陽だまりの香り

三鷹の隠れ家アロマテラピーサロン、「ル・コワン・アンソレイエ」のブログです。女性の心・からだ・美をサポートします。

12月の香り

2009-12-14 12:20:55 | 今月の香り

今月も残り半分になってしまいました。
なのになのに、今頃今月の香りのアップです・・・・、すみません。

昨年の12月は「フランキンセンス」をご紹介しました。イエスキリスト誕生のときに
贈られた香りのひとつです。今年はそのときに贈られたもうひとつの香り、
「ミルラ」を選びました。

 ★12月の香り ミルラ  学名: Commiphora myrrha   カンラン科★

ミルラは中東に生育する低木の樹脂から抽出される香りです。木に傷をつけ、
そこから滲み出す赤褐色のかたまりから香りを採るのです。
ミルラは没薬(もつやく)ともいいます。古代から薫香、香料、医薬品として
使われている歴史があります。香りも薬を思わせる苦みばしった香りがします。
エジプトでは遺体の埋葬の際に、ミルラが使われていました。これは防腐の目的で
使用されたといいます。ミイラの語源はこのミルラからきていると言われています。

ミルラは抗菌、消炎、抗真菌などの作用があります。
歯茎によいとも言われ、歯磨き粉の中にミルラがはいっているものもあります。
この苦味を消すためにペパーミントが加えられています。

ひび割れた肌への治癒力も高いので、冬のスキンケアにも大いに役立ちます。

私も冬に作るクリームにはミルラを必ず加えています。

イエスキリストに贈られた香りですので、クリスマス時期にお部屋に焚いて
みてはいかがですか?ディフューザーですと、滴数があまり入れられないので、
ミルラとマンダリンを合わせて焚いてみてください。

マッサージオイルを作るなら、30mlの植物油に、ミルラ2滴、フランキンセンス2滴、
ラベンダー3滴、ぺティグレン2滴、マンダリン3滴・・・のブレンドはいかがで
しょうか? 冬の乾燥した肌におススメです。甘すぎず、大人っぽい上品な香り
です。

ミルラだけの香りは苦手・・という方もたくさんいます。
他の香りとブレンドすることで、香りに奥行き、深さが加わりますので、
ぜひ使ってみてくださいね。


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