気ままに 外歩き 町歩き 街道歩き

気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

千葉県成田市のマンホール蓋(その1)成田市

2024-07-05 22:32:51 | マンホール蓋
※2024.07.05登録 新たに掲載しました。
成田市の経緯は、昭和29年3月31日、町村合併促進法によって成田町、公津村、八生村、中郷村、久住村、豊住村、遠山村の1町6か村が合併して成田市が誕生します。その後、平成18年3月27日、香取郡下総町、同郡大栄町の2町と合併し新しい成田市となり、現在に至っています。

成田市は、東京都心から東に約50キロメートル、千葉県北部中央の北総台地に位置し、面積213.84平方キロメ-トル、人口は令和6年5月末日時点で13.3万人強、世帯数は6.7万世帯強です。
北は神崎町、利根川を隔てて茨城県と接し、西は栄町、印旛沼を隔てて印西市、南は酒々井町、富里市、芝山町、東は多古町、香取市と接しています。

市章は、成田市の頭文字「N」を人の姿に重ね合わせたイメージをデザインし、四肢の伸びは躍動感と疾走感、中央の赤は成田市民の熱い情熱、「NARITA」は日本と世界との交流拠点としての国際空港都市を表し、成田市の明るい未来への飛躍とさらなる繁栄への願いが込められています。(平成18年4月29日制定)
こちらは、成田市のシンボルマークです。
歴史的な門前町の門の字と成田の頭文字nを背景にして、本市の基本理念“自然ふるさと、健康からだ、愛情こころ”あふれる未来の姿と成田空港へさまざまな国から飛来するイメージを三つの翼で表し、門前町の“静”と空港都市の“動”を象徴化したものです。(平成6年4月1日制定)

市の花は「アジサイ」、市の木は「ウメ」です。(以上は、成田市HPより)
 
市の概要はここまでにし、マンホール蓋の整理に移ります。
成田市の公共下水道は、雨水と汚水を別々に処理する分流方式が採用されているようです。
汚水は、千葉県が管理する印旛沼流域下水道に接続して、千葉市にある花見川終末処理場へ流されます。花見川終末処理場で処理された水は、東京湾へ放流されます。

また、農業集落排水施設は、旧下総町の名古屋地区、成井・地蔵原新田地区と旧大栄町の新田地区、横山・馬乗里地区、堀籠地区、奈土・津富浦地区の6地区に整備されています。
なお、農業集落排水施設に係わるマンホール蓋は(その3)旧下総町と(その4)旧大栄町の中で整理します。
 
それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
最初は、デザインマンホール蓋です。
旧成田市のデザイン(内円に市の花「アジサイ」、その周りを市の木「ウメ」で取り囲む)を踏襲し、中央に旧市章に替り新市章が表記されています。
こちらは雨水蓋です。
 
 
こちらは汚水蓋です。
 
こちらは親子蓋です。

こちらは小型マンホール蓋や枡蓋です。
 
 
以降は、規格模様の蓋です。
こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
最初は、日之出水道器機(株)さんの蓋です。
上部に会社のログマーク、左下に耐荷重量記号「T-25」、右下に用途が表記されています。
左が雨水蓋、右が汚水蓋です。
 
こちらは親子の汚水蓋です。

こちらは小型蓋です。
 
こちらは、虹技(株)さんの蓋です。
上部に会社のログマーク、左下に耐荷重量記号「T-25」、右下に用途が表記されています。
左が雨水蓋、右が汚水蓋です。
 
 
こちらは、日本鋳鉄管(株)さんの蓋です。
上部に会社のログマーク、左下に耐荷重量記号「T-25」、右下に用途が表記されています。
こちらは汚水蓋です。
 
こちらは、プラスティック製の枡蓋と思われます。
いずれも汚水蓋です。
 
 
以降は、成田市の上水道関係の蓋です。
成田市内では、地区により水道水を供給している水道事業体が異なります。
成田市営上水道は成田・公津・八生・中郷・久住・豊住・遠山地区へ給水、成田市営簡易水道は下総地区・大栄地区へ給水、千葉県営水道はニュータウン地区(玉造、中台、吾妻、赤坂、橋賀台、加良部地区)・成田国際空港へ給水、神崎町水道は下総地区の小浮、野馬込地区へ給水となっているようです。
 
