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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
スウェーデンを振り返る。
昨日の日本は暑かった。
まだ残暑が厳しいザンショと思っていたら、今朝、くしゃみで起きた。寒いのでR.
外は半そでではちょっと厳しい。
台風の影響か。
スウェーデン北部のウメオ、ルレオをより、よほど国分寺の方が寒い。
風邪に気を付けなければ。
昨日は上野で途中下車し、<時計台>というラーメン屋で、みそラーメンとビール。あビールほどは財力がないので1杯飲み。上野にはもう一つ美味しいラーメン屋
があるのだが、いつも行列。ということで、この1月に続いて<時計台>詣でとなった。
ストックホルムには、今回1日半という超短い滞在となった。これまでのスウェーデン出張を15回はしていると思うが(17回だったか?はっきり記憶していな
い)、本当に最短記録である。
しかし、この短さに反比例して、物凄い収穫を、<イボ・イボ・IVO>で得ることができた。早速その成果を次回の連載第42回(43回だったか、はっきり覚えて
いない)に反映させたいと思う。
この短い滞在の中で、ついに飲んじゃった。カールスバーグを1リットル(ん?750ccだったか、はっきり記憶していない)。片手では持てないので、お上品に
両手で支えて飲んでいるのでR。250グラムのステーキとともに。
ヨーロッパの方は、脂身がお嫌いのようで、ステーキには、脂身が全くない。固いのであるが、塩・コショウだけのシンプルな味付けが、なぜか美味でR.
今回の滞在で発見したのは、コンビニに薄いビールを置かなくなってきていることだ。ウメオとルーレオでも冷えた薄いビールを飲みたかったが、実現できず、休肝
日が続いた。
システムボラゲットという専売所に行けば、濃いビールを買うことができるのだが、冷えてはいない。だから買いに行かなかった。
コンビニで薄いビールを置かなくなったのは、消費者が買わなくなっているからだ。
郊外の大型マーケットや専売所で大量に買い込むのでR.
スカンジナビアエアラインも、けちけち大作戦。コペンハーゲンから成田まで、一回もアルコールのサービスがない。
一昨年ぐらい前までは、ビール一つにワインを一つを無料でいただくことができた。
今は、有料だ。せこい <SAS> になっものだ。
次回は、搭乗時間の節約もできるので、<フィンランド航空>にしよう。
ここも一杯もビールを出さないのだろうか?
9月6日(土)のつぶやき
おかげさまで、無事帰国。
10日間の日程を追え、無事帰国することができた。
帰りは、ストックホルムと コペンハーゲンで乗り継ぎをしたのであるが、ストックホルムのセキュリティ・
ゲートは無音のままであり、PPP問題は発生しなかった。
コペンハーゲンではパスポートチェックだけで、セキュリティーゲートなし。
ストックホルムから コペンハーゲンまでは、ストックホルム滞在中にパソコンで座席指定でき、通路側を選んだ。
しかし コペンハーゲンから成田までの11時間半は、すでに日本を出発する前から座席が埋まっており、
残っていた12席のうち相対的に条件が良い 43A を指定した。
2人座席の窓側でR.
離陸する前、隣に座った方に、トイレが近いため頻繁にご迷惑をおかけしますので、
座席を変わっていただけませんか?と優しく声をかけ、ウインクしてみたが、相手は動じなかった。
相手の方も、トイレが近いので通路側を指定しましたので。。。とおっしゃる。
これで、万事休す。
初めて窓側に座ってみて、あまりの狭さに驚いた。当然なのだが、窓側は内側に湾曲している。
私のDラインは、機体に合わせて湾曲できないので、たいそう辛い。
隣の方は、たいそう興味深い方に見えたので、話しかけたかったが、<話しかけるなオーラ>が強いために
遠慮した。
同業者かも知れない。しかし理科系と見た。理研の研究員か?
