カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

真夏の美術館巡り〜③ 「東山魁夷と日本の夏」展 2024

2024-08-24 | お気に入り
最後は、恵比寿駅から徒歩10分
「山種美術館」


東山魁夷没後25年記念「東山魁夷と日本の夏」展 7/20〜9/23 開催中
入館料 一般¥1.400
駅からここまで歩くのも暑いです。。

久しぶりに東山魁夷の作品を
「京洛四季」の連作4点が一挙に公開は10年ぶりと。
特に〈年暮る〉、京都の町家の屋根屋根が連なる雪降る静かな佇まい、東山ブルーと呼ばれる青色がジンワリ沁み入る感じ〜
東山魁夷の大作〈満ち来る潮〉
当館初代館長・山﨑種二が制作を依頼した逸品だそうです。
暑い暑いと思いながら辿り着きましたが、
日本の夏の風景や風物などの作品を鑑賞していると心から涼めた気がします
作品リストを見ると、ほぼ山種美術館所蔵。
良い作品をたくさんお持ち🎶

絵はがきとクリアファイル購入
奥村土牛の「水蓮」良かったです


今回、巡り具合もあって日本の美術ばかりでしたが、気になる作家、作品、洋の東西を問わず観たいですね!
9月は東京都美術館で開催される「田中一村」展が楽しみかな♪

2024.8.14 鑑賞

真夏の美術館巡り②「徳川美術館展」 2024

2024-08-23 | お気に入り
次は白金台から六本木の東京ミッドタウン3階のサントリー美術館

ただ今「徳川美術館展 尾張徳川の至宝」
7/3〜9/1まで開催中
入館料 当日券・一般¥1.800
徳川御三家筆頭、尾張徳川家に受け継がれる貴重な品々を所蔵する徳川美術館の至宝の数々が!
徳川美術館には行きたいなあと思っていたので、良いチャンス!
豪華で華やかな大名文化〜
国宝の婚礼調度品、刀剣、茶道具、能衣装など
その中に、香木蘭奢待の木片も!
貴重な品々はその来歴も興味深いです。

そして国宝「源氏物語絵巻」も所蔵しているんですね。
現存する最古の源氏絵、平安時代、12世紀の作品。
4場面を会期中、順次展示
NHKの大河ドラマ「光る君へ」の影響で、平安時代の華やかな朝廷文化や「源氏物語」にも興味が〜
以前から安倍晴明繋がりで平安時代興味ありましたが、妖怪がはびこる平安とは違う平安の人々の恋愛事情も垣間見れて楽しいですね

話が逸れましたが、これらの貴重な品々が大切に受け繋がれて来たことに感動ですね!

2024.8.14 鑑賞

真夏の美術館巡り①「YUMEJI展」 2024

2024-08-16 | お気に入り
神奈川では熱中症警戒アラート連日出ています
出かける時は、厳重警戒です!
美術館巡りは館内涼しいですから、この時期には最適な場所かと。
先ずは東京都庭園美術館
JR目黒駅から徒歩7〜8分
なるべく日陰を💦

庭園美術館は緑が多く涼しげです
今回「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」6/1〜8/25開催中
入館料 一般¥1.400
アール・デコ様式の歴史的建造物内で竹久夢二の作品を鑑賞する、特別感を味わおうかと〜



竹久夢二は、明治・大正・昭和にかけて活躍した芸術家。
絵や美術の学校で学ぶことなく、独学で自分らしい作品のスタイルを作り上げました。その「夢二式」と呼ばれる目や手が大きく色白の叙情的な女性像は人々の間で話題に。
数点、写真OKと



今回、珍しい油彩画も
そして絵画だけでなく、日用品のデザインにも力を注ぎ、封筒、千代紙は当時の女性たちに大人気だったようです。
今見てもお洒落で欲しくなります



 

絵葉書とドクタミの一筆箋、猫のアクリルキーホルダーを購入
出身地の岡山県の夢二郷土美術館にも行ってみたくなりました。
久々の夢二、再発見でした

この後、港区郷土歴史館の入っていた建物内のカフェにて
お魚ランチ、アイスコーヒー付き¥1.550

野菜がたくさん食べられる感じ
静かで落ち着く空間です

2024.8.14 鑑賞


舞台「ハリーポッターと呪いの子」 

2024-06-19 | お気に入り



久しぶりの観劇です
TBS赤坂シアターにて、ロングラン上演中の
舞台「ハリーポッターと呪いの子」
日本の上演も2年目と。
地下鉄の赤坂駅の改札を出た所から、もう異世界感




