カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

奈良の花♪

2010-09-29 | hana
最後に、秋の花が、ちらほら咲いていたので

元興寺にて
そぼ濡れる秋の花たち~
 



境内には、石塔がたくさんあります




朽ちかけた石塔や石仏の脇に、曼珠沙華や桔梗が



          
何とも風情があります

昨日の暑さが嘘のような、秋の佇まいの奈良でした

奈良へ~その四

2010-09-28 | 日記
さあー2日目午後は、16時まで市内観光~

今回、今まで行ったことのない、ならまち界隈を歩いてみようかと

市内循環バスで、田中町で下車!
ここからすぐの、「ならまち格子の家」に
奈良町の伝統的な町家づくりの室内の様子を見学できます
間口に比べ、奥深い間取りの家です。

    

    

ここは、休憩所にも利用できるよう無料で公開されています
落ち着いた佇まいです

風情の残る町並みを眺めながら、国宝であり、世界遺産の「古都奈良の文化財」のひとつとして登録されている元興寺

もともとは、蘇我馬子によって飛鳥に建立された法興寺(飛鳥寺)が発祥とか!
今日でも瓦の一部に、当日のものが使われてるそうです
古いお寺です。。



また雨が、しとしと降っきました

本堂(極楽坊)の回りには、萩が植えられています
そろそろ萩の花がちらほらと


そして、収蔵庫には、国宝の五重小塔が安置されています。
(小さいとは言え、4~5mあるでしょうか)

奈良時代最盛期の五重塔の遺工を今に伝える唯一の物だそうです
近年のレプリカかと思うほど、保存状態もよく、間近で五重塔の細部を見る事ができます

今日では、本堂(極楽坊)と僧房(禅室)と収蔵庫の、こじんまりした寺院ですが、歴史的価値の高いお寺なんですね

最後に、庚申信仰の拠点の庚申堂






屋根にも猿が
ならまち界隈の軒先には、災いが家に入らないように、魔除けの意味の庚申さんの身代わり猿がぶら下がっています

  
何ともカワイイ下げ物です。


そろそろ、奈良の町とも、お別れの時間

京都行きの電車に乗ると、晴れ間が・・・

新幹線に乗ると、今度は、雨雲が一緒に付いてきました

夕飯は、京都駅で買った駅弁です
たくさん種類があって迷ってしまいますが、秋らしいお弁当にしてみました
      

新幹線に一人で乗るのも久しぶり

真っ暗な雨粒が流れる窓を眺めながら、留守番してくれた旦那と娘に感謝しつつ、

また明日のお弁当どうしようかな?と、現実世界に引き戻されるのでありました

奈良へ~その三

2010-09-27 | 日記
2日目~
雨の音で目が覚めました
そのうちゴロゴロと雷も

大丈夫?観光できる?

まあ朝食をとって様子を見ようかと。

奈良に来たので、茶粥朝食に
煎茶の香が~ふわっと
   


雨なんと!、ホテル出る時には、止みました
雲行きは怪しいですが…

さて今日は、何十年ぶりでしょうか!

法隆寺に行こうかと

JRで法隆寺へ
駅から歩き出すと、ぽつりぽつりと雨が落ちて来ました
JR法隆寺駅から法隆寺って、15分くらいあるんですよ…

そのうちゴロゴロと言う音と共に、横殴りの雨が
雨宿りしてもいつ止むか分からないし…、
私には、時間がないんだしと、

雨の中、傘はさしつつも、下半身ずぶ濡れになりながら、法隆寺に辿り着来ました

  

すると、小雨に。。
雨宿りすれば良かったと…
ちょっとショック

気を取り直し、世界遺産の「法隆寺」です
世界最古の木造建築物である、五重塔と金堂は、久々間近で見ると、迫力です


金堂に安置されてる仏像群、取り分け釈迦三尊像は、鳥肌ものです
ずっと眺めていたいような…

さてさて、後ろ髪を引かれつつも、大宝蔵院へ
ここは新しく出来たんですね!
中には、国宝がずらり

中央には、すらっと背の高い「百済観音」が安置されてます。
この百済観音は、どのような経緯で法隆寺にやって来られたか分からないとか
こんなスレンダーな仏像、他で見た事ない分、惹かれます

今回目にした、九面観音像(国宝)、
何とも良いお顔をされていて、思わず見惚れました

ただ、この建物空調がよくて、私の濡れた体が、冷え冷えに~
(風邪ひきそうです~

雨のせいで、気温もぐっと下がり、涼しいくらいに

  

きれいに掃き清められた境内を抜け、夢殿のある東院伽藍へと向かいます。

   

夢殿内には、聖徳太子等身の秘仏「救世観音」が安置されています。
春・秋の年2回しか開扉されないんですよ!
  残念

この八角のお堂といい、夢殿というネーミングといい、とってもロマンチックですよね
ただ歴史的には、血で血を洗うようなどろどろとした権力争いの末、
聖徳太子一族は敗れ、この地で殺されてしまったとか・・・

この地は、聖徳太子をはじめ一族の人々の霊を慰める、鎮める意味合いが強いのかもしれません。。。

そんなことも考えながら歩くと、またまた興味は尽きません!


