out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

稲 これまでの生育状況

2009年07月12日 23時03分51秒 | 平林の棚田 米づくり
 平林の棚田に田植えをし、早7週間が経ってしまいました。 稲の成長を随時アップしてゆきたいと思っていたのに、私が追いついて行きません。 
 まぁ、これまでもマメにブログアップできてたわけではないし。。。仕方ないね。 後からまとめてでも、案外見やすいかも?(ぇ

 5月24日(日) 曇り時々弱雨

 田植え中の田んぼです。 この田んぼは100平米のサイズです。 どの位の広さなのかあまり見当もつかず、とりあえず4人での田植え作業。 割と手際よく、休憩を入れて2時間程度で終わりました。 
 けれど、慣れない作業と姿勢に足腰ガタガタ。 やっぱり腰を折ってぬかるみでの作業は大変。 休憩時には道路に仰向けに大の字になって寝転び、腰を伸ばしました。

 苗は固まりになっているものを左手に持ち、右手で3本ずつ引き離し田の中に埋め込んでゆきます。 田んぼにはあらかじめ苗の束をあちこちに投げ込んでおきます。 すると作業中に手に持った苗がなくなった時にわざわざ畦まで取りに行かなくて良いということです。 写真左上の方にボサボサと緑の塊があるのは、これから植えられる苗の束です。


 苗がきれいに一列に並んでいます。 これは植えるときにピンと張ったロープに沿って苗を植えてゆくからです。 ロープの両端は30センチくらいの杭に結ばれています。 この杭をロープがピンと張るように巻きながら、田の両側面に立てては植え、立てては植えと繰り返してゆきます。 一列終わり次の列に移る時には、この杭の長さが次の列までの長さとなる定規の役割をします。 なので、案外均等に植えられていますよね。 

 この田植えの方向が地域によって違うそうです。 苗を前進しながら植えてゆくか、後進しながら植えてゆくか。 ここ平林では後進タイプでした。 ある人は新潟県で前進タイプを経験したそうです。 
 刈り取った後の稲の干し方なども日本各地で違うようですが、同じお米でもその土地土地によって、作り方が様々なんだろうな、とあらためて思います。


 5月31日(日) 曇り

 田植えをして一週間しか経っていないのに、気になって気になって様子を実に来てしまいました。

 大きさはほとんど変わっていません。w
 けれど、なんともう草が生え始めています。 どうして雑草の方が育ちが早いんでしょう。 それに、色がなんだか薄いような気がしてなりません。 私たちの田より数週間前に田植えが終わっている近隣の田んぼをみて、かなり緑が濃く、しっかりと稲が立っているのを見て、不安に思う。。。
 大丈夫、大丈夫。 いつだって隣の芝は青いんだ。


 写真がヘタだから黄色っぽく見える、だけではないんですよ。。。


 6月20日(土) 曇り時々晴れ

 この日は「増穂ふるさと自然塾」の各種クラスに参加するため来ましたが、もちろん田んぼへも寄ります。
 
 田んぼへ来るといつも雨でしたが、本日はうす曇で時々日差しも。 実はこの日田んぼからも富士山が見えたのですが、写真で撮ると見えない。。。orz
 いや、くれぐれも私がヘタだから、だけではないと思う。

 田植え後は泥があがり水がにごりますが、この日はお日様も出て、ずいぶんクリアです。 7月5日が第一回草取り予定日なので、それまで田に入ってはいけないような気がして、今日は見るだけ。 草も随分でているのですが。。。


 この日は随分と稲も緑にシャキーンッとして見える。 (゜∀゜)


 6月28日(日) 曇り

 とっても青い隣の田。w

 遠くでは地元の農家さんがお一人で作業中です。 どの位の田んぼをたった一人で作業するんだろう?

 7月5日(日)に予定されていた草取りが変更になりました。 

 おかげでジャガイモ堀りのイベントにも参加できました。(そのために変更になったのかも?) 無料の蒸かしジャガイモを頂いたり、ジャガイモ堀りまでしてきて(有料:持ち帰りのジャガイモは一袋つめ放題)楽しかったー。


 草も随分生えてきました。 けれど、それほど大きい草がボウボウと生えているわけではありません。 大きい物はたまに農家さんが抜いてくれているようです。

 ただ、実際田に入ってみると、見えない水面下に小さな草がたくさん生えています。 放っておくと大きくなるでしょうし、大きくなってもすぐに抜きにはこられませんから、なんとかたくさん抜けるよう努力しました。
 けれど、水中の柔らかい土の中に生えている草を抜くと泥が舞い上がり、水がにごって他の草が見えなくなり、この草取りはかなり困難でした。

 草取りはもちろん大切ですが、農家さんが言うには、草取りをすることで、稲の根元の土や水が攪拌される。 それが稲の成長に欠かせない、ということ。
 あまり上手に草をとることは出来ませんでしたが、せめて泥をかき回しておこう、と手でワシワシしておきました。
 農家さんが「草取りをすると稲の色がかわってくるからねー。」とおっしゃるので、とても楽しみでした。