カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

書道の研究会~ 2019

2019-06-08 | 日記
先週の日曜日、今年の書道の研究会がありました。
今回は「表装」について、外部の専門家の先生を招いての勉強会!
書道は展示する時には表装しなくては展示できませんから。。

まずは表具の形態には、9形態あると。
掛け軸、額、屏風、巻子、画帖、綴じ本、衝立、襖、壁張り
今日では、襖と壁張りは建具屋さんの仕事に。
掛け軸から衝立までが表具師の仕事のようです。

掛け軸は、茶道の発展と共に確立。
その表装技法として、江戸時代に真・行・草の3体の形式が出来上り、
これによって掛け軸の格式を表現。

いろいろの名称の説明もありましたが、難しい・・
作品を引き立てるために、回りにいろいろと付けるようです。
決まり事も多々あるようですね。

屏風は、対で2枚を1双と。
いくら何曲にも折りたためる屏風も1枚では、半双

では、そろそろ実技〜
皆さん、書いてきた作品を先生に教えて頂きながら裏打ち


作品裏にして霧吹きしたら、平らに刷毛で整えて


作品よりひと回り大きい裏打ち用の和紙にノリを刷毛で塗り、作品と張り合わせます。
刷毛で強めに撫でて、表に返して乾かす。
乾いたら、周りの余分な紙を切り落とし、裏打ちの完成
折り線もシワも取れました~~

午後は機械で裏打ち作業。
そして、柄付きの色紙に張り込んで、作品の完成で〜す


最後は、皆さんの作品を並べて鑑賞会!
やっぱり、半紙の時より数倍は素敵
作品の雰囲気を考えて、色紙の色とか選ぶのも楽しいし〜

今までは、作品書き終えて終わり、って感じでしたが、
作品を完成させるには、表装作業も大事だと実感できた一日でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