愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

菌糸遊び2 ~カブト用マットに菌糸は回るか~

2012-02-13 20:51:21 | 飼育用品

タイトルだけは大層ですが、内容はないよ~ん!

なんて、いきなりオヤジギャグからですか・・・

またしても菌糸で遊んでおります!

 

■これはマットと菌糸の2層式のテストサンプルAです

  【側面A-1】       【側面A-2】

 

■これはマットと菌糸の2層式のテストサンプルBです

  【側面B-1】       【側面B-2】

サンプルAは上下の2層式で、サンプルBは横断面がL型になるように菌糸を詰めています。

マットのバクテリアに菌糸が食われないようにマットと菌糸の境界に少し工夫をしています。

菌糸ブロックは崩さずにカットして入れていますが、どうしても隙間が出来てしまいます。

ニジイロで暴れがでてきたらマットの部分に幼虫を投入しようかと考えているのですが、まだ暴れない^^ 暴れが待ち遠しいなんてのも何か変ですが・・・

「暴れるなら好きなところからお食べ!」というところでしょうか^^

使用したマットはカブトマットでヘラクレス用に購入したものです。菌糸がマットの部分にも伸びてきています。この先どうなるかは不明ですが、結露が見られましたのでカビが発生しないように蓋をはずしてティッシュ5枚重ねで除湿をすることにしました。

サンプルBは失敗するかと予想していましたが上部のマット部分にも菌糸が伸びてきているのが観察され、とても興味深い・・・

 

さて、ニジイロの暴れについての私なりの考えと対策、検討課題(ほぼ妄想)ですが、

①成虫体型(特に♂)から考えても、抵抗が大きく菌糸から脱出しづらい体型なので、あらかじめ脱出ルートを探している。不自由な動きで重力に逆らって上に向かうためには螺旋の緩やかな勾配を使う。この時に菌糸の活性化で酸素が少なくなると暴れのループになる。

②オオクワの場合だと、オアシス菌糸で一時的に暴れても収束することが多いのは使用しているオガが朽木のため柔らかく、蛹室を作るのに大量の糞を作るのが容易であるので幼虫が安心するのと羽化の際の脱出が容易と幼虫が考えるためではないか。そして、朽木なので菌糸が張る栄養が少なく、菌糸の力が多少抑えられているのではないか?そのため、暴れても菌糸瓶の内部の酸素の消費が抑えられる。さらに加熱殺菌した朽木オガ中のバクテリアの死骸で動物性?タンパクも多目なのかも???

③体型からパプキンと近い種であるならカブトマット使用も可能かもしれない。もしマットを拒食しても菌糸がすぐ近くにあれば、そちらへ向かうだろう。その際には緩めに詰めたマットが通気を確保してくれるだろうし、菌糸部分に孔を明けるとカビが発生しやすいがマットの部分になら小さな通気孔を設けてもカビは発生しにくい。

④余り早期に幼虫を入れると劣化が早いかもしれないし、25℃位の高温帯での管理だとバクテリアが優勢になることも有り得る。

⑤ニジイロの暴れはグランディスやクルビデンスの暴れに似ていると思われるので、菌糸瓶連結やグランディス専用菌糸の利用も可能かもしれない。菌糸オガの硬いものは避けた方が無難かもしれない。菌糸瓶の熟成期間は長めのものが良いと考えられるが、私のような素人にはベストのオガの状態は、まだ見極められない。

⑥生オガでも中央の木質の硬い部分を除いた柔らかい部分だけを粉砕したオガなら幼虫も食べやすく、菌糸の再生も早いかもしれない。だがこれは自作するしかなさそうだ・・・

⑦暴れる前の早めの交換が一番だったりして・・・

 

以上は私の飼育メモとお考えください。真偽の程は・・・かなり妄想に近いと思えます。そして妄想はとても楽しいですね!

 

 

 



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