Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

イルミネーションが街を彩ります。このblogは幅広い話題で彩りますよ

飛行機の中では静かにしなさい

2004年08月21日 21時40分26秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/8/5 TUE. あめ in 大阪


帰りのフライトでは、時間が大幅に進むので、日本到着は次の日になる。到着まで、残り4時間くらいになり、機内では、3本目の映画、「陽の当たる教室」(ちょっと古いかな)が上映された。何回見ても感動ものだが、前に座っていたガキどもがシートの上に立て膝ついて後ろを向いて話をしている。そうされると、遮られて映画が見れなくなる。それに加えて、うるさい。人というのは、どうして集団になると周りが見えなくなるのか?

到着1時間前。朝食のサーブが始まる。3回目の機内食だ。もう、なんだか胃の調子がおかしい。

着陸態勢にはいる。今日の大阪のコンディションは雨。気温22度。ただ、乱気流の所を通るので、かなり揺れた。元々飛行機は揺れるようにできているようだ。これだけ揺れたにもかかわらず、この機のパイロットは腕がいいのか、着陸時もショックがほとんどなかった。定刻より1時間遅れの、 3:07、日本に到着。

入国審査も、税関もすんなり終わった。さて、名古屋に帰るか。と、財布を見ると、日本円がない。銀行でおろせることの気づき、ほっとする。

バイバイ、アメリカ

2004年08月21日 21時39分05秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/8/4 MON. はれ


今日は朝の5時に起きた。昨日の夜は早くベッドに入ったんだけど、まるで遠足の前の日みたいに、眠れ泣くって、朝起きたら目の下にクマができてた。おきて、身支度をし、チェックアウト。タクシーは6:00よりちょっと前に来た。タクシーに乗る。「いくらですか?」と聞くと、「$6です」というので、チップを含めて$8渡した。(これが多いのか少ないのかは分からない。)空港には6:05頃についたが、すでにカウンターの前には長蛇の列が。結局1時間待った。定刻9時になっても、なかなか出発せず、離陸は9:20。ミネアポリスには 11時ごろついたが、お昼ご飯を食べようと、店で並んでいると、大阪行きの搭乗が始まってしまった。後ろの方の席だったので、搭乗は早い。やむなく、お昼ご飯なしで飛行機に乗る。いよいよ離陸を待つ。誘導路まで出たが、なぜか引き返している。アナウンスでは、ドアに故障が見つかったので、整備するとのこと。定刻は11:35だが、離陸は12:20だった。飛行機のタイヤが滑走路を離れ、僕は日本へと向かった。

アメリカ最後の夜

2004年08月21日 21時38分16秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/8/3 SUN. はれ


いよいよ今日でアメリカも最後だ。今日は産業科学博物館へ行った。ここには、アポロ8号の月着陸船やスペースシャトルの模型などがある。他にも、飛行機、車、鉄道などの模型などが展示されている。この帰り道、自然史博物館の周辺で、通りを遮ってたくさんのフープが(100個くらいはあった)おいてあって、3 on 3 の大会みたいなものをやっていた。明日は7:00には空港にチェックインしなければいけない。ホテルを移ったが、このホテルには送迎バスがないという。フロントでは、明日どうなさいますか?ときかれたが、タクシーを手配してくれると言う。でも、ぼったくられるのはいやだったから、「いくらくらいかかるのか?」と聞くと、ホテルと提携していて、決まった値段らしい。それならば、と、ついに最終日になってタクシーに乗ることになる。あすの朝起きれるのだろうか?

おそわれる!かも?

