2014年3月29日(土)
軽井沢で行われた風越カップ第7試合の続きです。
第2ピリオドで軽井沢選抜に一点を許してしまった神奈川県。 しかしこの第3ピリオドを落ち着いて守り切れば勝利です。 「守り切れば」と言いましたがアイスホッケーはあっという間に点が入る展開の速いスポーツですので、こういう場合「攻めが最高の守り」ということになります。 ましてや一点差ですから、まだまだ余裕が欲しい所です。
神奈川県、攻めてはいますが少し硬い感じがします。 対して軽井沢は「あと一点！」と乗ってきています。
神奈川県キーパー、よく押さえています。
女子キャプテン、さっそうと相手をかわしてすりぬけてきますが、どうにもゴールに嫌われます。
そんな神奈川県ゴール前からのフェイスオフ直後。 軽井沢キャプテン #10がついにゴールを決めました！ 2 - 2。 第3ピリオド終了まであと1:23 というところで。。。
欲しいところでの一点！ 喜びに沸くチームメイトを前にジャンプでの歓喜です。
ゲームは振り出しに戻りました。 神奈川もここから一点！
神奈川はゴールキーパーをあげての6人攻撃に挑みます！ なぜなら、この試合第3ピリオドまでで勝利しないと、延長戦が無いため神奈川県が敗戦となるのです。
しかし、残念なことに神奈川はもう一点を取ることはできませんでした。 決勝進出を決めた軽井沢はみごとな挽回でした。
ゲームが終わるとどのチームも審判、そしてリンク両サイドの応援者に一礼をします。 観戦者、特に保護者の皆さんも立ちあがり拍手を送ります。 とても礼儀正しく気持ちのよい風景です。
女子キャプテンはたとえ試合に負けてもいつもキリッと前を向いてチームを導きます。 こちらが涙目になっていても、下を向くことなく、更に先の未来を見据えたような真っすぐな女子キャプテンの姿勢を見ていると「男前やぁ～。 惚れてまうやろぉ～！」という気持ちになってしまいます。ｗ
女子キャプテンは本日あたり中学校の入学式だったでしょうか。
女子アイスホッケー部のある中学校は神奈川県にはないそうです。 多分全国でもないような気がします。 そもそも男子アイスホッケー部ですら数えるほどしかないのですから。 なので女子キャプテンは今後も現在所属のチームでアイスホッケーを続けて行かれるそうです。
チームでは中学生のグループに入り、大会にはメンバーに選ばれればプレイする機会があります。 ただし、中学生ともなれば男子はどんどん大きくなり、筋力も女子の比ではなくなってきます。 メンバー入りができるでしょうか。
さらには、「中学生全国大会」などの県代表選手には女子は入ることができません。 つまりは、この風越カップで見た女子キャプテンの県代表ユニフォーム姿はもうしばらく見られないわけです。
しかし女子中学、高校生の大会もあります。 日光でも日光杯がありますね。 また応援に行きますから、頑張ってください！ そして新横浜ジュニアの試合でも出場できるようお祈りしています。 というか、きっと出場すると思う！！ｗｗ
最後になってしまいましたが、風越カップの成績は以下の通りでした。
優勝 釧路選抜
準優勝 帯広選抜
3 位 軽井沢選抜
4 位 苫小牧選抜
おめでとうございました。