私が散策した地域は、成田市営上水道の給水地区でしたので成田市営上水道の管轄のようです。
ただ、見つけた上水道関係の蓋は旧成田市の章や表記の蓋ばかりでしたので、こちらの蓋は(その2)旧成田市の蓋で整理することにします。
 
唯一、新章で見つける事が出来たのは消火栓と防火貯水槽の蓋です。
こちらは、消火栓の蓋です。
 
こちらは、防火貯水槽の蓋です。

こちらは、上記同様のデザインですが左下の表記が「耐震性貯水槽」となっています。
 
最後は、電線共同溝の蓋です。
JR成田駅と京成成田駅周辺で見かけました。
成田市、NCTV(成田ケーブルテレビ)、NTT、Usenの4事業体の共同溝のようです。中央には成田市シンボルマークが表記されています。
左が共同溝の蓋、中が中央の表記を拡大、右は中央の成田市シンボルマークを拡大したものです。
  
こちらは角蓋です。
角蓋は、サイズ違いも幾つかありました。
 
以上で、(その1)成田市のマンホール蓋の整理は終了です。
(その2)では、旧成田市の蓋を整理します。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉県印西市のマンホール蓋(その3)旧印旛村

2024-07-02 21:08:29 | マンホール蓋

※2024.07.02登録 新たに掲載しました。

印旛村の経緯は、昭和30年に六合村と宗像村が合併し印旛村が誕生します。その後、平成22年3月23日に印西市、印旛村、本埜村が合併し新しい印西市となり、印旛村は消滅します。

印旛村は、千葉県北部、北総台地のほぼ中央に広がる印旛沼の北西側に位置しています。地形は東西に長く、南北に短い蝶が羽を広げたような形をしています。東京都心から40キロメートル圏内、県庁所在地の千葉市へは約25キロメートルです。
東は印旛沼をへだてて成田市と、南は印旛沼を境として酒々井町、佐倉市と、西は印西市、八千代市と、北は本埜村と接しています。17年度国勢調査では人口1.2千人強、世帯数は3.7千強でした。

村章は、村名の頭文字“印”を小円でかたどり、大きな円は全村の和合、その中に“バ”と進歩を示す鋭角の突起を組み込んでいる。(昭和40年4月30日制定)

村の花は「ヤマユリ」、村の鳥は「ダイオウマツ」、村の鳥は「カイツブリ」、村の魚は「ナマズ」です。
                                                     (印西市HPより)

それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
最初は、デザインマンホール蓋です。
下部に村章、蓋の全面に「西印旛沼」と「北印旛沼」を結ぶ「印旛捷水路(いんばぬま しょうすいろ)」の風景が描かれています。
こちらは雨水蓋です。
右下に「あめ」の表記があります。
 

こちらは汚水蓋です。
 

こちらは親子蓋です。
右蓋はΦ1200サイズの蓋です。萩原公園入口付近の歩道に設置されています。
 

こちらは、小型のデザイン蓋です。
上記と同じ印旛沼捷水路の風景ですが、こちらは村の鳥 「カイツブリ」、村の花「ヤマユリ」、村の魚「ナマズ」、村の木「大王松」をメインに描かれています。
印旛日本医大駅近く印西市立印旛医科器機歴史資料館前の歩道に設置されていました。

以降は、規格模様の蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
用途記載はありませんが、雨水蓋と思われます。