ワクワクしてきます
「ハリーポッター」は映画は勿論、本も読ませていただきました
最初に「ハリーポッターと賢者の石」を読んで、魔法の世界の面白さに引き込まれ、娘と夢中に
まだ娘が小学校低学年の頃。
そして映画が公開され、自分の想像以上の世界がそこに広がっていて興奮したのを覚えています。
その世界を舞台で描くのは難しそうですが、ハリーたちが魔法界を救った19年後の世界…気になります
8番目の物語と〜🎶








今回、ハリーポッター藤原竜也さんが演じる日のチケットを😊
藤原くんの舞台が観たいなあ〜
父親役のイメージはないんですが。。
魔法省で働き、3人の子どもの父親になったハリーポッター。
ただハリーは父親の存在を知らないため、子どもとうまく接することができず悩んでいます。
そして、ハーマイオニーは魔法大臣に!
ロンとハーマイオニーはいまだにラブラブな様子。
今回、ハリーの次男のアルバスがホグワーツに入学するところから。
アルバスは英雄の父に反抗的態度…
アルバスはホグワーツでドラコマルフォイの息子スコーピウスと親友に。
アルバスとスコーピウスが、良かれと思い行ったことで、とんでもないトラブルに巻き込まれていく!
闇の力が動いているのか…
ハリーとドラコ、やっぱり仲良くないようですが、息子たちを助けるため協力することに。
マクゴナガル先生や死んだはずのダンブルドア校長スネイプ先生にも逢えました
映画で見たあのシーンね!
あの話かなど、懐かしく
最後はジーンと
舞台上で魔法も随所に
オー!と唸ります。
舞台演出も進化してるなあと。
久しぶりにハリーポッターの魔法の世界に浸れました




シアターの外にもハリーポッターの世界があちこちに🎶
余韻を楽しみながら〜


お土産にプログラムとミニタオルを購入

2024.6.14  観劇

静嘉堂@丸の内へ〜

2024-06-05 | お気に入り


小石川後楽園で花菖蒲を観賞後、まだ時間るので、飯田橋駅から東西線にて大手町に🚃
地上に出て、ここは?


東京駅を左手に見ながら、
けやき並木の丸の内仲通を散策しながら〜🎶
彫刻もあります

これは彫刻家舟越桂の作品ですね♪
ちょっと異国の風情〜


明治安田生命ビル内の静嘉堂@丸の内に到着





クラシカルでいい雰囲気です
当日券ありました。 入館料¥1.500
「画鬼河鍋暁斎×鬼才松浦武四郎」展
開催中〜6/9まで
チラシには「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図までと。
幕末から明治に活躍した絵師・河鍋暁斎(かわなべきょうさい)「地獄極楽めぐり図」観てみたいなあと〜
こちらは写真NOでした。。
展示は全40図を開催期間、10図ずつ場面替えにて展示。観たのは31図〜40図
阿弥陀様に導かれ、14才で亡くなった娘、田鶴が冥界の各所を巡り極楽往生するまでが描かれます。
鮮やかな色彩で綿密に描かれています。
地獄も何か楽しげな様子が面白い
そして、全然知らない松浦武四郎氏。。
幕末から明治に生きた探検家、好古家、著述家…マルチタレントと。
北海道の名付け親だそうです!
この2人、ご近所さんで共に天神様を信仰。
河鍋暁斎が描く天神像も展示されていました。
そして、河鍋暁斎が描いた「武四郎涅槃図」

これは写真OK
武四郎の収集品も描かれています。
不思議な涅槃図…
今回、描かれている収集品も展示されていました。
何を見せられているのか少々戸惑いながら…
静嘉堂文庫美術館の創設者の1人、岩崎小弥太氏とも縁があるそうです。
最後に国宝「耀変天目茶碗」も鑑賞
やっぱり不思議な輝きを浮かべる美しい茶碗です
2024.5.30  鑑賞

東京、美術館巡り③ 松岡美術館に〜

2024-05-02 | お気に入り
3館目は、港区郷土歴史館から歩いて10分くらい


プラチナ通りからすぐの松岡美術館に。


今回の企画展は、「日本の山海」展 〜6/2
入館料 ¥1.200
日本の画家による日本の山や海を描いた日本の自然美をゆっくりご鑑賞下さいと。
山や渓谷や海のある風景
横山大観、菱田春草、山口蓬春などの作品が。
源平合戦図屏風もありました。

