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冬旅 スノーシューツアー to 刈込湖 3

2012年03月16日 21時26分12秒 | お山のツアー

2012年2月12日 刈込湖



刈込湖 到着!!


 苦労して登ってきた甲斐がありました!! 誰もいない真っ白な刈込湖に到着です!! 出発の頃雪が舞っていた空も徐々に回復し、時折青空も見えました。
 出来るだけ刈込湖らしい、いい風景を撮りたいと思い何枚も撮っては見たのですが、青空がでないとなかなか上手くいきません。 結局のところこの2枚目が一番いい感じで。 ちょっと悔しい。w

 あまり寒そうに見えないかもしれませんが、結構寒いです。 登り坂でハァハァしている時は結構暖かくもなるのですが、平坦な所を歩いていると、動き続けているのにそれだけで身体が冷えてきます。 なので娘たちは顔マスクをしていますね。 たぶんこれでもマイナスの気温なのですが、吹雪でもないし、強い風が吹いているわけでもないので、暑すぎず、寒すぎず、スノーシューにはいい天気だったのだと思います。 
 贅沢を言えば写真のために青空が欲しかったー。 けれどいつも思うこと。 やはり一度訪ねただけで絶好のお天気に巡り合うことはなかなかありません。

     
photo(right) by Abeさん

 誰もいない一面真っ白な刈込湖を前にして、最初はどうしたらいいものか、と思っていましたが、徐々にあちこち探検に行きます。w 足跡を付けるのが悪いような、もったいないような気がしながら、それでもバフバフと歩いてゆくのがとても気持ち良いです。 私は疲れてしまいあまり湖面の方に行かなかったのですが、今思うともっと歩きまわれば良かったなー。
 右の写真は雪が降っているようですが、そうではありません。

     
photos by Abeさん

 実は突然突風が吹き、木々に積もった雪が舞いあげられ雪煙りになりました。 「わぁぁーっ!」と見ている間に私たちのまわりにも降り注ぎ、ホワイトアウト状態。 「ザザザザァーッ!」だったか「ゴゴゴゴォーッ!」だったか忘れてしまいましたが、すごい迫力で、私は雪の上に丸くなっていたと思います。 右の写真の右隅にそんな私が写っています。 
 私はこんな状態でしたが、さすがガイドの安倍さんは落ち着いてこういう状況を記録していらっしゃいました。 この写真、すごくないですか? 雪崩の写真もそうですが、こういうことを皆さんにお知らせする役割も果たしていらっしゃいます。


 ゆっくりなペースだったために(誰のせいだw)刈込湖へ付いたのが12時過ぎ。 それから少し歩きまわったりしてお腹もすきましたが、先ほどのような突風もあるため、刈込湖を離れ、谷あいの森の中まで引き返し昼食をとることにしました。 刈込湖、さようなら。 たぶんまた来る。w

     

 はい。 ランチタイム♪ お天気も良くなってきて、素敵な森のピクニック、と言う感じですね。 雪を丸く踏んで真ん中を残して作ったテーブルです♪ お昼ごはんには持参したパンを食べました。 水分が少ないパンは寒い雪山に持っていっても凍らずに食べやすいのだそうです。 これがおにぎりだとリュックの中に入っていても凍るらしいです。 ちなみに、娘がカレーパンを持って行きましたが、「中がシャリってする。」と言っていました。 恐るべし、雪山。

     

 お昼後には安倍さんがアクティビティーをしてくれました。 エッサエッサと斜面を上がり、コースを作って。。。ここからは秘密です。w ひときわ大きなリュックを抱え、あれこれ出し、これ以外にも本当にいろいろ楽しませていただきました!! ネタばれするといけないの本当にもう言いませんけどね。w
 
     

 行きにハァハァ登ってきた坂、帰りは「ヒューッ! イェーィッ!」と滑り降りてくればいいですね。w 右の写真、坂の下にはもう湯元の湯ノ平湿原が見えています。 
 朝8:45集合、16:30頃の帰着。 約一時間の延長、申し訳ありませんでした。 この日も泊まりで良かったー。(^o^;
 夜はゆっくりと温泉につかり身体を休め、おいしいご飯をいただき、本当に楽しかったね。

 これで当分娘たちと旅行もないかな、と思っていたのですが、「スノーシュー、面白かったね。 (スノーシュー用の)服とかも買ったし、せっかくだからまた行きたいね。」と言っていました。 「へぇぇ~。」と思いつつ、スノーシューなら一年先になってしまうのだけど、本当にまた一緒に行ければいいな、と思いました。


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2 コメント

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Unknown (Kiyo)
2012-03-17 08:58:50
すごいですねえ。素敵ですねえ。いい旅行でした。
こういう雪がたくさんあるところといえば、金沢郊外の温泉地に新婚旅行に行ったときくらいです。あの時は1m以上積もっていたそうで、革靴がびちょびちょになりましたが。
これくらい完全防備で、ガイドさんつきだと、さぞおもしろかったことでしょうね。
こういうのを何度か繰り返していると、冬山にはまるんでしょうね。
雪が舞ってホワイトアウトになっている光景など、私も撮りたい、と思いますものね。
これで夜明け、夕暮れなんかだとさぞ素敵かなと思います。
もう都市(?)のこともありますし、体力もありますから、無理はしないでくださいね。
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Kiyoさん (Layla)
2012-03-18 01:27:31
年ねー。
まー、年と言うよりはやはり日ごろ鍛えていない点を痛切に感じました。
だって、私より高齢で高山に登る方もたくさんいるでしょう?

で、もちろん年とか、雪山に限らず寒い地域の気候、生活に慣れていない(知らない)ことが
たくさんあると言う点で、無理はできないなと感じます。
そういう意味からも、ガイドさんと歩くと色々なことを教えていただき、
このくらいは大丈夫、これ以上は無理、ということも見えてきます。

私は、撮影は充分に安全な範囲でも、
時間や時期を考慮すれば自分に満足のいく写真が
いつかは撮れるのではないかと思っています。
美しい所はたくさんあります。
ただ、そんな中でもとっておきの場所を探して歩きたい気持ちはあります。
やはり、何度も通うことですかね。
凍死したり遭難したりするような場所には行きませんから大丈夫ですよ。w

スノーシューに限って言えば、せっかくガイドさんと行く時には
やはり自分だけでは無理な所を選びたくなりますね。
この時もコンデジしか持っていきませんでしたが、
それでも思いもよらないような写真が撮れるかもしれませんし。
いろいろな経験がいろいろな所で役立ちます。

そういえば、このガイドさん、安倍さんも写真家さんたちのマナーの悪い人に
ほとほと手をやいているそうです。
常識で考えること、パンフレットや看板に書いてあること、
いい大人ならそれだけで守れるはずなのですが、
でも実際にガイドさんの話を聞くとやはり重みが違います。
それも自分にとって良かったな、と思っています。

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