インサイダーとか粉飾とか

　ホリエモンは、勉強しないとずるい人に騙されるよ、と言った。でも実際は自分が騙されてたようだ。

貴方はもう忘れたかしら
赤い表紙の株主リスト
２人で買ったニッポン放送
「一緒に買占め」って言ったのに
いつも貴方が売り抜ける
会社の利益芯まで冷えて
小さな株主 ガタガタ文句

私は貴方のやり方を見て
「冷たいね」って言ったのよ

若かったあの頃何も怖くなかった
ただ貴方の行け行けが怖かった

神田川：作詞喜多条忠・作曲南こうせつ

株を買われて欲しくなかったら上場なんてするな。それはごもっともな話なんだけどふとこんな物語が頭に浮かんだ。

　昔々とても恐いお兄さんがお店に現れました。でもそのお兄さんは商品を何も買ってくれませんでした。だけど「この品揃えは良くない」とか「こうした方が良く売れるなど」と言いながら店の中を毎日ウロウロしてました。他の客はそのお兄さんが恐くて店に来なくなりました。お店の人は頼むから帰ってくれといいました。でもお兄さんは 「 店の中に入って欲しくなかったら店を開けとくな 」 と言いました。

BJF300 → iP2200

プリンターの値段 ＜ 最低修理代金
　６年間使ったキヤノンの BJF300 が突然不調。店で診て貰うと、エラーメッセージが出てますねぇ、と言う。このランプの点滅で分るんですよ、と。緑と橙の点滅回数で分るんだそうだ。緑１回、橙６回、ヘッドが悪いと出た、って占いではない。でも印刷掠れも無かった等の状況を話すとどうやらメーカーに依頼しないとダメということになった。最低修理代金は１万５百円。

　用途などを説明すると、修理代と同じくらいの値段でありますよと言う。印刷速度はどう？　これ(BJF300) より速けりゃいいんだけどと聞くと、どれもそれよりは速いですよハハハということで即決。プリンターと言えばキヤノンかエプソン。同値段でエプソンのもあったけど、長谷川京子キヤノンの方が好きなのでｉＰ２２００というのにした。９９８０円也。古い方の処分代を合わせても１０４８０円。引退した BJF300 は 26029円だった。

　最近のプリンターは印字性能を出したいせいかインクの補充が出来ないのがある。カートリッジ交換はどうしても高くついてしまう。今回のは補充は出来るけどまだ新しい機種なのでそういうインクは売られて無い。ちょっと不満だなぁなんて思いながら試し印刷をしてみた。紙を吸い込む時にバコンッというけっこうショッキングな音がして驚いた。いきなり紙を詰まらせたのかと思っちゃった。でも不満らしきものはこのくらいかな。

　兎に角速いと思った。　「！」を付けてもいいくらいの進歩だった。倍以上速いって感じだ。当然電源を入れた時、ヘッドがギーコギーコ移動する儀式の時間も短くなった。物は長く大事に使うのを完全に否定されるような進歩をまた感じた。日本の物作り、恐るべし。