至近距離で、パソコンで英文を書き、また大学ノートまで出してメモを書き、それを入力するという
F 難度の業をなさっている。
あんな狭いテーブルに、それらをよく置けるものだと感心。
ノートが私に近い側にあるので、最初は見ないようにしていたのだが、0.1秒 見てしまった。。。
すると、文字がウルトラ小さい。 2ミリぐらいの字だ。芸術的と言えるほど 整った書き方。
絶対に理科系だと見た。
オーラ君は、40歳ぐらい。准教授か主任研究員か。
さすがに、細かな作業で疲れたのであろう。夜の11時頃になったら、持参のDVDを鑑賞し始めた。
何を見ているのだろう?興味津々。
トイレに行きたくなったので、立ち上がる時、パソコンをチラミした。
日本の映画で最近のものではないだろうか。女優が誰かまでは、確認できず。
唯一確認できたのは、彼が、<2倍速>で鑑賞していたことだ。驚いたあ。キョトンZZZ!
結局、 コペンハーゲンから成田までの間、4回、オーラ君を立たせてしまった。
いつもの出張では、 帰りのコペンハーゲンから成田までのフライトの後半6時間は、瀕死の状態になっている。
呼吸困難になり、またお尻が痛くなり、1時間ごとにトイレに行って、用は足さずに何度も深呼吸している。
今回は、オーラ君のユニークさのおかげで、この瀕死状態には陥らなかった。
酸欠状態ではあったものの、数時間眠ることができたのでR.
もしかしてだけど、
もしかしてだけど、
3時間ほどオーラ君に、寄りかかってたんじゃないのお~♪
9月5日(金)のつぶやき
大流行!IVO。
私は、私の研究上の関心から<IVO>なる組織に辿りつき、昨日その<IVO>を訪問することができた。
<IVO>は、直訳すると、<医療・介護監査庁>となる。かな?
サイトには、一体誰に訪問のアポトリをすればいいのか、その組織の住所はどこなのかに関して一切情報がない。
その組織は6か所に分かれていて、全体を統括する部署を探すのも一苦労であった。
しかし、こういう苦労は研究に関する苦労なので、割と楽しく<謎解き>をしている。
いつもストックホルムでお世話になっているT氏に、昨日も同行していただいた。
私は私で、ストックホルム駅のバス案内所で、どこからバスに乗ればいいのか聞いたが、かなりめんどくさそうなので、しかも移動のための時間がないので、いっそのことタクシーで行こうと提案したのだが、
T氏は、ご自分でルート検索をなさったようで、地下鉄で2駅移動し、後は歩けば大丈夫とのお話。
方向音痴の私には、手におえない場所にあった。
しかも<IVO>の入っている建物に到着してからも、表示がないので、右往左往。
聞けば、そのビルに引っ越してきたのは、8か月前。
それまでの1年半は、とても快適とは言えないビルに入っていたそうな。
その建物の1階には、最近急増中の<MAX>というハンバーガーチェーン店がある。2階に上がると、エレベータが設置されており、
7階から上が、<IVO>。
私のインタビュー調査のために、総勢5名のスタッフに対応していただいた。初めての訪問であったが、ここでも親切に色んなことを教えていただいた。
ただ時間の関係で、聞けなかったことも少なからずあり、それは次回訪問時に。
フィーカの時間に、初めて知ったのだが、先週、厚生労働省と大学教授のグループ13名ほどが、来訪されたとのこと。来週も、同じ団体か別の日本の団体が、IVOを訪問するそうだ。
そんなに大流行いるとは、知らなかった。。。
特に厚生労働省は、どのような観点からIVOに関心を寄せているのであろうか???
9月4日(木)のつぶやき
ルレオ空港の厳しい身体検査。
人口規模確か9万人程度の小さなコミューン、ルレオ。
SASからメールでご案内。
パソコンでチェックインしてくださいと。ハイ、やりますとも。
購入3年目のノートパソコンを持参していますから。
翌日搭乗する飛行機の座席を指定する。 15D
すると、プリントアウトしてくださいと。
プリンターは重くて持ってこれへんがな。
携帯用のプリンターもあるらしいが、ただでさえ大荷物・大重量なので、無理。
しばし考える。
そうだ、スマホで、バーコードの写真を撮れば良いじゃん。
ホテルの最寄駅から空港までは、18分。
料金25クローナ。普通のバスの空港行きに乗った。リムジンはないであろう。
SASのチェックインの際、ベテランお姉さまに、事情を説明すると、それを見せれば、宜しおすえー、との返事。
ちょっと、パソコンで至急メールしなければならないことがあったので、その用事を済ませた。
身体検査上の前に、そのバーコードを見せるのだが、肝心な時に、そのバーコードの写真に辿りつけない。
カメラロールに行けないのだ。
これでは、ダメ。
もう一度チェックインに戻り、別のベテランお姉さまに、事情を説明し、紙のボーディングパスを発行してもらった。
スマホなど使わずに、カウンターで搭乗券を発行してもらえば良い悟る。
さて、その身体検査場。
やけに、ピーピーと搭乗客が通過するたびに、鳴る。
万全を期したのに、私も鳴る。
キョトンZZZ?
