Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

イルミネーションが街を彩ります。このblogは幅広い話題で彩りますよ

『タガタメ』

2005年09月08日 23時50分08秒 | つれづれ日記
今回の万博めぐりは、「とにかくグローバルコモンを全制覇!」することを目標としていたので、込み合っていて入れないパビリオンは入らないことが、まあ、ある種の約束事だったのですが、いろんな人の話を聞いてみて、やっぱりどうしてもいきたいなぁと思っていたパビリオンがありました。それは、「グローバルコモン2」にある「国際赤十字・赤新月館」です。

やはり人気が高く、パビリオンにつくと「2時間半待ち」ということ。時間は午後2時のちょっと前。2時間半後でも4時半だし、せっかくだからと友人とともに列に加わりました。

待っていると、1時間半ぐらいでパビリオンの中に入れました。中に入ると、国際赤十字・赤新月の活動が写真で説明されていました。

我々日本人にとっては、「赤十字」といえばすぐに理解ができますが、「"赤新月"って何?」という方は多いと思います。「赤新月」はイスラム教国における「赤十字」にあたる組織のことで、イスラム教では「十字」はキリストが処刑された十字架を連想させるものであるため、「赤の三日月」を描くマークを使っていて、これも赤十字と全く同じ意味を持っています。イラクなんかで復興作業を行っている映像なんかでは「赤十字」ではなく「赤新月」になっています。

で、パビリオンに入ったところでしばらく待っていたのですが、そのときもシアターから流れてくるMr.Childrenの『タガタメ』に心の中ではうるうる来ておりました。

そしていよいよシアターへ入り、ソファーに体を預けて真上にあるスクリーンを見ました。

そこに現れた映像は、悲惨な戦争現場での負傷した人たちやスマトラ沖地震での津波に飲み込まれるところ、極めつけは、戦争現場で逃げている途中で撃たれてしまいその場で転げてしまう子供の姿でした。その一方、新たに生まれてくる命や、体の一部を失ってしまったけれど、懸命にリハビリをして復帰しようとがんばっている人たちの姿も映し出されていました。

それらの映像とともにバックグラウンドで流れていたのが、Mr.Childrenの『タガタメ』だったんです。テレビでは「カップヌードル」のCMで、「No Border」というテロップとともに流れているあの曲です。

『子供らを被害者に加害者にもせずに
 この街で暮らすためまず何をすべきだろう?
 でももしも被害者に加害者になったとき
 出来る事といえば 涙を流し 瞼を腫らし
 祈るほかにないのか?』

まさしくこのパビリオンのために作った曲なんじゃないの?といわんばかりにはまってしまう曲です。

私も目に涙がたまってしまいました。

本当に「今生きていること」のイミを考える時間が必要なんでしょうね。

あんな街に行ってみたいもんだ

2005年09月08日 23時32分48秒 | つれづれ日記
グローバルコモン4にあるベルギー館では、なかなか面白い展示物になっていました。

中に入ると立体的に見える絵がありました。「何かな」とおもって近づくと、絵が2重になっていたんです。手前側はメッシュになっていて後ろの絵が透けて見えるというわけですね。

で、その後は円形のスクリーンに映し出された町並み。

石畳の通りの両側に、決してカラフルじゃなく、モノクロなんだけどとてもデザインが素敵な建物が並んでいる。で、カフェなんかでお茶をしている風景なんかはおしゃれですよ。

ああいういかにも「ヨーロッパ」的な街も行ってみたいもんです。

「ビールの祭典 スペシャル」

2005年09月08日 23時07分41秒 | つれづれ日記
今回は、食だけではなく、「ビール」も飲んできました。

まず、「グローバルコモン4・ヨーロッパエリア」では、「リトアニアのビール」をいただきました。味はまあ、ヨーロッパビールによくあるような味でして、濃いー感じでしたね。

続いて「グローバルコモン1・アジアエリア」では、「スリランカのビール」をいただきました。

締めは「グローバルコモン6・オセアニア、東南アジアエリア」の「ラオスのビール」です。

そのほかに普通の日本の生ビールもいただいたので、今日は4杯もビールを飲んじゃいました。しかし不思議とビールが残っていない感じなんですね。暑さで酔いも吹っ飛んでしまったかな?

「食の祭典 スペシャル」

2005年09月08日 23時01分31秒 | つれづれ日記
今回の万博は、「万国博覧会」ということで、世界の料理やビールを飲もうというコンセプトの元に友人と行ってきました。

まずは「グローバルコモン5・アフリカエリア」からスタート。ここでは、売店で「シシ・ケバブ」をチョイス。「シシ」は「串にさしたもの」の意味で、「ケバブ」は「焼いた肉料理」という意味らしい。イスラム国家ではよくある料理みたいですね。というか、中国とかでもイスラム教の人たちがいるとそういう料理があったりします。

そして、「グローバルコモン4・ヨーロッパエリア」では、コーカサス共同館にて「ビーフケバブ」を食しました。こちらはトルティージャみたいなものに包んであって食べやすくなってました。

続いて「グルーバルコモン2・北、中、南アメリカエリア」では、アンデス共同館で「ワニサンド」を。これは「ワニ」のお肉をサンドしたもので、味はまあ普通の白身魚というか、そんな感じでこれは普通に食べられるなという感じでした。

万博というとパビリオンの内容ばかりに目が行きがちですが、こういう料理を食べ歩くのも楽しいものです。