ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

クリフハンガー@サスケ

2007年03月22日 08時40分24秒 | 思ったこと
上が失敗した手順、下はクライマーが考える手順

 サスケっていう筋肉番組を見ていたらクリフハンガーなんて課題があった。上の画像のように壁に打ち付けある細い角材に手だけでぶら下がって移動するものだ。ある選手が画像の上のような手順で失敗してしまった。反省の弁はというと、この練習をしてきたがまだまだ鍛え方が足りないというものだった。

 でもフリークライミングをやってれば下のような手順が思いつく。これは俺だけでなくヨメも同じだった。何故なら上の失敗の原因が右に移動する時に左手の置き場が無かったからだ。但し中央から右の角材の距離はけっこうあるのでこの手順でやってもかなり厳しそう。

 それと両側の壁に手と足で突っ張って登るので落ちた有力選手、落ちたことが信じられない様子だった。でも見る限りその前の課題で靴を濡らしたようで、それを拭かないでやったので突然足を滑らせたようだった。これもフリークライミングだったら足裏が濡れていたり土が付いてたら必ず拭き取ってからやる。

 こんなミスをもし口の悪い甲府のクライマーの見てる前で俺がやったとしたらボロクソに言われる。考えてないだの下手だの力だけだのと。それとサスケの詳しいルールは知らないけどこの木に足をかけたらダメなのかな。もし俺だったら下の手順で3の次に4をする前に3の右手の右側に右足の踵をかけるのが思いつく。そうすれば体重が足に分散するのでより楽に移動出来るそうだからだ。ちなみにこの技は無敵のヒールフックと言われるほどのこのオレサマの得意技である。(uso)
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竜王 vs ボナンザ

2007年03月22日 08時40分14秒 | 思ったこと
 ボナンザなんていうとヒデとロザンナなんて文句が頭に浮かぶんだけどこれは今最強のコンピューター将棋ソフト。どのくらい強いかというとプロ棋士との対戦に絶えられるくらいだから凄い。

 10年前、チェスのチャンピオンとIBMのスーパー・コンピューターが対戦しコンピューターが勝ち越した。しかし将棋ではそうは行かないと思ってた。何故なら囲碁やオセロはやがて盤上が石や駒で埋まってしまう。またチェスは取った駒を使えないので駒が段々無くなる。ところが将棋はというと取った駒を再び使えるのと、勝負を避けて延々と指すなんてのもあるから手数に限りが無い。なので将棋でコンピューターが人に勝つのはかなり厳しいんじゃないかと思っていた。ちなみに囲碁の場合、打つ手の組合わせは膨大なので全てを読み切るというのは物理的にかなり大変そう。

 ところがボナンザは過去のプロ棋士の対局を6万局も読み込んでありそれを参考にして指すという方法でやってるようだ。だからといってそれをプログラムで実現するのは難しいけど最近の若手棋士も似たような事をやっているからアプローチとしては良い方法なのかもしれない。そんなわけでもしかしたら何て思った。人はミスをするが人対人だとその場の雰囲気でミスを見逃すし場合によっては良い手に見えてしまう。羽生マジックなんてのはそういう所から生まれた。とても強い人が指したんだから凄い手に違いないと疑心暗鬼になって自滅したりする。しかし感情の無い相手にそれは通用しない。その辺りの感覚の違いについて大和証券杯特別対局ボナンザ戦。その2(当日編) に渡辺竜王本人のブログに書いてあり、人間には思いつきにくい手が出て来るなんてのも興味深い。

 実際このソフトと渡辺竜王が対戦し竜王が勝ったけどかなりいい勝負だったようだし、対戦前の様子も大和証券杯特別対局ボナンザ戦。その1(対局準備)に書いている。この調子だとやがてコンピューターが一流棋士に勝てる日が来そうだけど、10年前に羽生名人(当時名人だったかどうかは不明)はチェスのチャンピォンが負けた時、コンピューターが人間より強くなっても人間同士の対局の面白さは変らないと言っていた。確かにその通りだと思った。
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