2004年08月21日 21時37分00秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/8/2 SAT. はれ


今日は真夜中にとても恐ろしいことがあった。なにやら、”カチャ、カチャ”と鍵をあけるような音が...”誰かがドアを開けようとしてる!!”この部屋は入り口のドアの他に、隣の部屋へのドアがついている。もちろん、こちら側と、あちら側の2枚のドアがあって、それぞれ鍵がかかるのだが。その隣とのドアか、入り口のドアかどちらかは分からないが、誰かがあけようとしているのだ。時計は 2:00。しばらく、1,2分でいなくなったが、事の真相は、僕が思うに、隣の部屋の人が、部屋を間違えたのではないか。この部屋の斜め前に、 ice machine があるので、氷を取りに、行った後、自分の部屋を間違えたのであろう。表で何か言っていたので、酔っぱらいだろう。その後も隣ではゴソゴソと音が...こっちは気になって眠れなかったが、なんとか寝たらしく、次に目が覚めると7:00を回っていた。

今日は水族館へ行った。思えば、僕は生まれてから水族館には1回しか行ったことがない。いるかのショーを見に行った。ショーの前にはクイズを屋やって、盛り上げた後、いるかのショーが始まる。この年でも結構感動するものだ。水族館を出て、自然史博物館へ。恐竜の骨がどーんとある。ここまでの疲れが来たのか、もうあちこち歩き回るだけの元気はなく、外に出て、ミシガン湖を眺める。今日は週末ともあって、たくさんの人がボートで湖へ出ていた。ここで、ミシガン湖を回るツアーがあったので、乗ってみた。30分ほどのクルージングだが、ミシガン湖は本当に海みたいだ。カモメが優雅に飛び交い、心地よい風が吹く。本当にこんな天気がいい日に、船でクルージングしたら気持ちいい。船から見るシカゴの街は、高層ビルが建ち並んでいて、本当に大都市なんだと実感する。

またもや中国人に間違われる

2004年08月21日 21時30分22秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/7/31 THU. はれ


いよいよシカゴだ。数日前にTVで見たのでは、シカゴはすごく暑いようなことを言っていたが、そんなことはなかった。日向はさすがに暑いが、影には入れば風が心地よく感じられた。今日は街を歩いてみた。いろんなお店があって、CD屋さんにはいる。アメリカのCDショップにはカセットテープが結構おいてある。この辺は日本のものとはちょっと感じが違う。本屋に入って、「Japan」の旅行ガイドブックを見てみた。表紙が歌麻呂の絵だったが、日本では見ない表紙だ。中身を見ると、やたらに "odd" が多い。"odd" にはいい意味があったっけ?あるお店に入ったら、店員が中国系の人で、僕を見るなり、中国語で話しかけてきた。きょとんとしていると、「あなたは中国人ですよね?」と英語で言われ、「Japanese」と言うと、「Japanese?」と言って驚き、他の店員と、「中国人と見間違えちゃったわ」と話していた。どうやら僕の顔は中国人から見ると、「中国人顔」らしい。

僕は中国人?我是日本人!

2004年08月21日 21時29分32秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/7/30 WED. はれ


今日はいよいよ最終目的地、シカゴに向かう。ホテルをチェックアウトして、30th St. Station に向かったが、どうしてもタクシーに乗れない。第一に、高い。第二に、ボラれるかもしれないからだ。特に、人の良さそうな、だまされやすい自分のことだから、きっとそうだ。だから歩く。結構な距離がある。やっとの思いで駅に着く。ここで、SEPTA の Rigional Train に乗る。これは、空港までつながっていて、一本でいける。フィラデルフィア国際空港もかなりでかい。荷物を持ってチェックインカウンターへ行く。すると、カウンターのおじさんは、日本語で書かれたボードを取り出し、「パスポートを拝見します」と書かれたところを指さし、その下には、「だれた他人から荷物を預かったり、知らない人からものをもらったりしたか」と書かれてあって、「No?」ときかれた。「No.」と答える。しかし、こういうボードを用意してあるんだ。日本語の他にも、ハングル、中国やいろんな語で書いてあった。

中国語と言えば、飛行機に乗って、離陸を待っていると、1つ空いた隣に人が座り、いきなりこちらを見るなり、「ニーハオ」と言われ、唖然としていると、相手は不思議そうな顔をして何か訳の分からないことを話しなじめた。僕は、少しだけ覚えた中国語を使って、「我是日本人。[ウォー シー リー ベン レン](私は日本人です)」と言うと、「日本人?」と聞き返し、それから「Japanese?」というので、「Yes」といえば、「中国人かと思った」と言われた。そういえば、サンフランシスコでも中国人に間違われたよな、俺って。俺って本当は中国人?途中で乗換のためにデトロイトに着いた。ここは、日本人も多いのか、あちらこちらで日本語併記の表示を見る。でも、トイレに行ったら、Men の下に、「殿方」と書いてあるにのは笑いそうになった。今時”殿方”はないであろう。ちょんまげでもしなきゃならんのか!

