今頃になると鷹が南の方に渡っていくそうだ。長野県の白樺峠はそういう鷹が沢山通過するので有名だそうで『白樺峠』だけで検索すると
白樺峠のタカの渡り・2020年度速報が最初に出て来る。
何時もの場所に何時もの人達
白樺峠なら鷹を沢山見ることは出来そうだけど人も沢山いる。そこで去年行った場所に行ってみた。家から20kmくらいと近い。既にそれらしき人達が10人くらい居たんだけど全員1度は見たことある人達だった。人が少ないのは良いけど鷹も少ない。世の中、思うようには行かない。鷹は中々出て来ないので他の鳥で時間を潰す。
「 今鳴いてるのは何ですかね 」 |
「 あれはコオロギだね 」 |
そう言われてみれば地面の方、草むらからリリリと聞こえる。
エンマコオロギは何匹も居た
木の天辺を見ていると時々鳥に見えてしまうけど殆どはただの枝。でもこれを繰り返せば枝か鳥の区別がつくようになる。それにしても見つけたのはカラス、キジバト、ツバメ、モズと知ってる鳥ばかり。ボチボチ帰ろうかなという頃、ちょっと大きな鳥が飛んできた。カラスかなと見ていたら誰かが「ハヤブサだ」という声。その声が聞こえた瞬間、胴体が黒くないのと羽ばたき方がカラスと違うのが分かった。その時ならハヤブサだと分かる写真が撮れたけどカメラを準備した時には既に200mは離れてるだろうなな場所。
ハヤブサのシルエット
この日、渡りをする鷹を見ることは出来なかったけど1時間以上居ればそれなりに何か見えるもんだな。ハヤブサをあんな近くで見たなんて初めて。残念なのは去年よりは観察機能がアップしてるはずだったけど三脚のアダプターを忘れてしまい三脚はただのお荷物。アダプターは何時も嵌めとかないとダメだね。遠くのモズの写真を撮った。手持ち撮影なのでこんなもんかな。手ブレを防ぐためにシャッター速度優先で撮ったけど、セルフタイマーも組み合わせれば良かったかな。どうしてもシャッター押す時にカメラの向きが変わったりブレてしまう。
モズ