こちらは、亀甲模様の蓋です。
汚水の親子蓋です。

こちらは、「下水空気弁」の表記があるΦ800サイズの蓋です。
雨上がりの翌日に散策しましたので、泥が蓋に被りみずらい写真となりました。

以降は、小型マンホール蓋です。
こちらは、スリップ防止型の蓋です。

こちらは、プラスティック製の蓋です。
こちらは雨水蓋(下部に「あめ」表記)です。

こちらは汚水蓋(下部に「おすい」表記)です。

旧印旛村での水道事業の状況は把握できませんでしたが、水道に係わると思われる蓋を幾つか見かけましたので整理します。
こちらは、空気弁の蓋です。

こちらは、バタフライ弁の蓋です。

最後は、防火貯水槽の蓋です。

以上で、(その3)旧印旛村のマンホール蓋の整理は終了です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉県印西市のマンホール蓋(その2)旧本埜村

2024-07-01 11:21:28 | マンホール蓋

※2024.07.1登録 新たに掲載しました。

本埜村の経緯は、大正2年に本郷村と埜原村が合併し本埜村が誕生します。その後、平成22年3月23日に印西市、印旛村、本埜村が合併し新しい印西市となり、本埜村は消滅します。

本埜村は、千葉県北西部に位置し、首都東京から40キロメートル圏、県都千葉市から30キロメートル圏という都市近郊にあって恵まれた自然環境、生活環境を有しています。
村の東部から北部にかけては栄町に、東部の印旛沼は成田市に、南部は印旛村、西部は印西市に大きく接する面積23.72平方キロメートルの村です。17年度国勢調査では人口8.3千人強、世帯数は2.4千強でした。

村章は、周囲の稲穂は村の主産物である水稲が健やかに成長した豊かな実りの姿を、中央の本は、誕生した本埜村が、すべて円満に無限の発展を表現しています。合併したときの本郷村の本と埜原村の埜を採り主産物の水稲を図案化したものでです。(大正2年4月1日制定)

村の花は「スイセン」、村の木は「モクセイ」、村の鳥は「メジロ」、村の魚は「コイ」です。
                                                   (印西市HPより)

それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
最初は、デザインカラーマンホール蓋です。
中央に村章、左右に村の木「モクセイ」、下部には印旛沼か将監川、長門川を泳ぐ村の魚「コイ」?が描かれています。
牧の原公園内で3枚見かけました。
こちらは汚水蓋です。

こちらは、ノンカラー蓋です。
こちらは雨水蓋です。
 

こちらは汚水蓋です。
 
こちらは親子蓋です。

こちらは、もう一つのデザイン蓋です。
上部に村章、中央には村の花「スイセン」、その周りを村の魚「コイ」が5匹泳いでいるデザインです。
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。
 

以降は、規格模様の蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。

こちらは、亀甲模様の蓋です。

残念ですが、小型マンホール蓋は見ることが出来ませんでした。

旧本埜村では村営の水道事業は行なわれていなかったようです。
県営水道が主に千葉ニュータウン地区内、長門川水道企業団が旧本埜村の一部に給水を行っていたようです。 
私が散策した中では、県営水道の蓋(別途、県営水道で整理予定です)は見かけましたが、長門川水道企業団と判断できる蓋は見かけませんでした。

以上で、(その2)旧本埜村のマンホール蓋の整理は終了です。
その3.では旧印旛村のマンホールを整理します。


                                                     

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉県印西市のマンホール蓋(その1)印西市

2024-06-29 22:17:59 | マンホール蓋

※2024.06.29登録 新たに掲載しました。

印西市の経緯は、昭和29年に木下町、大森町、船穂村、永治村の2町2村が合併し印西町が誕生、その後平成8年に印西市となりますします。一方、昭和30年に六合村と宗像村が合併し印旛村が誕生、大正2年に本郷村と埜原村が合併し本埜村が誕生します。そして、平成22年3月23日に印西市、印旛村、本埜村が合併し、新しい印西市となり、現在に至っています。

印西市は、東京都心から約40キロメートル、千葉市から約20キロメートル、成田国際空港から約15キロメートルに位置し、面積123.79平方キロメ-トル、人口は令和6年5月末日時点で11.1万人強、世帯数は4.5万世帯強です。
西は我孫子市・柏市・白井市に、南は八千代市・佐倉市・酒々井町に、東は成田市・栄町に、北は利根川を隔てて茨城県に接しています。