そのまま夢殿の隣にある、中宮寺へと~
ここには、なんとも麗しい半跏思惟像が安置されています

私は、弥勒仏だと思っていたんですが、如意輪観音菩薩と書いてありました。
(弥勒仏のほうが、ロマンチックだし、神秘的な感じしません?

靴脱いで上がるのが、はばかれる~~~
少しは、乾いたかしら

お昼の声を聞いたら、また雨が・・・

門前にあった、柿の葉ずしのお店で、雨宿り兼お昼~
法隆寺と言えば、柿ですからね
  

またあとは、次回に続くということで~~

奈良へ~その二 采女祭!

2010-09-25 | 日記
平城宮跡会場から、JR奈良駅に戻って来ると、

ちょうど「采女祭」(うねめまつり)の行列にぶつかりました



秋の七草で飾られた花扇の山車を中心に、
お稚児さんやら天平衣装のミス奈良などが練り歩く、華やかな行列です



毎年、仲秋の名月の日に行われるとか。

この、采女とは、帝に仕える女官の役職名。

奈良時代、帝の寵愛が衰えたことを嘆き、この猿沢池に入水した、
采女の霊を慰めるためにお社が建てられたと。

しかし、その采女は、自分が身を投じた池を見るのは忍びないと、
一夜のうちに、お社を後ろ向きにしたとか

確かに、采女神社は、お社が鳥居を背に後ろ向きに

猿沢池には、悲しい伝説があるんですね。。。

でも今日では、縁結びの神様だそうですよ



午後7時からは、猿沢池で雅楽が奏でられる中、
2隻の管弦船が、流し灯籠が浮かぶ池の中を巡るという、まさに天平絵巻が~

残念ながら今年は、月は見えませんでしたが
興福寺の五重塔がライトアップされ、猿沢池に映る様子は、なんとも幻想的です





そして、夜ゆっくりとはいえ、動く船を、手持ちで撮るのは、難しい~
ブレて、幻想さがアップってとこでしょうか

奈良へ~その一

2010-09-24 | 日記
まず1日目~
朝、娘のお弁当を作り、家族を送り出し

いざ出発~
一人旅は、20年ぶりくらいでしょうか
ワクワクドキドキとはいえ、たった一泊です

新横浜から新幹線のぞみ にて京都へ
のぞみは割高だけど、新横から2時間で京都は速い

今回、JR東海の奈良のホテルとパックにしたら、奈良までJRの乗車券付き。
奈良は、近鉄特急が便利かと思っていましたが、今回は、JRの快速で奈良に向かいました
JR奈良駅から平城宮跡会場行きの無料シャトルバスが出てるので、ちょうどよかったり~
会場には、12時過ぎに着きました!
とにかく広い

まずは、平城京歴史館へ
復原した遣唐使船が目印

待つことなく入れました
バーチャル映像の平城京の様子や遣唐使船の航海など、まずは平城京のお勉強~

そして復原した遣唐使船に乗ってみる
    
その昔、この船に数十人もの人々が乗って、荒海に漕ぎ出たのかと思うと、
運を天に任せた感はあります。。。

何艘かの船団を組んで海を渡り、一艘でも辿り着けば良かったとか。。。
ロマン以上に強い意思を感じます

無事帰って来れた人、
安倍仲麻呂のように、ついに帰って来れなかった人
また、鑑真和上のように、何回もの航海の末、日本にやって来た人…

奈良時代、平城京という1300年もの時間の流れが、すべてをロマンに変えて、
私たちに見せてくれているような


  
そして、右手に歩いて行くと、復原された朱塗りの朱雀門
青空をバックに、朱色が映えます

ここより遥か奥に、今回復原された第一次大極殿が望めます
平城宮跡は広いので、近鉄奈良線が横断するように走っています
   

とにかく何もない原っぱのような中を、平城宮最大の宮殿であった「大極殿」を目指します

  
途中で、衛士隊と遭遇!


大極殿内には、天皇が儀式の時に座られる、高御座(たかみくら)も、復原されてます!
  

天井画は、日本画家の上村淳之画伯によるものとか。
四神の図柄が、とっても優しい感じ これは、朱雀かと!
  


さあ~~暑いけど、第二次大極殿跡を抜け、平城京なりきり体験館へ

ここでは、天平衣装体験ができます
ブルースクリーンの前で写真を撮れば、CG合成で、大極殿前にてハイポーズ


↑これは、自分のデジカメで撮ってもらった写真
こんな、高松塚古墳の壁画のような格好をすると、さらに妄想は膨らみます~

最後に、東院庭園へ


発掘調査に基づいて、当時の建物と庭園が復原してあります。
復原されてれると、当時の様子が分かり易いですよね

季節がら、萩の花が揺れていました
月を見ながら、そぞろ歩いたんでしょうか~

そろそろ暑いし、足も・・この辺で限度かと。。。

最後に、せんとくんグッズを購入
     
絵ハガキは、大極殿に描かれていた、四神です! ↑公式記念品カプセルフィギュア~奈良の鹿でした

さあ~これで、奈良駅に戻ります

今日9月22日は、仲秋の名月・十五夜です
なにやら、お祭りが 次回に続く~~~

奈良に来ちゃいました!

