out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

コスモスと感謝祭

2007年11月20日 01時29分17秒 | job
 先日のコスモスを玄関に飾りました。 

 今年もハロウィーンの飾り付けをしましたが、ブログにアップする間もなくすぎてしまいました。 ま、毎年同じようなものなので、アップするまでもないのです。

 10月31日のハロウィーンが過ぎると、街はあっけないほどすぐにクリスマスモードに変わるようですが、家で11月からクリスマス飾りはなんとなく抵抗があり、毎年なんとなく「感謝祭風」な飾り付けをします。 

 『感謝祭』、"Thanksgiving Day" はアメリカでは11月の第4木曜日(今週の22日)、カナダでは10月の第2月曜日に行われます。 

 昔々、102名のイギリス人たちが信仰の自由を求め、メイフラワー号に乗ってアメリカ、プリモスにたどり着いたものの、その年1620年の冬は大変に厳しい寒さとなり、多くの死者が出てしまいました。 しかし近隣に住んでいた先住民族たちの助けにより冬を乗り切り、翌年の1621年、秋には作物も豊作で神の恵みに感謝しました。 というのが、今の「感謝祭」の始まりのようです。

 それにちなんで、観賞用かぼちゃ、インディアンコーン、松ぼっくり、つくりもののぶどうなどを、かごに入れて飾るようにしているのですが、今年はかぼちゃがありません。w 
 けど、今年はコスモスがあるので良しとします。(ぇ

 毎年、生徒達にクラスで「感謝祭」の歴史の話もしてみたいものだ、と思っていたのですが、結局したことがありませんでした。

 今年は高学年のクラスで、新教材のリーディングブックの中に「アメリカ先住民神話」が含まれており、ちょうどこの時期にクラスで行う為、ちょうど良い機会だと思い、「感謝祭」の話をしてみました。

 まず、そのリーディングブックの表紙にアメリカ先住民の女の子の絵が描いてあるので、「この人はどこの国の人でしょう?」と生徒達に問いかけると、「アメリカ」という返事が帰ってくるのにだいぶ時間がかかりました。 しかも、「アメリカに始めからいたアメリカ人はこういう人たちだよ。」というと、とても信じられない、という感じでした。 「そうかぁ、こういう人たちがアメリカ先住民だと知らないんだな。」とあらためて思いました。

 「感謝祭」に限らずハロウィーン、クリスマスほか、いろいろな国のいろいろな行事やお祭の習慣や歴史など、調べるときりがありませんが、生徒達には世界のことを知って、世界に興味を持ってくれるといいな、それには私もちゃんと勉強しなくては、と思いました。