同時開催で「アジアのうつわ」
朝鮮、ベトナム、日本、中国のうつわが展示
青磁や五彩など
日本のうつわは、志野焼、古九谷様式のものなど

常設展示では、ここの古代東洋彫刻好きです
特にガンダーラ仏、とてもお顔がいい!
彫りが深くエキゾチック(イケメン揃い
そしてヒンドゥー教の彫像は官能的〜
踊ってる姿体も。
あまり拝見する機会が少ないかも

最後に受付近くのディエゴ・ジャコメッティ「猫の給仕頭」は、とても気になる存在感
「いらっしゃいませ」と言ってくれそうです。


絵はがきを〜

ゴールデンウィークの日曜日とは思えないゆっくりとした時間を過ごせたかな
最近はあまり人が多くない場所、
まだ知られてない画家の作品を探して鑑賞するのがマイブームかも

東京、美術館巡り② 港区立郷土歴史館に〜

2024-05-01 | お気に入り
泉屋博古館東京を後に、地下鉄六本木一丁目駅から白金台に🚇


白金台駅からすぐの港区立郷土歴史館に。
この建物、昔から気になっていたんです!
鬱蒼とした木々で覆われた向こう側に見えるんですが、立ち入り禁止になっていたような…

この建物は1938年に旧国立公衆衛生院として建てられたもので、
2009年に国から港区が取得し改修工事を行い、郷土歴史館等が入った複合施設「ゆかしの杜」として2018年にオープンしたそうです。
東大の安田講堂にも似てるなあと思いましたが、設計された方が同じと!
長年気になっていた事が解けました
館内、見学だけなら無料です。
現在建物は、港区指定有形文化財に。

中央ホールは吹き抜けでクラシカルな感じが素敵です


4階では、ドールハウス展が。




昭和の暮らしが、ミニチュアで
ついつい見入ってしまいます。
懐かしいというより、こんなだったよという感じ
その前の部屋では、来月のディスプレイ用のカラフル傘作りが誰でもできるようなので、ちょっと参加〜


1FにカフェVEGETABLE LIFEが〜

お肉のランチを
アイスコーヒーを付けて¥1.550
ワンプレートランチ
落ち着いた空間でゆっくり美味しいランチ頂けました


東京、美術館巡り① 「ライトアップ木島櫻谷」展〜

2024-04-30 | お気に入り
ついにゴールデンウィーク突入です。
天気悪ければ諦めもつきますが、天気が良い
でもどこでも混んでそう…
なるべく混んでなさそうな場所を探して
皆さん郊外に行きそうなので、逆をついて都心に
日比谷線神谷町下車

気持ちの良い新緑の木陰の小径を抜け、
泉屋博古館東京





ただ今開催中の「ライトアップ木島櫻谷(このしまおうこく) 四季連作大屏風と沁みる「生写し」」展に行って来ました。
入館料¥1.000
木島櫻谷は、明治から昭和初期に活躍した日本画家です。
最初に入った展示室に「四季連作大屏風」6曲1双の屏風が5作品!
この屏風は、大正中期に大阪茶臼山に建築された住友家本邸を飾っていたそうです。
壮観です

今回、この「燕子花(かきつばた)図」だけ写真OKとの事〜
先日カキツバタの花見たばかりですが、屏風の燕子花も良いですね
根津美術館の光琳の国宝「燕子花図屏風」が頭をよぎりますが、混んでいそうで未だ未見…
そして「柳桜図」屏風も素敵
芽吹きの柳と山桜でしょうか〜
依頼主が大財閥住友家とあって、ホント豪華ですね。
写生派の先人絵師として円山応挙の作品も。
櫻谷は、写生をよくしたそうです。
動物を写生した写生帖も展示されていました。
なので、櫻谷の動物たちはリアルで生き生きと〜
「獅子虎図屏風」のライオンは、写生して描いているだけあって、何ともリアル!
立て髪もフワフワ、触りたくなるライオンくんです
ゴールデンウィークの日曜日とはいえ、程よい見学者でした

