一汁一菜とは・・・
”一汁一菜とは、主食(白米や玄米や雑穀米)に、汁もの(味噌汁 等)一品と、菜(おかず、惣菜)一品を添えた日本における献立の構成の一つであり、粗食を指す。「一汁一菜」と言っても、汁と菜にさらに「香の物」(=漬物類)を少量添えることはしばしばある。
一汁一菜を守っていれば、食べ過ぎになるということもなく、標準的な大きさの器に常識的な盛り方をすれば、特にややこしいカロリー計算などしなくても食べ過ぎを防止することができる。かつて一汁一菜を守っていた日本人には、肥満や高脂血症などはほとんどなかった。医療費の増大に困っていたアメリカは、マクガバンレポートで、肉・乳製品・卵などの動物性食品を減らし、穀物や野菜・果物を多く摂るようにと勧告、日本の食習慣を見習うべきであるとし、玄米を主食にしていた元禄時代以前の日本の食事を理想的な食事としている。”
≪かぶねぎと油揚げの煮びたし≫
材料(二人)
かぶねぎ・・3本 油揚げ・・1枚 出汁・・200cc 薄口しょうゆ・・適量 塩・・適量
作り方
1 かぶねぎは3センチくらいの長さにカットします。油揚げは大き目の短冊切りにします。
2 鍋に出汁を張り、油揚げを煮ます。薄口しょうゆと塩で味付けし、かぶねぎの白い部分を入れ、しんなりしてきたら青い部分も入れます。しんなりしたら器に盛り付けます。
≪豚汁≫
材料
木綿豆腐、サトイモ、ごぼう、ニンジン、大根、豚バラスライス、ネギ、ごま油、味噌
作り方
1 木綿豆腐は水切りしておきます。ごぼうは荒いささがきにして洗います。里芋は皮をこそげ剥いて、食べやすい大きさにカットします。大根、ニンジンは皮をむいていちょう切りにします。豚バラスライスは食べやすい大きさにカットします。ねぎは小口切りにします。
2 鍋を熱してごま油をなじませ、野菜と豚肉を炒めます。豆腐も加えて炒め、出汁を加えて煮立てアクを取ります。里芋が軟らかくなるまで煮ます。
3 2に味噌を溶き仕上げにねぎをいれます。