ただいま帰国しました。
これから名古屋に乗り継ぎです。
それにしても、ルフトハンザの機長さんはなかなかシャレが分かるというか、粋な人というか。
成田に到着する前に、「もうすぐ成田に到着します。現地の天気は・・・」なんてアナウンスを始めました。まぁ、どの飛行機に乗ってもだいたいアナウンスされますよね。
で、その機長も、「成田の天気は晴れ、気温は24度の予報です。」と言った後です。「ワールドカップの結果ですが、フランスとスペインが勝って、決勝トーナメントに進みましたよ」と言ったんですよ。
いやぁ、いったいどうやって機長は結果を聞いたんだろう?手段は無線か衛星か。ま、おそらくは無線だろうなぁ。無線で「フランスどうなった?」なんて聞いたんでしょうね。というか、機長は操縦に専念しろよ。ホントに。
ま、乗客が一番欲しい情報だったんですけどね。ナイス、キャプテン。
ところで、機長のアナウンスはドイツ語と英語で行われ、ほぼ同じ内容だったと思われます。(ドイツ語はわかりませんが、確かにフランスとか、スペインとか言ってた気がするんで。)
その後、日本人のCAさんが訳してくれるんですけど、成田の天候しか言ってくれなかったよ。せっかくならその後のフランスとスペインの話も訳してあげりゃ良かったのにね。
粋な機長さんといえば、昔、仕事で福岡に出張したときの話。当時の課長さんと福岡で仕事だったのですが、私は名古屋駅に出るよりも名古屋空港に出たほうが早いので、飛行機で行きたいと行ったんですよ。ということで、課長とは現地で会うということにしたんです。その日はすごくジェット気流が強くて、名古屋から福岡は完全に向かい風。しかも、乗っていく飛行機自体が小型なので無理に飛ぶとダメだそうなので、いつも飛ぶ高度の半分くらいの高度でしか飛べないということでした。
飛行機は高い高度にあがるほど空気が薄くなり、空気抵抗が少なくなるので速度が上がります。逆に低い高度だと空気抵抗で遅くなるんです。その飛行機は低い高度で飛ぶので、いつもよりも15分ほど余分にかかるということでした。そのときの機長のアナウンスが粋でしたね。
機長は、「いつもより低い高度を飛んでいるため到着が遅れますことをお詫びいたします」と述べた後です。「そのかわり、外の景色がごらんいただけると思います。今は右手に●●山地、左手には瀬戸内海が見えております。この先は、××の上空を通り、最後は右旋回して福岡空港に着陸します」なんてことを言うんですよ。
確かに低い高度ゆえ、瀬戸内海が強い風を受けて波立っているところに光が当たりキラキラしているのが良く分かりましたね。こういうアナウンスをしてくれるって言うのはいいですね。
========
LongMing (^o^)v