NHKのコズミックフロントを録画して観ている。日常と違って壮大な世界ってのが良いんだけど、ヨメは職場などで宇宙人と呼ばれてた割にこの方面の知識が限りなくミクロだった。まぁ薄々だったけど。
晴れた日に夜空を見上げると星座が見える。例えば冬の星座であるオリオン座は四角形の中に三ツ星がある。都合7つの星をヨメは正月に上げる和凧のように地球から等しい距離にあると思っていた。調べてみたらベテルギウスは 642光年、リゲルは地球から 860光年と随分と差がある。「 じゃぁ何で並んで見えるの? 」 と食い下がるけどそう見えるんだから仕方ない。遠くにあっても明るい星なら近くの星と同じように見えるのだ。
オリオン座を真横から見たヨメのイメージ
天の川は何だって話から地球を含む太陽系は天の川銀河(以下銀河)の端っこの方にあってと説明した。そのうちにオリオン座は何処にあるのって聞いてくる。ふと思ったが夜空に見えてる星は宇宙のどの辺りにあるんだろ。銀河の中なのか外なのか。そんな事が分かる宇宙地図を探したけど見つけられなかった。少なくとも点にしか見えないアンドロメダ星雲の中などに無いことは確かだ。
国立天文台より
上の図を見ると銀河は巨大だ。オリオン座の星の地球からの距離が1000光年とした時に銀河の直径はその100倍。だから夜空に見える星は銀河の何処かにあると思って良いのかな。俺は漠然と銀河の外まで見えてると思ってたけどそうではなかったみたいだ。