市章は、印西の文字を図案化したものであり、円は、市の融和を意味し、円満に力強く発展する姿を表しているようです。(昭和55年10月1日に町章として制定したものを市章としています。)

市の花は「コスモス」、市の木は「サクラ」、市の鳥は「メジロ」、市の魚「ナマズ」です。(以上は、印西市HPより)

市の概要はここまでにし、マンホール蓋の整理に移ります。
印西市は、公共下水道事業、印旛沼処理区と手賀沼処理区に区分されます。昭和49年に手賀沼処理区、昭和53年に印旛沼処理区が事業化され、事業の運営・管理が進められてきました。 
排除方式は、雨水と汚水を別々に処理する分流方式が採用されているようです。
印旛沼処理区の汚水は、千葉県が管理する印旛沼流域下水道に接続して、千葉市にある花見川終末処理場へ流されます。花見川終末処理場で処理された水は、東京湾へ放流されます。
手賀沼処理区の汚水は、千葉県が管理する手賀沼流域下水道に接続して、我孫子市にある手賀沼終末処理場へ流されます。手賀沼終末処理場で処理された水は、利根川へ放流されます。

それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
最初は、デザインカラーマンホール蓋です。
中央に市章、周りを市の花「コスモス」が5本、満開の花を咲かせています。
こちらは雨水蓋です。
 

こちらは汚水蓋です。
 

こちらは、ノンカラー蓋です。
こちらは雨水蓋です。
 
 

こちらは汚水蓋です。
 
 
こちらは親子蓋です。
 

以降は、規格模様の蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらは汚水蓋です。
 
こちらの蓋には、中央の市章の上部に〇で囲まれた「枝」の文字が表記されています。
 

こちらは、スリップ防止タイプの蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。
こちらの蓋には、中央の市章の上部に〇で囲まれた「枝」の文字が表記されています。

以降は、小型マンホール蓋です。
こちらは、前出のデザインマンホール蓋と同様のデザインです。
こちらは汚水蓋です。

こちらは、プラスティック製の蓋です。
汚水枡の蓋と思われます。

こちらは、(株)ニムラ製の蓋です。
用途記載がありません。

こちらは、コンクリート製の蓋です。
いずれも中央の市章の下に「汚」の表記があります。
 

以降は、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は、消火栓と防火貯水槽の蓋です。
こちらは、消火栓の蓋です。
こちらは、前出のデザインマンホール蓋と同様のデザインです。
 

こちらは、他の自治体でもよく見かける形状の蓋です。

こちらは、防火貯水槽の蓋です。

以降は、上水道関係の蓋です。
印西市内の水道は、3事業者「印西市」、「千葉県企業局」(千葉ニュータウン内及びその周辺の一部)、「長門川水道企業団」(旧本埜村の一部)」が給水を行っているようです。
こちらでは、印西市営水道に係わる蓋の整理となります。

こちらは、制水弁の蓋です。
蓋受枠共にピンクの市の花「コスモス」がデザインされています。

こちらは、仕切弁の蓋です。
 

こちらは、空気弁の蓋です。
こちらは消火栓のデザインと同じものです。

こちらは、他の自治体でもよく見かける形状の蓋です。

最後は、電線共同溝の蓋です。

こちらは、サイズを測っていませんが写真からΦ1200サイズの蓋かも知れません。

こちらは、上記の蓋と比べ「共同溝」の表記がありませんが形状からこちらで整理しました。

以上で、印西市のマンホール蓋の整理は終了します。
その2.では旧本埜村のマンホール蓋を整理します。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉県狭山市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2024-06-27 22:50:23 | マンホール蓋

