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<半分、青い。>が、<全部、終了・・・>

最終回。

そよ風扇風機は、Mother と名付けられた。

そのMotherを実家の店で、家族や友達の前で披露する。

このシーンは、とてもゆっくりしていた。

終盤に来てこれでもかというほど<加速>していたが、

最終回は、さすがに<減速モード>

 

朝ドラ原作者の価値観が一つ一つのセリフを通して存分に語られた。

すずめが皆の前で挨拶する中で、

ここにいる人もいない人も・・・と語りだした時、

がん闘病中のすずめの mother が、違うよと諭す。

<みんな、ここに、おる>と

 

そう、大震災の津波で最後まで病院の患者さんに寄り添い亡くなった

<ユーコ>もここに、おる!

 

北川さんには生者と死者という2分法の発想がない。

生と死は連続するものであり、連続するからこそ、<ここに、おる>のでR

 

そして最後に、最も重要な関係性である<鈴愛と律>

 

律は、いつも私の知らない幸せをくれる、とスズメ。

 

ぼくでいいの?と確認する律に対し、<律しかいない>と答える鈴愛。

感動的だなあ、もう。

 

幼い頃に、スズメが欲しいと一言いった傘。

律は、スズメが聴力を失った側の<雨音が聞こえる>傘をスズメにプレゼント。

その愛情のこもった傘を見て

思わずスズメは語る。<雨のメロディーや>と。

 

誕生日が同じで同じ医院で生まれるという設定。

マグマ大使の笛をすずめが吹けば2階から律が顔を出すという設定。ユニークである。

 

エンディングもユニークになるかと予想したが、<中途半端でもなく>しっかり

クロージングしていた。

素晴らしいアサドラであった。

 

普段は、朝から忙しい。自分の大学の授業もあれば、非常勤で教える大学が二つ。

だから、アサドラをみる余裕がない。

今年はサバティカルなので、朝は<自由にゆっくり生活できる>

 

10月から始まる朝ドラ。

お父様が、私と同じ、愛知県春日井市出身。

娘さんの名は、安藤サクラ。

2世タレントさん。

 

どうしても<半分、青い>と比較しながら見てしまうことになるだろうな。

チキンラーメンの誕生をキチンと理解しなくっちゃ。

 

 

残念なことに、原作者の北川さんと博多大吉の対談を楽しみにしていたが、

<ボーっと生きているために>ネボーをしてしまった。

ネボーすることはほとんどないのだが、大事な時に限って。。。

彼女の価値観や思いを理解するのに不可欠な対談であった。

 

 

 

 

 

 

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