最近、産卵木を水に漬けてから菌糸カスの中に入れて菌糸を回すようにしている。
そのまま使用するよりも産卵効果が高いのではないかと勝手に思っているからだ。データーが少ないし、比較実験もしていないのだが、メスを材に乗せたときに臭いを嗅いでいる時間が長いように感じられる。
菌糸カスは菌糸瓶交換の際に表面の皮膜を取り除いたものと、穴をあける際に出る余分なオガの部分をビニール袋に集めて保存している。これに給水させ皮を剥いだ材を漬け込んで産卵セットに使うまで菌糸を回している。
今日出た菌糸カスを入れようとしたら袋が破れており、「さては脱走中のダイオウヒラタが潜り込んだな・・・」と開いてみると、材が原型をとどめていないではないか???
袋をひっくり返すと、ポロッと綺麗な幼虫が現れた!
割りに大きいし・・・と体重を量ってみると17g。
それにしても何の幼虫だろう?
まあ、羽化したらわかるだろう^^ という訳で、気に入っているようなので菌糸と材の削りカスを、そのまま1700ccのポリ容器に入れることにした。
ラベルは・・・・
こういうアクシデントも楽しいものですね!
割り出し時期とサイズから思うにダイオウヒラタの可能性が高いように思うが楽しみです。
こういう失敗が大きなヒントになるかもしれません!
産卵セットに菌糸カスと菌糸漬け材を組み合わせるとどうなるのだろう?
興味は尽きませぬ!
先日、山で採取した白カワラ茸の桜材は皮を剥いで切断したときの切り粉と一緒にしてビニール袋に入れていたら、こんなに菌糸が回ってきました。切り粉にも菌糸が回ってきています。
アルキデスの産卵セットに入れてみると翌日には削った様子が伺えます。はたしてどうなるのでしょう?