絵はがきを〜
名前すら知らない日本画家でしたが、とても魅力的な作品!もっと作品見たいかと

さてまだ時間あります〜
どこに行こう

2024.4.28  鑑賞

「ほとけの国の美術」展に

2024-04-16 | お気に入り
桜が気になりながら、
展覧会もいろいろ気になる今日この頃〜





府中市美術館で開催中の「ほとけの国の美術」展
面白い切り口の展覧会だなあと
初めて訪れる美術館です。
府中の森公園内にあるので桜も見られるかも〜
今回の展覧会、タイトルの上に春の江戸絵画まつりと付いているので、江戸時代の絵画が中心のようです。
仏教をキーワードにそこから派生したであろう美術。
でも最初の部屋には京都・二尊院の「二十五菩薩来迎図」全17幅
圧倒されました
菩薩様が雲に乗って音楽を奏でてお迎えに来てくれる〜
と、気分良くしていると
金沢市の照円寺「地獄極楽図」が。
極楽はなんて素晴らしい所なんだろう
それに引き換え、「六道輪廻」の世界は、
苦しさから抜け出せず…
地獄の描写に至っては…炎が燃え盛り、体は切り刻まれ、終わる事のない苦しみ痛みが続くと…
見てるだけで恐ろしさが伝わってきます
かと思うと、観音さま、羅漢さん、寒山拾得、布袋さまなどユーモラスに描かれています。
円空仏も数点ありましたが良いですね
細かく彫らずとも仏さまです
手を合わせたくなります。
そして、可愛い動物絵画も元を辿れば仏教に行き着くのではと。
長沢芦雪の子犬がいっぱいの屏風
今回、初公開だそうです。
怖い絵から可愛い絵まで、面白い展覧会でした。

絵はがきを〜

遅めのランチは、美術館に併設されている府中乃森珈琲店にて気まぐれ店長のプレートを。
本日は牛すじカレーと。

お外を眺めながら〜







公園の中央の花のプロムナードは、桜並木です〜
散り始まりかな…
お花見も出来ました

2024.4.11

中国ドラマ「馭鮫記(ぎょこうき)」前編・後編

2024-03-23 | お気に入り



中国ドラマ、一時少々食傷気味になって離れましたが、やっぱり観始めると観てしまう

イケメンも揃ってるし、ファンタジー好きにはたまらない神仙ファンタジーものも多く、今のCG技術なら違和感も少なく入り込めます。
最近は無料で見られる作品も多く、話数も40〜50話はあたりまえですから、
観るのに悩んでしまう。。
録画はしてみたものの断念してしまったり…

で、久しぶりに書く気になった作品が先日までBS12で放送していた中国ドラマ「馭鮫記(ぎょこうき)前編:月に君を想う」全22話
「馭鮫記 後編:月に愛を誓う」全20話
ファンタジーラブ史劇🩷
主演はとっても可愛いディリラバと王子様キャラが似合うアレン・レン
ディリラバ演じる万花谷に住む天仙、御霊師・紀雲禾(きうんか)は、掟を破る地仙を戒め御する役割を担っていた。
ある日、順徳仙姫・汝菱が捕らえた鮫人を御する役目を引き受けることに。
鮫人の姿は人魚ですね〜立派な尾!
鮫人・長意(アレン・レン)は、純真で気高い魂を持ち、紀雲禾に心を開いていく。
紀雲禾もまた長意に惹かれていく。
天仙と地仙の恋愛は御法度。
2人の禁じられた愛の行方は〜
紀雲禾は、いつかこの万花谷を出て自由に生きたいと願っていた。
前編では、純真過ぎる長意が可愛い🩷
疑わず紀雲禾を信じて待ち、会えた時の笑顔がたまりません!
今まで見たアレン・レンとは違う
紀雲禾のために尾まで切ってしまいます
実は御霊師たちは逆らえないように寒霜というものを体内に入れられていた。
これを除く方法が見つかれば…
万花谷の谷主は密かにその方法を探していた。
紀雲禾は長意を逃すため長意に心無い言葉を吐き、崖から突き落としてしまう。



そして、後編ではあんなに純真で人を疑うことを知らなかった長意が、紀雲禾を憎みながら、
東海の鮫族の王子・長意として、狐族と同盟を結び、北淵の地を守るため仲間と共に闘うことに。
前編の長意と180°違う凛々しい長意が見られます。
余命わずかの紀雲禾を軟禁する長意の心境は…
そして少年のような天君も、この世界を救おうと頑張ります
この天君の姉が鮫人を捕らえた仙姫。
わがままな仙姫は、闇堕ちして。。
平和が訪れ、それぞれ愛する人と幸せになれると良いですが…
神仙ものの面白いところは転生するところ!
100年、1000年はなんのその。
愛する者同士は転生してもめぐり逢えるもの
ちょっと最後はびっくりでしたが、なるほどでした🩷