ここで、シカゴ行きに乗るのだが、ハプニング発生。「本日は機材トラブルのため、機材を変更します。今一度チェックインをお願いします...乗り継ぎの方は...」とのアナウンス。急いで、カウンター前の列に並ぶ。時計は 2:50。定刻は 3:05 で、 On time の表示。「やばいかも」と思っていると、時計が 3:05 に。でも、飛行機が飛んだ形跡はない。やっと自分の番が回ってきた。「この飛行機には乗れるの?」聞くと、「OK」と言って、シート番号をまるで囲った。乗り継ぎ客はちゃんと乗れるようになっていると、アナウンスしたと言われた。機材が A320 から DC-9 に変わったおかげで、20人ほど乗れなくなった。それで、「次の便に変わっていただける方を募集します。変わっていただいた方には$400を...」これはすごい。アメリカ人たちは率先して手を挙げていた。僕には時間をずらすほどの余裕がなかった。今思えば、変わっておけばよかったと思う。

飛行機に乗ると、非常口の所だった。アメリカでは、連邦政府により、非常口に座ることができるのは、非常の際に非常口を開き、誘導し、スチュワーデスの指示に従って自分で行動できる人である。だから、子供はダメだし、目が悪い人(めがねをかけている人)もダメ、と書いてある。シカゴ、オヘア空港に着陸するにも、たくさんの飛行機が列を作って順番に降りてきていた。しかし、空港の広さにはいつも驚く。さすがはアメリカだ。

地下鉄にびっくり

2004年08月21日 21時28分36秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/7/29 TUE. はれ


アメリカ独立の地、Philadelpha 。ホテルから30th St. Station へむかう。ここから地下鉄に乗って Independence park へ向かうのだ。Philadelphia の地下鉄はSEPTA と言って、トークンの買い方がちょっと変わっている。$2.50を入れると、トークン2枚と、50セントのお釣りが出てくる。これが最小単位で、あとはいくら入れると、トークンが何枚という感じだ。トークンを買い、地下鉄に乗るが、この地下鉄がすごい。そう、まるで、地下鉄東山線(名古屋の地下鉄です)の黄色い電車(創業当時からのものか分からないが、とても古く、冷房もなしで、走ると中で会話できないぐらいうるさい)と同じだ。今まで乗った、サンフランシスコのBART、アトランタのMARTA、DCのMETROのすべてが近代的で、車両はじゅうたん敷きで、コンピューター化されているのに、SEPTAはやや見劣りするかも。車内アナウンスはないので、駅の表示とにらめっこ。 5th St. で降りて、Liberty Bell や Independence Hall を見学。ここでは、ツアーで独立宣言についての話を聞いた。このツアーのガイドは、かなりのギャグ好きで、途中笑いを起こさせながら説明していたが、ツアー参加者の中に、ワシントン大学で、アメリカ史を教えている先生がいて、彼にかなり詳しいことまで言われてタジタジだった。 Independence Hall の前にはワシントンの銅像がある。この、Hall の隣には、第1回議会が開かれた国会議事堂があるが、工事中で見られなかった。

小包を日本に送る--実家大迷惑!なぜ?

2004年08月21日 21時27分52秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/7/28 MON. はれ


