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山梨県上野原市のマンホール蓋(その1)上野原市

2021-01-10 21:34:52 | マンホール蓋

上野原市の経緯は、明治22年に秋山村が村制を施行、一方、上野原町は、明治時代の初めには20あった村が、明治8年までの合併を経て、昭和の大合併前の8村体制となりました。その後、上野原村の町制施行を経て昭和30年に8町村が合併し上野原町が誕生しました。
その後、平成17年2月13日上野原町と秋山村が合併し上野原市が誕生し、今日に至っています。

上野原市は、山梨県の最東部で、首都圏中心部から約60から70キロメートル圏に位置し、東は神奈川県相模原市、南は道志村、西は大月市と都留市、北は小菅村と東京都西多摩郡と隣接しています。
南北方向に21.6キロメートル、東西方向に15.3キロメートルで、面積は170.57平方キロメートルです。令和3年1月1日現在で、人口は2.2万人強、世帯数は1.0万世帯強となっています。

区章は、美しい自然につつまれ、悠久の歴史と文化を誇る上野原市の「上」をモチーフにしています。オレンジは「暖かな心」、ブルーは「空と清流」、グリーンは「緑豊かな自然」をイメージしています。(平成17年10月24日制定)

市の花は「リンドウ」、市の木は「ヤマモミジ」、市に鳥は「ウグイス」です。(以上は、上野原市HPより)

前置きはここまでとします。
マンホール蓋の整理に入る前に、簡単に公共下水道の処理方式について見てみます。
上野原市の公共下水道は、雨水と汚水を別々の管で流す分流方式を採用しているようです。汚水は、山梨県の桂川流域下水道に接続し、大月市梁川町にある桂川清流センターで最終処理され桂川に放流されます。
また、上野原市四方津の民間開発「コモアしおつ」内には民間業者が設置している「コモアしおつ汚水処理施設」がありましたが、今は公共下水道に接続し汚水処理施設は稼働していないようです。

また、平成18年3月に作成された「上野原市生活排水処理基本計画書」によれば、甲東エリアの五つの地区に農業集落排水施設が整備さるようです。

それでは、マンホール蓋の整理です。
上野原市は、平成28年12月1日より第3弾としてマンホールカードを配布開始しました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
緑深い山々と清流。上野原市は、豊かな自然環境を有する山梨県の東の玄関口です。 本デザインは、多くの命を育む山と川をイメージして図案化しました。 蓋のフチに沿って描かれているのは、秋に山々を彩る市の木「山もみじ」。 そして中央部には、清流を泳ぐ鮎の姿を躍動的に表現しました。 上野原市を流れる桂川は鮎の川として知られ、行楽シーズンには全国から多くの人々が訪れます。 鮎は清流の象徴であり、その流れは下水道によって守られています。 郷土の自然愛を表現したこのマンホール蓋は、カラーと色付け無しの2種類があり、カラー版は市役所本庁舎の入口に展示してあります。

こちらが、マンホールカードの蓋です。
市役所本庁舎の入口に展示にされています。なお、カラーデザイン蓋は実設置されている蓋は無いとの事です。

こちらは、実設置されているノンカラーのデザインマンホール蓋になります。
右は親子の汚水蓋です。
 

こちらは、上野原市のキャラクター「たまじまる」が描かれたプレート式のカラー汚水蓋です。
「たまじまる」は、小さなジャガイモを味噌と砂糖で甘辛く煮詰めた江戸時代から伝わる上野原市の郷土料理「せいだのたまじ」のイメージキャラクターです。
市役所本庁舎敷地内の歩道に設置されていました。
 

こちらは、「コモアしおつ」に設置されているデザイン蓋です。
蓋のデザインは、山並みを望む自然豊かな街のイメージとして、中央に森林、湖水、野鳥、ロッジを描き、周囲を街路樹として植えられる「楓」の葉で取り囲んでいます。
左は雨水蓋、右は汚水蓋です。
 
こちらは小型の汚水蓋です。

「コモアしおつ」内には民間業者が設置している「コモアしおつ汚水処理施設」もあるようなので、上野原市の公共下水道の蓋ではなく「コモアしおつ」として敷設・管理されている蓋と思われます。

「コモアしおつ」は、
民間デベロッパーが、昭和62年より造成し、平成3年より販売開始されたニュータウンで、中央本線・四方津駅から200m程の長い斜行エレベーターで登った先に広がる住宅地で、山並みを望む自然豊かな緑の高台にある80万平方メートルの敷地内には住宅地や公園のほか、小学校、スーパー、医院などの施設もあり、個性的でありながらも『自然』と『人』と『街』の調和がとれた統一感のある街と紹介されています。

他の自治体で見られる規格模様のマンホール蓋は見かける事が出来ませんでした。
次は、小型マンホール蓋です。
こちらは、亀甲模様の汚水蓋です。
 

こちらは、他の自治体でもよく見る模様の汚水枡の蓋と思われます。

こちらは、プラスティック製の汚水枡の蓋です。
 

以降では、上水道関係他の蓋を整理します。
現在、上野原市の水道事業の多くは、平成5年に設立許可を受け、平成18年より給水事業を開始した東部地域広域水道事業団により運営されています。
上野原市が維持管理する水道は、秋山地区全域、大目・甲東・巌・大鶴地区の一部に供給しているようです。他に、地区(組合)簡易水道等で維持管理している区域もありるようです。
なお、東部地域広域水道事業団に係わる蓋は、別途「東部地域広域水道事業団」として整理する事にします。

ただ、上野原市は平成17年2月に誕生しているので、上野原町の上水関係の蓋は残っていますが上野原市としての上水関係他の蓋は見つけられませんでした。
唯一見つける事が出来たのが、こちらの防火貯水槽の蓋です。

以上で、上野原市のマンホール蓋の整理は終了です。


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