季節外れの椎茸

　椎茸栽培用のほだ木もけっこうボロボロになった。何度も収穫したからストーブで燃やしてしまおうかなと思ってみたら…

お風呂いただきました

　子供の頃、この題名に書いた言い回しに違和感を感じていた。「 おいおい、人んちの風呂貰うつもりかよ 」 って感じ。でも最近そういう言い方で合ってるなと実感することがある。

　休みの日の食事はヨメが作ってくれる。外で遊んだ時、俺が外で食べようと言ってもあり合わせで作れるからと言って家で食べる。家に着くとまず風呂を沸かす。といってもスイッチを押すだけだから便利なもんだ。

　たった１５分もすれば湯が溜まるからその頃はヨメは夕飯の支度中。そこで俺が先に入ることになる。そんなんだから風呂から出て来た時、有り難や有り難やという気分でお風呂いただきましたという言葉が自然に出てくる。





　そんな日は寝る前にも風呂にちょっとつかる。そうするとヨメとはこんな会話をよくする。

「 さっき風呂入ったんじゃない？ 」

「 また入って悪いか 」

「 そんな事言ってない 」

「 そう聞こえる 」

「 話にならない 」

「 それはこっちの台詞だ！ 」

　ヨメはこういう会話になるはずと思っている。

「 さっき風呂入ったんじゃない？ 」

「 入ったよ 」

「 また入るの？ 」

「 入るよ 」

　よく女の人は少年のような心を持った人が良いと言う。さしずめ俺はこの程度のことでムカツクので大人気ない心っていうのかな。

少年の心≠大人気ない

こんな設計ってトンネル以外にもけっこうあるのかな＠笹子トンネル

トンネル崩落110メートル以上　老朽化が原因か

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同社は９月、笹子トンネルの詳細点検を２日かけて実施。天井板の上に作業員が上がり、つり金具を固定するボルトに異常がないかを目視で調べるとともに、天井板をたたく「打音点検」で強度に異常がないかを確認した。しかしトンネル最頂部は、目視のみで打音点検はしていなかった。

・・・・・略・・・・・

2012/12/2 22:13 日本経済新聞

　崩落の原因は老朽化じゃなくてチラ見しただけでＯＫという手抜き点検でしょ。それにしてもこんな原因の崩落で９人の人が亡くなったけど実に気の毒だ。このトンネルは俺もよく通るので他人事ではない。場合によってはここ数日中に通ったかもしれなかったのだ。というよりもう何時崩落してもおかしくない状態だったから昨日今日の話ではないのだ。

　笹子トンネルの天井が平らなのは知ってたが、図－１のような構造だとは知らなかった。天井は２枚の板を平行に並べ、中心部分を吊っているんだけど、素人目には実に不安な造り方だ。しかもコンクリート製で１トンもある物が頭の上に延々５ｋｍ近くぶら下がってるとは。そんな重い板を天井に埋め込んだアンーボルトで吊る、そんな危なっかしい設計をよく出来るなぁ。そこにはちゃんと計算して吊ってるんだから心配するなっていう傲慢さを感じるのだ。でも設計者の気持ちはどうだったろう。他の方法を提案したけどこれが一番コスト的に有利だと言われたのかもしれないな。


図－１　テレビ朝日の画像に天井板の長さを追記

　重くても落ちそうにない建造物もある。直ぐに思いつくのは下のような橋。上から吊ってもいないし下から支えてもいない。


写真－１　眼鏡橋の写真の一部＠ウィキペディア

　だからせめて図－２のようにして欲しいね。中心部をやや盛り上がるようにしてお互いの板が寄りかかるようにする。そうすれば支柱が無くても落下はしないのだ。まぁそれにしても危なっかしい構造ではある。


図－２　天井の板を赤い線のようにする

　この笹子トンネルの換気方式は古い方式だそうだ。今では天井に巨大な扇風機のようなのがぶら下がってる。これもトンネルの天井にアンカーボルトで固定してあるけど大丈夫かな。今頃 「 今度からちゃんと打音点検しような 」 なんて話をしてるかも。