さあ、きょうはDCからフィラデルフィアに向かう。この移動には Amtrak を使う。そのために、地下鉄で Union Station に行く。DCの地下鉄は Metro といい、切符は、入れた金額が記録され、その金額内で、乗り降りできるフェアカード方式だ。それにしても、アメリカの地下鉄は暗い。省エネのためか?これでは犯罪が起こってもおかしくないぞ!やっぱり、人の多いところで待つ。Union Station はでかい駅だ。その隣には、中央郵便局とともに、国立郵便博物館がある。ここの郵便局で、旅行中に買ったものや、いらなくなったガイドブックなどを日本に送り返してしまおうと思った。窓口で、「これを送りたいんだけど」「箱に入れてくれ」「箱あります?」ときくと、持ってきてくれた。$1.50だ。結構丈夫。荷造りして、再び窓口へ。「これを日本に送りたいのですが」というと、「へ?どこに送るの?」と聞き返された。まだまだ自分の発音はダメらしい。発音ネタでもう一つ。Amtrak の切符を買うときに、「To Philadelphia」といったら、「え?どこだって?」と聞き返された。2度言って通じた。”Philadelphia”ってどう発音するの?ちゃんと、ph は唇をかんで発音したのに。それと、イントネーションも難しい。いろんな人に聞かれても、「え?何だって?」と言われた。ゆゆしき問題である。

それはさておき、郵便局で荷物を送るのだが、きちんとした用紙に、相手の住所や名前を書いて、荷物に張り付けるというのが日本の常識になっているが、海外では、箱自体に書くのですね。「住所はどこ?」と聞かれました。「ここに住所を書いて」といわれ「英語ですか?日本語ですか?」と聞けば、苦笑して、「もちろん英語よ」と言われた。そして、「Air or Sea?(航空便か、船便か)」ときかれ、どれぐらいで日本に着くか聞いたら、航空便で1週間、船便で2ヶ月かかると言われた。

Amtrak のカウンターで切符を買うが、いくらか分からないので、カードで支払った。$33だった。結構安い。それに、座席もでかいし、結構快適に過ごせた。2時間で、フィラデルフィアの 30th St. Station に到着。毎度のことだが、ホテルの場所が分からず、苦労した。今日も、地図では1マイル(約1.6キロ)ぐらいなのに、30分もかかってしまった。

帰国後分かったことであるが、このとき送った荷物がちょっとした騒動を起こしていた。窓口で、住所を書いたまではよかったが、送り先の名前を書くのを忘れてしまったのである。つまり、自分の名前を書き忘れたのだ。郵便屋さんも困ったらしく、我が家に来て、「この荷物の住所は確かにここなんですが、何か心当たりはありますか?」と、尋ねてきたらしい。我が家族は爆笑したと言うことだ。「自分の名前を書く」事はとても大事だ。

日本の台風が”ロージー”?

2004年08月21日 21時22分41秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/7/27 SUN. はれ


今日はホロコースト博物館へ行った。10時10分前ぐらいに行ったらすごい人の列で、チケットには12:15入場と書いてある。常設展はチケットがないと入れないが、特別展はなくても入れる。入り口にはX線検査や金属検知器があって、さしずめ飛行機にでも乗るのではないかという感じだ。このときの特別展は、ナチスのオリンピックを使ったアピールについてだった。ご存じの通り、ヒトラー率いるナチス政権下のベルリンで夏のオリンピックが開かれた。この大会に、アメリカは参加するかしないかで悩んだ。参加したいスポーツ界の意見と、参加させたくない政府側が激しく議論した結果、参加することが決まった。そのほか、いろいろなことが分かった。常設展では、「ホロコースト」について。その歴史が展示されてあり、写真やフィルムなど、映像で訴えるものには、時々目を覆いたくなるようなシーンも入っている。しかし、我々は、きちんと直視しなければならないことだろう。

今日はもう疲れたので、ホテルに戻った。DCは予想以上に広く、全部歩いて回ったので、すごく疲れがたまっている。TVでも見るかと、スイッチを入れると、日本の台風についてやっていた。四国のどこかで大洪水が起こり、死者が出たというようなものだった。アメリカの台風には名前が付けられることは前から知っていたが、日本の台風にも名前を付けるのだと言うことがアメリカに来て分かった。ちなみに、この、四国を襲った台風は「ロージー」という。日本は「ロージー」が暴れて大変だったが、アメリカでは「ダニー」がおそって大変だったみたいだ。(アトランタの大雨は、この台風によるものだと言うことも、今日分かった。)

航空宇宙博物館へ

2004年08月21日 21時21分54秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/7/26 SAT. はれ


