まだまだ、頑張ります。

アル・パチーノ、７２歳。クリストファー・ウォーケン、６９歳。アラン・アーキン、７８歳。みんな頑張っています。しかも３人揃ってギャング映画に出演。監督は俳優のフィッシャー・スティーヴンス。

「ショート・サーキット」（８６）にも出てましたが、続編の「ショート・サーキット２／がんばれ！ジョニー５」（８８）では主役を務めました。製作総指揮やＴＶシリーズなども出演しています。

監督２作目が、３人が主演する「ミッドナイト・ガイズ」（１２）。しかし、３人のオスカー俳優を演出するのは大変そう。「セント・オブ・ウーマン／夢の香り」（９２）で、主演男優賞受賞のアル・パチーノ。

ちなみにノミネートは他に７回あり。「ディア・ハンター」（７８）で、助演男優賞受賞のクリストファー・ウォーケン。「リトル・ミス・サンシャイン」（０６）で、助演男優賞受賞のアラン・アーキン。

ギャング、マフィア映画がお似合いのアル・パチーノ。「ゴッドファーザー」（７２、７４、９０）「スカーフェイス」（８３）「カリートの道」（９３）「ヒート」（９５）「フェイク」（９７）などなど。

これに警察物を加えると完璧！「ミッドナイト・ガイズ」では、刑務所帰りのギャングを演じます。２８年間の長い刑期を終えて出所した、ヴァル（パチーノ）。すぐに仲間の元に向かいます。

仕事仲間のドク（クリストファー・ウォーケン）と再会したヴァルは、親友との再会を喜び合い、バーへ。２人は２８年分の憂さを晴らすため、大いに飲み、語り合います。

実はボスのクラップハンド（マーク・マーゴリス）から、ヴァル抹殺を命じられていたドク。しかも、翌朝１０時までという制限付き。しかし苦悩するドクは、そのことをヴァルに告白します。

何もなかったかのように、もう１人の仲間ハーシュ（アラン・アーキン）に会いに行くヴァルとドク。途中、盗んだスポーツカーにとんでもないことが…。果たして、それは？

ＴＶ「ＥＲ」（９４～００、０９）や「グッド・ワイフ」（０９～１２）などのジュリアナ・マルグリーズが共演。７０を過ぎてまだまだ頑張る彼らを見て、こっちも頑張ろうと思います、はい。