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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
台湾の介護職員配置基準は。
午前中は120ページの超長い論文を読むというミッションがあり、なかなか過酷であった。
午後からは、監督様のご提案で
<角上魚類>なるお店のお供。
何でもガイアの夜明けで特集していたそうな。
初めての場所で、苦労して探し当てる。
最寄駅から20分ほど歩いたか。
監督様のお供は久しぶりであったので、結構楽しかった。
監督様の読みで、午後なら混んでいないとのこと。
見事に読みが外れ、午後2時半ごろ着いたが、アメ横の賑わいだった。
あまりに新鮮な魚類。
あまりに多品種で、逆に選べなかった。
仕切り直しで、後日また来ようという話になった。
さて、介護職員の配置基準の話。
韓国、スウェーデンと来て、いよいよ台湾。
台湾の介護施設では、介護職員1に対し入所者5名。
これは日中の基準で夜間は8名。
台湾に初めて行ったのは、今から7年前。
その時、台湾政治大学の女性教授にインタビューできることになった。
その教授は、1昨年まで、高齢者介護政策担当の大臣をしていた。
また同時期、東亜大学の S 教授に会えることになった。
この教授はざっくばらんで楽しい教授。
S 教授に早速ラインする。
すると 8人 とだけ解答が。
その数字の根拠法を教えてくださいとラインすると
根拠法を教えてくださった。
どう逆立ちしても、日中は5人、夜間は8人としか書いていない。
宇都宮で、先日お目にかかった鄭さんに同じ話を向けると
私の本の83ページにありますと。
台湾の介護施設には、長期介護施設と養護型施設がある。
長期介護施設では、日中は5人、夜間は8人が基準。
養護型施設では、日中は8人、夜間は25人が基準。
S 教授は 勘違いして、養護型施設の日中を教えてくれたのかもしれない。
台湾は、ずっと在宅介護サービスの展開に力を注いでおり、施設介護は
後回しになっている。
台湾と日本は、韓国の理想追求型の2.3人という基準を今後追っかけて行くことになる。
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