今日は White House を見学するために早起きしようとしたが、寝坊してしまい、またチケットを手に入れ損ねた。その後、国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)へ。ここは、飛行機や、スペースシャトル、ロケットの歴史や模型などがあって、とてもすごい。フィルムを上映していたり、飛行機が飛ぶ仕組みなどを、子供にも分かるように説明してあったりする。また、戦争時の、各国の飛行機部隊の容姿が展示されていた。ここには、零戦が展示されてあって、当時の日本の技術もすごかったんだと思った。「月の石」もさわれるようになっていて、皆がさわっていた。とにかく、いくらスペースがあっても書ききれないぐらいいろんなものがある。日本の博物館とはちょっと差が大きいかな。それに、入場料がただと言うのも、さすがはアメリカだ。

ナイトツアーに出かける

2004年08月21日 21時21分02秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/7/25 FRI. はれ


さて、DCをいろいろ回ろう!と、まずはWhite Houseのある公園へ。White House 見学ツアーのチケットをもらいに、Department of Commerce の所へ行った。しかし、「今日の分はありません。明日の7:30から配るから」と言われた。後でツアーに参加した話だと、「ボーイスカウトが全部取ったんだ」と言っていた。そう、ここDCには、B.S(Boy Scout)が、ぎょうさんおって、DC中を占めている。National Jamboree(ナショナル・ジャンボリー)があって、全米から集合しているのだ。(ジャンボリーは、ボーイスカウトがキャンプ生活を通して、お互いの友情を深めるもので、日本でも行われている)しかたがないので、ワシントン記念塔へ。思ったよりでかくてすごい!ここでも入るにはチケットがいる。チケットをもらうと、1時間待ちだ。座って待っていると、隣には日本人家族がなにやら話していた。

子供A: 「DCって何?」
子供B: 「Difficult City(難しい街?)の略じゃない?」

おまえたちは何しにDCに来てるんだ!と、一発つっこみを入れたくなるような会話である。もちろん正解は District of Columbia(コロンビア特別区)です。こういう日本人は結構多いのだろうか?さて、塔に上る。エレベーターで70秒らしい。上まで上ると眺めはサイコー。降りて、今度はリンカーン記念館へ。この2つの間にあるのが Reflecting Pool といって、 2000フィートの長さのプールになっている。記念館のリンカーンの像はとてもでかかった。その像の左側の壁には、あの有名な、Gettysburg Address がある。「government of the people, by the people, for the people (人民の、人民による、人民のための政治)」は、民主主義の礎になったものである。その後、国立歴史博物館(Museum of National History)へ。ここには、戦中の日系人や日本人の迫害や、日系人アメリカ兵の活躍など、日本人として何か考えさせるようなものだ。

今日は、ナイトツアーを申し込んだ。さすがに、暗くなってからでは、一人での外出はしたくない。でも、ライトアップされたいろいろなものを見てみたい。そんなときにこのツアーのチラシが目に飛び込んできた。行きも、帰りも、ホテルまでバスが来るというので心おきなく参加できた。White House、Lincoln Memorial、Washington Tower、The Capitolなどを見たが、Iwo Jima 何とかと言うところも言った。Iwo なんて英語は見たことがなかったので、いったいどこだろうと思ってたら、なんと、日本語の「硫黄島」の事だった。ローマ字ではIOUと書くのだが、英語風になると、IWOになるのだろう。ここでは、アメリカが、第二次世界大戦で激しい戦闘の末日本を倒したときに、星条旗を立てようとする若い兵士を形作った像があって、その周りにはアメリカ軍の戦闘地を年代順に掘ってあった。今日は非常に複雑な心境になった。

久しぶりに日本人と会話する

2004年08月21日 21時20分02秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/7/24 THU. はれ


