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昨日、初校原稿を<新評論>に届けた。

248ページの初校原稿を全て持参した。

その場で、武市社長が1枚ずつチェック。

寿命が縮む瞬間だ。

 

瞬間ではない。

小1時間ほど。

でも3時間ぐらいに感じた。

 

今回は、ゲラをいただいてから出版社に届けるまでに2週間かかった。

間で声が出なくなる時期があり、授業もその回だけはズームミーティングに切り替えた。

 

より良い本にしたいと<もがきまくった>

その2週間で、重要な論点なのに書き漏らしていた部分を<数行から10行ほど加筆した>

それが、5か所ほど。

 

本当は、そんな破廉恥行為はやっちゃいけない。

分かってはいるが、社長に甘えてしまった。

社長様、その場所を見た瞬間、驚きの反応をされた。

 

その瞬間がもっとも寿命が縮んだ。

縮むようなことをする私が悪い。

 

でも、加筆を認めてくださった。

ほっ。

 

実際の印刷業務をする方にも大きな負担となる。

社長様、印刷関係の皆様申し分けございません。

 

激しい緊張の1時間が過ぎた後、

その応接間で社長の興味深いお話を1時間半ほどうかがい、

その後お昼を外で。

 

ビールも少しいただき、今進めている様々な企画についてお話をうかがった。

社長のお話は面白いしスケールがデカい。

マネはできないが、一歩でも近づきたいと思う。

 

あ、そうだ。

緊張の1時間の後、名古屋の大学に勤めていた時の教え子・嶋守さやか氏が出版したばかりの

<私、子宮がんやめました>

を応接間で社長からいただく。

 

私が新評論の社長を紹介したのであるが、これで彼女4冊目の単著だ。51歳。

この本が、マスコミで大反響。

新聞社だけでなく、名古屋のテレビ局も取材にいくそうな。

 

本人のがん闘病の過程を<リアル過ぎるほどリアル>に描いている。

素晴らしい本である。

これほど自己をさらけ出す本、見たことがない。

 

 

 

 

 

 

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