今回の万博めぐりは、「とにかくグローバルコモンを全制覇!」することを目標としていたので、込み合っていて入れないパビリオンは入らないことが、まあ、ある種の約束事だったのですが、いろんな人の話を聞いてみて、やっぱりどうしてもいきたいなぁと思っていたパビリオンがありました。それは、「グローバルコモン2」にある「国際赤十字・赤新月館」です。
やはり人気が高く、パビリオンにつくと「2時間半待ち」ということ。時間は午後2時のちょっと前。2時間半後でも4時半だし、せっかくだからと友人とともに列に加わりました。
待っていると、1時間半ぐらいでパビリオンの中に入れました。中に入ると、国際赤十字・赤新月の活動が写真で説明されていました。
我々日本人にとっては、「赤十字」といえばすぐに理解ができますが、「"赤新月"って何?」という方は多いと思います。「赤新月」はイスラム教国における「赤十字」にあたる組織のことで、イスラム教では「十字」はキリストが処刑された十字架を連想させるものであるため、「赤の三日月」を描くマークを使っていて、これも赤十字と全く同じ意味を持っています。イラクなんかで復興作業を行っている映像なんかでは「赤十字」ではなく「赤新月」になっています。
で、パビリオンに入ったところでしばらく待っていたのですが、そのときもシアターから流れてくるMr.Childrenの『タガタメ』に心の中ではうるうる来ておりました。
そしていよいよシアターへ入り、ソファーに体を預けて真上にあるスクリーンを見ました。
そこに現れた映像は、悲惨な戦争現場での負傷した人たちやスマトラ沖地震での津波に飲み込まれるところ、極めつけは、戦争現場で逃げている途中で撃たれてしまいその場で転げてしまう子供の姿でした。その一方、新たに生まれてくる命や、体の一部を失ってしまったけれど、懸命にリハビリをして復帰しようとがんばっている人たちの姿も映し出されていました。
それらの映像とともにバックグラウンドで流れていたのが、Mr.Childrenの『タガタメ』だったんです。テレビでは「カップヌードル」のCMで、「No Border」というテロップとともに流れているあの曲です。
『子供らを被害者に加害者にもせずに
この街で暮らすためまず何をすべきだろう?
でももしも被害者に加害者になったとき
出来る事といえば 涙を流し 瞼を腫らし
祈るほかにないのか?』
まさしくこのパビリオンのために作った曲なんじゃないの?といわんばかりにはまってしまう曲です。
私も目に涙がたまってしまいました。
本当に「今生きていること」のイミを考える時間が必要なんでしょうね。
やはり人気が高く、パビリオンにつくと「2時間半待ち」ということ。時間は午後2時のちょっと前。2時間半後でも4時半だし、せっかくだからと友人とともに列に加わりました。
待っていると、1時間半ぐらいでパビリオンの中に入れました。中に入ると、国際赤十字・赤新月の活動が写真で説明されていました。
我々日本人にとっては、「赤十字」といえばすぐに理解ができますが、「"赤新月"って何?」という方は多いと思います。「赤新月」はイスラム教国における「赤十字」にあたる組織のことで、イスラム教では「十字」はキリストが処刑された十字架を連想させるものであるため、「赤の三日月」を描くマークを使っていて、これも赤十字と全く同じ意味を持っています。イラクなんかで復興作業を行っている映像なんかでは「赤十字」ではなく「赤新月」になっています。
で、パビリオンに入ったところでしばらく待っていたのですが、そのときもシアターから流れてくるMr.Childrenの『タガタメ』に心の中ではうるうる来ておりました。
そしていよいよシアターへ入り、ソファーに体を預けて真上にあるスクリーンを見ました。
そこに現れた映像は、悲惨な戦争現場での負傷した人たちやスマトラ沖地震での津波に飲み込まれるところ、極めつけは、戦争現場で逃げている途中で撃たれてしまいその場で転げてしまう子供の姿でした。その一方、新たに生まれてくる命や、体の一部を失ってしまったけれど、懸命にリハビリをして復帰しようとがんばっている人たちの姿も映し出されていました。
それらの映像とともにバックグラウンドで流れていたのが、Mr.Childrenの『タガタメ』だったんです。テレビでは「カップヌードル」のCMで、「No Border」というテロップとともに流れているあの曲です。
『子供らを被害者に加害者にもせずに
この街で暮らすためまず何をすべきだろう?
でももしも被害者に加害者になったとき
出来る事といえば 涙を流し 瞼を腫らし
祈るほかにないのか?』
まさしくこのパビリオンのために作った曲なんじゃないの?といわんばかりにはまってしまう曲です。
私も目に涙がたまってしまいました。
本当に「今生きていること」のイミを考える時間が必要なんでしょうね。