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カンさん、アカン!

ハット君の時にも痛感したことであるが、

一国のリーダーがここかしこで語るスピーチの内容は、全て、中核メンバーから構成されるチェッカーズのチェックを受けるべきである。

全てを見たり聞いたり読んだりしているわけではないが、ブレブレであり、思いつきつきであると感じる。

自民党のマニフェストが消費税を10%にと主張しているのを見て、菅さんはこの10%を参考にして消費税を議論してみようと言い放った。

この一言が、その後すぐに<独り歩きし>、今の政府は、近いうちに消費税を2倍にしようとしていると有権者は思いこんでしまっている。

その結果、何が起きたか。

菅さんの内閣支持率の急落である。

急落のきっかけは、<10%を参考にして消費税を議論>と思いつきで言い放ったことである。

側近で最も信頼できるフルゲン氏が、常に、菅さんの言葉をチェックすべきである。

菅さんは、英語も苦手であるが、数字の記憶も苦手である(と思わざるを得ない)。

消費税を値上げする代わりに、低所得者には、税負担を軽くしようと言い始めた。

これもアカン方向に向かっている。

低所得者のラインを年収200万~300万と言ってみたり、200万~400万と言ってみたり、その時で、バラバラだ。

日本人はお金の負担に超敏感だ。

政治が信用できないからである。

その敏感な有権者相手に、菅さんは、200万と400万と2倍の開きのある情報を平気で流す神経。。。

これでは、どれだけ必死に菅さんが演説しても、<信用できない>。

フルゲンさん、もっと菅さんに寄り添って、ブレカンと言われないように、特に数字の話には、事前チェックを入れるようにしてほしい。

でないと、参院選はかなりダメージを受けることになりそうだ。

 

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