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そんな好奇心から衝動的に作りました。

平林 第2回草取り(7月12日)

2009年07月31日 10時19分23秒 | 平林の棚田 米づくり


 7月12日(晴れ時々曇り)、平林の田んぼへ二回目の草取りに行ってきました。 前回の6月28日草取りから2週間。 この時期雑草はどんどん伸びているだろう、と心配、心配。w

 前回まで出あまり見られなかったアマガエルもこの日はたくさん見られました。 一時期は「この地区にはアマガエルが出ないのか?」と心配していましたが、やっぱりいました。 時期があるんですね。 田んぼに入るとピョンピョコ、ピョンピョコ、どんどん逃げてゆく。 おかげでなかなか上手く写真に収められません。 望遠で遠くから狙ったほうが良かったのかな、とも思いましたが、結構葉の陰や根元に隠れています。 近づくと必死に逃げます。 警戒心はかなり強いです。

 稲は随分と背丈も伸び、分げつも進んできました。 分げつとは稲が根元で枝分かれすることです。 
 田植えの時には小さな苗を三本ずつ植えてゆきます。 小さく面倒なので、もっといっぱい取って植えちゃえ、とやってしまうと、この分げつが上手く行かないのだそうです。 分げつが進まないと稲穂がたくさんできず、お米の収穫が減ってしまうということです。 どんどん分げつして稲が成長するように、雑草に栄養分を取られてはいけません。 がんばって抜きますよー。

 水面より上に大きく成長した雑草はあまり見られませんが、水面下の稲の根元にはかなりたくさんの雑草が生えていました。 一回目の草取り時よりははるかに大きくなっています。 抜くこと自体は楽になりましたが、数の多さでやっぱり大変でした。


 大きくなっていますねー。 暑くなってきたせいか、水面には藻のようなものも見られます。 

 前回から多少気になっていたのですが、この左の稲のように葉が白っぽくなっている部分があります。 あきらかに健全な感じではありません。
 友達が調べたところによると、これはイネドロオイムシ(幼虫)といって、やはり稲には良くない虫です。 あまりたくさん発生すれば薬で処理、ということもあるのかもしれませんが、手で払い落としてやれば水面に落ちてアメンボに食べられるのだそうです。 少しは落としてくればよかった、と後悔。


 これがイネドロオイムシです。 あきらかに、食べてますね。

 小さな黒っぽい虫に見えますが、実はこれはイネドロオイムシが自分のフンを背中にしょっています。 葉についた泥はねに見えるよう、擬態しているのです。 賢いと言うか憎たらしいと言うか。。。 はっきり言ってわたしも泥はねかも、とだまされていました。


 稲に良くない虫といえば、コイツもいました。 イナゴでしょうか?
 これもあきらかに葉っぱをバリバリ食べていました。 草取りをしているとピョンピョン逃げてゆきます。 「バッタだ。 かわいい。」と思ってしまう私はまだまだです。


 逃げるカエルを追って撮った写真ですが、水中に細長くワサワサと生えているのは全て雑草です。

 稲が大きくなってきたせいか、稲と稲の間のスペースを歩き回ることが難しく感じられるようになってきました。 小回りがききません。 ぬかるみですからバランスも崩しがちで、大切な稲を踏んづけないか、心配です。

 また、稲の丈が伸びてきたせいで、かがんで草取りをすると稲の先が顔にツンツン当たります。

 農作業用品をヴァージョンアップすべき時がきたかも、と感じた第二回草取りでした。