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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
下町ロケットとクボタ
楽しみにしていた<下町ロケット ヤタガラス編>がついに
終わってしまった。
<半沢直樹>の時もそうであったが、<勧善懲悪型ドラマ>に小生は、
思いっきりはまる。
時代劇こそ勧善懲悪型だが、不思議なことに、時代劇は全く見ない。
時制としては、<現在>と<未来>に強い関心があるようだ。
佃社長(阿部寛)の長い台詞も魅力的だ。
元気のある社長で好感がもてる。
時々、早過ぎて聞き取れないこともあるが。
今回のテーマはロケットではなく<無人農業ロボット>=
<自動運転トラクター>
下町の佃製作所のエンジンとトランスミッションに対する
<開発理念>が素晴らしい。
佃製作所が作った無人農業ロボットの走行実験中に1度だけ
発生した<異常音>
この1度だけの異常に対して真摯に向き合う姿勢が素晴らしい。
イモトアヤコもこの姿勢に感動して、佃製作所に入った。
さて、私の注目ポイントは、下町ロケットとクボタの関係。
クボタは国内1位の農業用機器メーカー。
クボタ自身が、<自動運転トラクター>=<アグリロボット>を開発し
販売を開始した。
アグリロボットは、最終回のCMで知った。
最初CMとは分からず、ドラマの1場面かと思った。
つまり、下町ロケットというフィクションの世界と<アグリロボット>
というノンフィクションの世界が<リンク>しているのである。
ドラマの中の佃製作所の経営理念は、大企業としてのクボタの経営理念
でもあることを暗示している。
こういう蜜月の関係は、日本の農業の深刻な将来を考えた場合決して
悪くはないが、
ちょっとキョトンとしてしまう。
番組を提供し、撮影にも全面的に協力しているのだから、いいといえば
いいのだが。
終わっちゃて残念!と
思っていたら、
お正月の3日に<特別編>が放映される。
特別編をずっと1話見切りで、10回ほどやってほしい。
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