昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

映画にまつわる思い出~グレゴリー・ペック

2008-03-05 | 映画・演劇・ドラマ


 今日は違う話題のつもりだったんですけれど、小父さんからのブログに、グレゴリー・ペックの名前を見つけたので内容を、急遽変更しまして・・・映画のお話です。


     


グレゴリー・ペックと言えば、なんと言っても「ローマの休日」ですよね。
何度観たか忘れてしまう程、繰り返し観ています。
少し頼りなげな、新聞記者でしたね。

でも、私にとってグレゴリー・ペックと言えば、「仔鹿物語」なのです。
私は、この映画を劇場で観ています。おいおい、お前は何歳なんだ?
と思われるでしょう。今は亡き父の話によると、4歳過ぎた頃から、月に何度も二人で映画館通いをしていたんだそうです。
その頃の、西部劇が殆ど・・・記憶にはありませんが、最初に観た子供向けの映画が「仔鹿物語」だったのだそうです。
前から三列目の真ん中に座っていた私は、母鹿がグレゴリー・ペック演じる父親に撃たれて死んでしまう場面で・・・
「お母さんが、死んじゃった~うえぇ~~~ん。」と、号泣したのだそうだ。
もうそれは大きな声で、映画館中に響き渡ったらしい。
「もう、あんなに困ったことはなかった。」と、何度も繰り返し聞いた話しです。(笑)
その後、風邪で学校を早退した時に、TVで観てどんな映画だったのか初めて知りました。厳しい母親から、いつも庇ってくれた父親・・・南北戦争直後の、アメリカの開拓時代のお話でした。
それからというもの、グレゴリー・ペックは素敵なお父さん というイメージが頭の中に刷り込まれたように思います。
昨日、BSで観た「アラバマ物語」も観たことがあるはずなんですが、全く記憶にありまんでした。それでも、私の《憧れの父親像》を裏切らない素晴らしい作品でした。

----2003年には、アメリカ映画協会が選んだ「映画の登場人物ヒーローベスト50」の第1位に『アラバマ物語』のフィンチ弁護士が選ばれており、誠実で正義感にあふれる彼のキャラクターは現在でも人々に愛されている。(Wikipediaより)---
にも、納得です。あなたは、グレゴリー・ペック・・・お好きですか?