のらぼう菜がたくさん採れました。。。

茎立菜の一種ののらぼう菜です。春になり、花蕾がついてきゅ～っと伸びてきたところを摘んでいただきます。
のらぼう菜はたくさんの種をつけるので、精油にむいているのだそうです。江戸時代に年貢を油で納めるようになった時、年貢を逃れるために、「野良でぼ～」っとして役に立たない野菜、と言って、年貢納めをのがれたのがのらぼう菜の名前の由来と聞きました。

のらぼうを含め、菜の花前半に言えるのですが、茎立菜は栄養価がとても高いです。
しかも、収穫すればするほど、たくさんの花蕾をつけます。春の生命に満ちているという感じです。
たくさんいただいて、一年分の鋭気を蓄えたいと思います。

～四月の野菜～ヤ―コンのジャム

ヤ―コンは前年の１１月くらいから収穫を始めます。
霜が本格化する前に、一度全部掘りだして、土のなか深くにまとめて埋めておき、冬の間貯蔵しています。
春が近付くと、ヤ―コンの甘みが増して果物のように甘くなります。
生でかじってもおいしいですが、ちょっと渋いのはポリフェノールが沢山含まれているからだそうです。

今回はジャムにしました。
食物繊維や、フラクトオリゴ糖と言った、整腸作用のある成分をたっぷり含んでいるので、おなかの調子が悪い人には、強い味方になるんじゃないでしょうか。。。

作り方：
ヤ―コン（４００～５００ｇ）とリンゴ（１個）を皮をむいてざく切りにし、ざらめ糖（大匙５～６）を加えて、ひたひたの水で茹でます。
やわらかくなったら、ハンドミキサーなどですりつぶし、ヘラでのの字がかけるくらいまで水分を飛ばします。
レモン汁（適宜）加えて完成です。