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そんな好奇心から衝動的に作りました。

曽我梅林 流鏑馬編

2008年03月04日 01時38分28秒 | stroll

 下の「散策編」に続き、「流鏑馬編」です。

 この日曽我梅林、原会場で流鏑馬神事を行ったのは武田流流鏑馬を伝承する『大日本弓馬会』の皆さんでした。 リンク先の「次回の流鏑馬・笠懸、行事予定」を見てもわかるとおり、鶴岡八幡宮、明治神宮でもその技を披露するほどのすごい人たちです。 ちなみに鶴岡八幡宮では4月20日に行われますよ。
 上の写真の射手は女性です。 たしか二人いたと思われますが、勇ましくてカッコいいです。

   

 流鏑馬は神事ですから、なにやらこのような儀式から始まります。 詳しいことは大日本弓馬会のリンクを見ればわかる。。。かも(;´Д`)
 観客席からは逆光になりますが、富士山と一緒に流鏑馬が見られるのです。

   

 観客席から見て射手は左から右に走りました。 左の写真、最初は矢を放たずに一度走ります。 馬の後ろに的が見えますが、この的にもいろいろな種類があり、一回目、二回目と種類が変わります。 
 右の写真の扇がかえると、的がすべて整い、走路も安全なので、準備OK!のサインです。たしか表が白地に日の丸で、扇をかえすとこの金地に赤の日の丸だったと思います。

   

 もぅ。。。写真を撮りたいからって、こんな前で立つ人はサイテーよね。 せっかく矢を引いている瞬間だというのに。 というわけで、右はトリミング。w

   

 右に走り抜けていった射手たちはゆっくりと馬を歩かせてスタートの位置にもどります。 その途中でこのように射った矢を受け取って帰ります。 右の写真を大きくしてみるとわかりやすいですが、流鏑馬の矢は先のとがったものではありません。 丸いカブの様な形をしています。 これを鏑矢と言います。 カブに似ているから鏑矢、ではなく、これに似た野菜がカブなんだそうです。

   

   

 
 下右の写真の的はお皿のようなもので、ちょうど真ん中の穴の部分に鏑が当たらないと、きれいに割れないのだそうです。 きれいに割れると中に入っている紙ふぶきが散ります。 

 まぁ、とにかく射手、走っている馬の姿がカッコ良くて、勇ましくてほれぼれして見ていました。 人が多いとはいうものの、会場が広いですし、例えば鎌倉、原宿のような便の良いところではないせいか、それほど込み合って人の肩越しに見る、と言う感じではありませんでした。 機会があればまたほかの場所でも見てみたいものです。