靴を脱がされ、ご丁寧にボディタッチされる。
靴を脱がされたのは、生まれて初めて。
結局、PPPの原因が分からないまま、チェック終了。。。
めちゃくちゃ気分が悪い。頭にくる。
私の後の搭乗客も厳しいチェックを受け続けている。
今回の研究出張は有意義な日々の連続で、楽しかっただけに、この身体検査の不快さが、目立つ。
ボディタッチはかなり執拗であった。
検査用の棒でやればよいことだ。直接触らず、やってもらえないものだろうか。。。。
9月3日(水)のつぶやき
ルレオの世界遺産!
ガンメルスタード(Gammelstads)の教会街。
1996年に世界遺産に登録された。
15世紀に聖堂が建てられ、遠方からの信者のために宿泊施設が多数作られ町となった。
現在では、424軒の<可愛らしい>木造家屋から構成される。
昨日は、今回の研究出張で、唯一の自由行動日となった。
研究出張全体が、自分でプランニングしているのだから、全て自由行動。
ずっと集中はできないので、<オフ>の日を設けた。
ルレオについてから、<可愛らしいホテル>パークホテルにチェックインしてから、インターネットを見た。
ガンメルスタードという世界遺産があることは、その時点で知ったが、行き方が分からない。
一昨日の実り豊かなインタビュー調査の後、ちょうどタイミングよく、通訳をしていただいたO様が、バス停
まで連れて行って下さり、ガンメルスタードへの行き方を詳しく教えていただいた。
何と嬉しいことよ!
教えていただいた通りに昨日は行動した。
ルレオの中心から10時に9番のバスに乗り、終点の2つ手前で下車。10時25分。
近い!
下車するとすぐに、教会が目に入る。
まずコンディションを整えるために、インフォメーションセンターに行き、トイレを借りる。
とてもスウェーデン北部と言えないほど、<暑い>
ハーフコートを持参してきたが、寒がりの小生もさすがに暑い。
どれだけ歩いただろうか。
どれだけ写真を撮ったのであろうか。
踵にも問題を抱える小生には、12時が限界。
水分を持参していないのに、またトイレに行きたくなり、最初に立ち寄ったインフォメーションへ。
な
な
なん
と、
閉まっているではないか。
J、J、J !
キョトンZ !
こっちの方は、商売っ気がないというか何というか。
ランチタイムを1時間ゆっくりとるために、店じまい。
万事休す。
帰りのバスまでまだ30分以上待たないといけない。
途方に暮れ、バス停のベンチ座る。するとまた別のアングルで<教会>が目に入る。
夢中で、写真を撮る。
デジカメとスマホで。
人間集中すると、トイレも忘れることができる。
アッという間に、バスが来た。
この時不幸な出来事が起きた。
8年間ともに闘ったデジカメがついに大往生した。
昨日まで良く働いてくれていたのに。。。
一つ大きな丸いシミが突然発生し、それでも撮り続けていたら、
真っ白けに。。。
心配症の私は、実はもう1台デジカメを持参していたのでR.
こんな人はいないのでR.