2010-09-22 | 日記

平城遷都1300年祭!

行かずじまいはやっぱり後悔しそうなので、
一泊の一人旅で来てしまいました~

奈良も、お彼岸にもかかわらず、暑い
風が吹けば、少しはいいんですが、
平城宮跡って、広いし、とにかく日陰がない

今回、妄想の旅にしようかと思いましたが、
頭に浮かぶのは、冷たいものばかり

まあ夏休みの頃に比べると、マシなんでしょうが…
詳しくは、また帰ってから~

うちも地デジ~

2010-09-20 | 日記
うちも、ついに地デジです
まだまだと思っていたら、リビングのテレビ調子悪くなり!
見てると、突然切れる
騙しながら見てたけど、もう買い替え時かと
出費ですよ…

そして、うちのDVDレコーダーは、BS入ってないので、レコーダーも買わないと
なので、ブルーレイレコーダーを購入~
でも1本もブルーレイ持ってないので、
どんなに綺麗な映りなのかわかりません
買い替えると、年々使い方覚えるのが一苦労

朝から42型テレビで、ワイドショーは、何か勿体ない気が…
貧乏性でしょうか?


やっと秋~

2010-09-17 | hana
朝晩、涼しくなってホッとです
日もだいぶ短くなって、秋を実感!
首のあせもも治りました
(今までそんなにあせもになった事もなかったんですよ

↑写真は、畑の畦に咲いてました
ヒガンバナの一種のリコリスでしょうか
淡いピンク色

いつもはこの辺で、真っ赤なヒガンバナも、そろそろ咲き始める頃なんですが…
暑かったせいで、遅いのかも。。


来週は、ちょっと旅行に行く予定
こんなにウキウキ待ち遠しいことないんですが~

映画「悪人」

2010-09-14 | 映画
今日は、久々の映画です。
「ソルト」も「カラフル」も観たい~と思ってるうちに、昼間の時間帯の上映がなくなってしまい、観ずじまいに。。。
主婦には、やっぱり夜はちょっと出にくいのです

まあ暑さにめげて、つい後回しにしてるうちに、
観逃したって言うのがホントのところですが

映画館は、たいてい歩いて行くので、今年の猛暑は堪えます

やっと、涼しくなったので、さあ!映画


           

最近話題の「悪人」
モントリオール国際映画祭で、深津絵里さんが最優秀女優賞受賞で、話題も増し、
そして、14日は、TOHOの日
TOHOの映画館では、映画が1000円で観られることもあり、ほぼ満席でした


でも、これは、前々から観ようと思ってた作品です!
主演が妻夫木聡くんで、その妻夫木くんがこの役を自ら望んだとか。
原作は読んでませんが、タイトルからして、内容気になりました


妻夫木くん演じる、殺人犯の祐一

殺人犯なんだから、タイトル通り「悪人」なんですが、
逆にタイトルが「悪人」であるがため、祐一は、本当に悪人なのか
悪人って
と、ずっと考えさせられながら、最後まで観入ってしまいました。
ラスト、悪人って?と、呟きたくなります。。。

そして、女優賞受賞の深津さんの演技も気になりますよね
体当たりの演技というところでしょうか!

思いがけないのが、大学生役の岡田将生くん
カッコイイ岡田くんが
あんな嫌な奴に

まあ、妻夫木くんも、同じ事言えますが。
インタビューか何かで、自分を消したと言っていましたが、なるほどの演技です。

後半は、知らず知らず涙が出て、止まりませんでした

ただ、被害者であれ加害者であれ、身内の人たちは、思いがけない悲しみや絶望の淵に投げ出され、
どう納得し、折り合いをつけたらいいのか、観ってるこっちの胸が痛くなります

つい自分なら?と、考えてしまいました。

祐一の祖母役の樹木希林さんの表情が、目に残ります。。

久石譲さんの音楽と、灯台の寒々しい風景が、とても印象的

暗雲が!

2010-09-14 | 日記

昨日の夜も、雨降ったとか
家の中にいると、気付かないものです。

今日の天気予報は、関東地方、確かに夕方頃から傘マーク付いてましたよね。。

でも、昼間は日傘が欲しい陽射しが
夕方帰って来る時には、東の空に雨雲のような黒い雲

西にはまだ太陽が
と、思ってるうちに雨粒がぽつりぽつりと
見上げると、頭上に雨雲が追いついてきた感じ
今なら、走れば雨雲をかわせそうかも

でも、荷物が重くて走るのはちょっとと、
思ってるうちに、追い付かれた
西には、まだ日傘が欲しい西日が

そして、私の傘は、雨傘に

雨雲と追いかけっこしてるうちに、家に到着
まあー土砂降りには会わず、ホッとですが

皆さんは大丈夫でしたか?