今日はいよいよDCへ向かいアトランタを出発。途中で、デトロイトを経由したが、そのときに、隣には、中国の視察団の人たち一団が座っていた。何か、「経済」何とかと書いてあった。いよいよ、飛行機は18:28についた。結構あたりが暗くなっていて、「さて、ここからどうやってホテルまで行こうか?」と思っていたが、タクシーはぼられるかもしれないので、バスに乗っていった。なんか、いろんなホテルまで乗っけていってくれるらしい。チケットを買い、バスに乗り込む。すると、すでに乗客が2人。おばさんだ。2人のおばさんはこちらを見、そのうちの1人が「日本の方ですか?」と聞いてきた。「そうです」というと、しばらくその2人のおばさんらと会話した。おばさんたちは2人で東海岸をいろいろと回るそうだ。久しぶりに長く日本語を話せたのがうれしい。ホテルについて、チェックインを済まし、部屋へと向かう。この近辺は、割と治安も良さそうだし、部屋も、スイートルームっぽくて、一人ではもったいないぐらい。1泊13000円もするからかもしれないが、結構いい感じである。

キング牧師を訪ねて

2004年08月21日 21時14分57秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/7/23 WED. あめ


今日はキング牧師の HISTORICAL AREA へ向かう。だが、すごい雨が降っている。昨日の夜は雷が近くに落ちてたし、はっきり言ってすごい。これでは日本の梅雨の終わりと変わらない。とにかく折りたたみ傘をさして駅へ向かう。ちょっと歩くと Peachtree Center 駅に着く。ここから地下鉄でFive Point 駅まで行ってそこからバスに乗る。しかし、Five Point 駅で、バス停が分からない。と言うのも、ここは、東西南北に走るバスの始発点であり、いろんな方向に出ているので迷ってしまった。誰かに聞こうとも、また$2取られたらかなわん。そこで、インフォメーションへ。ちょっとケバイおばさんがいた。「キング牧師の歴史地区へ行きたいのだが」というと、地図を取り出し、「今ここだからこの通りを4ブロック行って...」と、マーカーで印を付けながら教えてくれた。雨が降っていたので、歩くのはいや。「もしバスで行くには」と聞くと、「#3のバスで、この通りをあっちに行って、こっち行きのバスに乗るのよ」と丁寧に教えてくれた。「長く時間をとれるならたくさん見るところがあるから」と行ってパンフもくれた。バス停まで行き、バスに乗るが、そのときにドライバーに「キング牧師地区へ行くか?」と聞くと、「Yeah」の返事。地図で一応降りるところを確認するが、ドライバーが「次がキング牧師の...」と行ってくれた。この地域には、キング牧師の父がつとめ、後に自身もつとめたバプテスト教会があり、そのむかいには Visitor Center がある。ここではキング牧師の運動についてのパネルや写真が展示してある。初めて見るものが多く、いい勉強になった。Gift Shop があるところには、大きなプールがあり、そこにはキング牧師のお墓があった。大理石でできていて、みんながコインを投げ入れていた。キング牧師の生家を見るツアーがあり、このツアーに参加しないと生家の中には入れない。このツアーに参加するとき、「3:30しかあいてない」と言われたが、「もっと早いのはないの?」と聞くと、「12:30でいいか?」との返事。結構言ってみるものである。ところが、この時間のツアーは子供会と一緒だったので、子供がぐずるは、けんかするはで大変だった。キング牧師について理解が深まった。

初めてアメリカ人相手に電話する

2004年08月21日 21時13分56秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/7/22 TUE. はれ のち あらし


今日はホテルをチェックアウトして別の所へ移る。なぜなら、アクセスがちょっとしんどいからだ。チェックアウトをして、荷物を持って地下鉄の駅へ。その途中の公衆電話で新しくホテルを探す。インフォメーションでもらったアトランタの地図を見ると、いろんなホテルの広告が出ていた。その中から一番安いところへ電話する。しかし、これが電話初めてである。面と向かっていれば、何とか相手の表情とか、こちらも、ジェスチャーを使って伝えられるが、電話は音だけ。しかも、結構早口になる。思い切って電話すると、つながった。「部屋は空いていますか?」「いや、満室だ。」これだけなら何とか伝えられたし、こっちも分かった。次に安いところへ電話。つながったが、どうやら、全米中の予約を扱っているところへつながったらしく、まずは、「どちらの都市へ行くか?」と聞かれた。「ATLANTA(アトランタ)」と答えると、「ARABAMA?(アラバマ)」と聞き返された。「アトランタ!」と、日本語で言ったら通じた。(変な話だ。)そして、「アトランタのどこ?」「Downtown(中心部)」そしていろいろと聞かれたが、一番大変なのは、数字と、月の名前だ。とっさに反応できないものだ。これはクレジットカードのナンバーを言うときにおそってくる。10月とかとっさに出てこない。ま、そんなこんなで、予約できた。そして、地下鉄に乗ってそのホテルに向かう。駅でボケーとしていると、知らない人が「この駅は他と違って一番きれいだ。」とか、いろいろ説明しだし、最後に「$2くれ」...「しまった。おとついと同じパターンだ」と気づいても、時すでに遅し。こっちが分け分からないふりしてても、「2ドルくれ」はやまず、渋々渡した。周りの人も誰も助けてくれなかった。人生の厳しさを知った。荷物を抱えた、 ”いかにも観光です”と言わんばかりの人は、こういう人たちにはいいカモなのだろう。

