このツグミ、冬になるとシベリアからやってくるそうだ。ということは日本海を飛んでくるってことか。鳥は皆飛んでやってくるもんだけど、このツグミは地面の上をピョンピョン跳ねながらやってくることがある。そんな時は大抵5羽~6羽の小さな群れでやってくる。そんなんだからかな、メメの初獲物はこのツグミ。まだ子猫だったのに当時はどうやってこれを捕まえたのか不思議だった。 |
年寄りの話には耳を傾けるべきなのか、それとも古臭くて聞く価値が無いのか。ケースバイケースではあるが、歩く謙虚と言われているこのオレサマにとって自分より少し年輩の話は近未来的でとても参考になる。近未来って書くと服ならば銀色の宇宙服みたいのを着てる若い家族ってイメージだけど、実際は黒っぽい地味なちゃんちゃんこを着た爺。 渓流で魚を捕る方法は色々あるが、素手で捕まえる方法がある。水中の岩の下に手をやるとそこに居る魚を捕まえることが出来る。そんな岩の下で手探りで魚を捕まえることを山梨の別荘付近ではししぐと言う。あるババがその技を見せるために孫を引き連れて沢にヤマメを捕りに行った。時期は夏。 ヤマメは警戒心が強い魚だけど、ババはそんんヤマメを捕まえて鼻高々。しかしそこには落とし穴があった。孫もその遊びが楽しかったので浦島太郎のように時間が過ぎた。ところが長時間沢の中で行ったり来たりしてるうちにババの身体は冷えた。夏でも沢の水は冷たい。なので深させいぜい20cmか30cmなのに身体が冷えた。特に脚が冷えた。そして転んだわけでもないのに膝を痛めて病院送り。半月板の辺りをどうたらと言ってたな。 そういえば年始に雪山で一杯なんて計画があった。そんな山は寒い。若い時の気分で行くと冷えによる故障も有り得るわけだ。そういえば何年か前にヨメ所属の登山クラブで雪山で膝を怪我した年輩女性が居た。あれも寒さと関係があったのだろう。年寄りの冷や水、そういう諺が身近に感じるなぁと思う今日この頃。 |