合計3台持参し、うち2つが使えない状態に。
3つ目は本当の予備なので、充電してきたかどうかも定かではない。。。。
昨日撮影した30数枚の写真のうち、1枚か2枚を、<来年のうちには発刊したい著書>の表紙のすみっこに入れることになる。
9月2日(火)のつぶやき
ルレオのお姉さま。
私にとって最北の地、ルレオに来て、大正解であった。
昨日朝10時からお昼を挟んで午後4時まで、ルレオ・コミューンの高齢者ケア課のお姉さま3名が、みっちり相手してくださった。
昼食後は、新設されたばかりの24番目の介護の付いた特別住宅を1時間ほど見学させていただいた。
通訳をしていただいたO様も、ざっくばらんなお方で大正解であった。
O様については、ウメオ大学のHPで探し出したことは以前の記事に書いた通りである。
何よりも親切だったのは、8月中旬になってからお願いした介護の付いた特別住宅の介護職員へのアンケート調査をすぐさま実施していただき、昨日現物をちょうだいできたことだ。
コミューンからいただいた本、資料とあわせて、早速、郵便で自分宛に送った。
郵送料は半端なく高い。
でもあの大量の<宝物>をトランクに入れたら、30キロ近くになってしまう。
飛行機に乗せてもらえなくなってしまう。。。
お昼もコミューンの食堂ではなく、海沿いのレストランに連れて行っていただいた。
至れり尽くせりの<おもてなし>をしていただき、望外の幸せ!
そうそう、介護の付いた特別住宅に入った途端、ルレオコミューンの広報課ライターさんのお兄さんが現れ、アポなし取材を受けた。
あっという間に取材は終わり、最後に、ゴッドお姉さまお三方と一緒に写真に収まる。
取材が短かったわりには、写真を7枚も撮ったのが不思議。
最初の訪問地、ウメオコミューンでも高齢者ケア課の皆さんはとても親切に長時間対応していただいたので、ずっと気分は温ったか。
ホッカホカ!
ポッカポカ!
ピッカピカ!
チガウカ!
おかげで、右肩の痺れも<癒され続けている>
また、この両コミューンには来てみたい。
数年後には必ず。
スカンジナビアエアラインでは、コペンハーゲンまで行って戻る形になるから時間的にロスする。
数年後は、フィンランド航空を使い、ロスをカットしたい。
SASと同じぐらいの料金だと嬉しいな。
9月1日(月)のつぶやき
先月買った新品デジカメ、故障。。。
この日のために、新品のデジカメを購入したのに。
朝早くウメオを出発したのは、ルレオで風景写真を撮るためであった。
ルレオ駅からホテルまで歩いて6分。
ホテルからルレオ駅と反対方向に4分歩くと、<海>がある。
ヨットハーバーもあり、ハーバーに面してレストランがあり、とても良い感じだ。
その新品のデジカメを早速オープンしてみる。
画面が勝手に3分割されてしまっている。
下半分の左半分は、かろうじて被写体をとらえているが、上半分は真っ白。
残りの部分も横線が無数に走っている。
こんな事件は初めて。
しかし心配性の私は、8年使っている<バッテリーカバーが壊れたデジカメ>を持ってきているのであった。
早速、ホテルに戻り、8年生のデジカメを持ち、ハーバーへ。
良い写真が撮れた、と一人ほくそ笑んだ。
ホテルに戻って確認してみると、<イマイチ>
1枚は、まあまあだが、残り7枚は、残念な感じ。
昨日の昼は、日差しが強すぎて、どこまでの範囲を撮っているか確認できないまま、適当に撮らざるを得なかった。
解像度も8年生だから低いため、現像すると残念な結果になるかも。
今回、風景写真にこだわっているのは、今度(発売時期は不明だが・・・)の3冊目の本の表紙にルレオの写真を入れたいからでR.
今これを書きながら思い出したことがある。
スウェーデン内での連絡用に<スマホ>を今回初めて持参しているのであった。
昨日韓国から電話をもらったことも忘れていた。
今日の夕方か明日午前中に、再度ハーバーに行ってみようと思う。
ウメオに比べてこじんまりとしているので、
こじんまりとした小生の足でも1日かければ、全部回れそうだ。
本の表紙のセンターの写真は、今回も、<介護の付いた特別住宅>の写真にしたいと思っているが、なかなか外観にインパクトのあるものはない。
外壁側面にカール・ラーソンの絵を書いている特別住宅があれば、一発で決めるのだが。
8月31日(日)のつぶやき
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