ホテルに着き、まだ1時で、部屋の掃除とかしていたが、荷物を部屋において、Underground へ向かった。ここは、文字通り地下に(地上にもあるけど)たくさんのお店が並んでいるところだ。日本の露店みたいなやつもあれば、ちゃんとドアのついた店もあるし、食べ物屋もあった。その近くには、The World of Coca-Cola がある。ここは、コカコーラの歴史を、いろんなポスター、ビデオ、現物で振り返って勉強できる。不思議に思ったのは、あるビデオで、日本人がCokeを飲むシーンがあったが、その家族は和服を着ていた。テーブルにはおせちらしきものがあったので、正月だと思われたが、しかし、どこの家族がお正月に Coke で「かんぱーい」するのか?日本人=和服のステレオタイプがまだ根強いのか?ここには、コーラやファンタなどの試飲ができるコーナーがあって、世界のいろんな味が楽しめる。「ハニー・レモン」や「ベジータ・ベータ(今でもあるのかなぁ)」が日本の代表(?)としてあった。僕的には、「ジョージア」や「ウーロン茶」の方がいいと思ったのだが。

真夜中の火災報知器

2004年08月21日 21時13分00秒 | 初めての海外旅行(97.7~8)
97/7/21 MON. はれ


真夜中、火災報知器が鳴ったので、「こりゃ逃げなあかん」と思い、とりあえずパスポートと財布を持って外に出たが、誰もいない。しばらくするとサイレンも止まった。どうやら間違いだったらしい。心配なのでとりあえず必要なものは小袋に入れて枕元においておくことにした。それにしてもなぜみんなは出てこなかったのだろう。もし本当に火事ならみんな焼死していることだろう。朝が来る。今日はPeachtree Centerを経て CNN Center へ。ここはCNN (Cable News Network) の放送センターであるが、一般人も入れるスペースがある。そこにはフードコートやいろんなお店、郵便局もある。 CNNの中をみれるツアーに参加。($7) ツアーの入り口で、まず案内役が挨拶をする。それからセキュリティーチェックを受ける。そしてPressカードをもらう。「これを見えるようにしておいてください」と言われた。厳重警備だ。長いエスカレーターを上り、そこにはパネルが展示してある。いろんな写真だ。そこでみんながそろったら、部屋にはいる。まずは、あのお天気コーナーで有名は「透ける」映像コーナー。背景が青くなっていて、青い色だけが透けるようになっている。ここでいろいろ試していたが、青い服を着ると、体が透けてしまう。それと、テレビカメラを見たまま原稿が読めるように、カメラの所に表示される機械も見た。次に通されたのはCNNの心臓部である原稿を書いたり、プロデューサーがいたりするところを上から一望するところだ。次にはディレクターが仕事をしているフロアーや、ミキサールームも見た。そこでは、CNN Internationalについて説明された。これはヨーロッパでしか放送されず、ヨーロッパにいるアメリカ人のための放送だ。また、CNN Headline Newsはアメリカ、カナダでしか放送されていない。

CNNツアーも終わり、街をぶらつく。手持ちの現金が少なくなったので、TC(トラヴェラーズ・チェック)を現金化した。銀行に人の話では、サインをチェックするにも、漢字のサインは「区別できない」らしい。漢字はすべて似たように見えるのか?