ、そもそも競走馬を金融商品取引法に当てはめる事自体に無理がある気がするのだが・・・・。


それはさておき、2次募集馬5頭の血統について触れておこうと思う。

スタチューオブリバティ×シルクロマンス(Benny the Dip)
 Secretariatの4×4を主導にNorthen Dancer、Hail to Reasonがアシストし、Nearco、Pharosを土台構造とした新世代の配合馬。血の質は良く、弱点・欠陥は無いが、近親度が強く、ややシンプルさには欠ける。ダート向き。

クロフネ×ジブリール(サンデーサイレンス)
 Never Bendの4×5の系列ぐるみを主導に母方を強調。同父産駒としては主導の明確さ、スタミナの核という点で優れている。芝対応も可能。

サムライハート×シルクサファイア(ステートリードン)
 Northern Dancerの4×5を呼び水とした配合で、主導はAlmahmoud。6代目にHyperionが2連残るなどGainsboroughの流れに良さがある。Man o'war、Blue Larkspurなど、米系の不備が残念。

ブライアンズタイム×シルキーグランス(Kingmambo)
 シルクアルボーレ(1B級)の全妹。血の質は高いが、BMSの世代ズレが激しいのが残念。評価のわりに底力はあるだろう。

クロフネ×グッドポジション(トニービン)
 Hyperionを主導にした完全異系交配馬。父母の傾向は基本的に合っていないが、母の母方フォルティノが致命的な欠陥の発生を防いでいる。強調されたトニービン内のクロス状態は悪くなくクロス馬も少ないことから、反応の良さや瞬発力には優れていそう。


個人的にはクロフネ×ジブリールの配合が好みなので、馬体と厩舎次第に問題なければ出資したいと思う。