※2024.06.27更新 市制施行70周年を記念したカラーデザインマンホール蓋6枚を追加しました。
※2023.11.14更新 久しぶりに耐圧式のスリップ防止タイプの雨水蓋1枚を追加しました。
※2023.08.25更新 西口・ロータリーの歩道に設置のデザイン蓋(AR蓋)2枚の撤去情報、JIS規格模様の蓋2枚を追加しました。
※2023.01.19更新 久しぶりにコンクリート製の汚水蓋1枚を見つけました。
※2021.10.01更新 マンホール蓋15枚、小型マンホール蓋4枚を追加しました。
※2020.05.09更新 以前の掲載内容を現在の文章構成に合わせ、蓋の子細な違いも多く取り込み、全面的にバージョンアップしました。上水道関係他の蓋は、その2.で整理します。

狭山市の経緯は、明治22年市制・町村制が施行され、狭山市域には入間川、入間、堀兼、奥富、柏原、水富の6か村が誕生、入間川村は明治24年8月に町制をしき入間川町なります。その後、昭和29年7月1日に入間郡入間川町、入間村、堀兼村、奥富村、柏原村、水富村が合併し、埼玉県内15番目の市として狭山市が誕生し、今日に至っています。

狭山市は、東京都心から40キロメートル圏の県南西部に位置し、武蔵野台地の豊かな緑と入間川の恵みを受けて、住みよい住宅都市として、また県下有数の工業都市として着実に歩み続け、大きく発展して来ました。地形はおおよそ菱形をなし、東は川越市、西は入間市・飯能市、南は所沢市に、北は日高市と接しています。面積は48.99平方キロメートル、人口は令和2年4月1日時点で15.0万人強、世帯数は6.9万世帯強です。

市章は、中央にカタカナの「サ」を置き、周囲に山を配して狭山を象徴します。中央の「サ」は常に中心の安定を保持し、山をもって丸く囲んだのは、市民が共同一致して円満な発展をすることを意味しています。(昭和 29年12 月 18 日制定)

市の花は「ツツジ」、市の木は「茶の木」、市の鳥は「オナガ」です。(以上は、狭山市HPより)

狭山市の下水処理は、雨水と汚水を分けて処理する分流方式が採用されているようです。市公共下水道は埼玉県の荒川右岸流域下水道に接続し、汚水は和光市にある新河岸川水循環センターで最終処理をして新河岸川に放流しています。

私の住む狭山市と言えば、8月第1週の土・日に開催する関東三大七夕祭りに数えられる「入間川七夕まつり」と航空自衛隊入間基地で毎年11月3日に開催される航空祭でしょうか。


前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
狭山市は、平成30年4月28日に第7弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
市の鳥「おなが」、木「茶ノ木」、花「つつじ」を描いたマンホール蓋です。 おながは、長い尾羽を持つ優美な鳥で、民家の立木にも姿を現す身近な存在です。 つつじは市内で多く見かける花で、色鮮やかで美しく、稲荷山公園に接する斜面緑地では、4月下旬から5月にかけて見頃を迎えます。
 また、厳しい冬を乗り越えて収穫される狭山茶は深い味わいで、さらに、仕上げの最終段階で狭山茶独自の技術である「狭山火入れ」によりうま味とコクを生み出します。 本デザインは狭山茶の色合いをイメージして、緑を基調とした配色になっています。

当該カラーマンホール蓋はこちらです。
西武池袋線・狭山市駅西口・ロータリーの歩道に設置されています。

こちらは、以前から設置されているデザイン蓋ですが、上記と色合いが違っています。
狭山市駅から少し歩いた「七夕通り商店街」に数枚設置されています。

以降は、上記のノンカラー蓋です。
開閉穴の形状や配置等の違いで、蓋には何種類かのタイプがありますので、そのタイプごとに整理する事にします。
タイプ1.
こちらの蓋には、市章の下に用途表示がありません。
最初の蓋は、左上に耐荷重量の表示が無し、次は「T-14」、その次は「T-25」と書かれています。
  
こちらの蓋には、市章の下に「うすい」の表示があります。
最初の蓋は、左上に耐荷重量の表示が無し、次は「T-25」と書かれています。
 
こちらは親子蓋です。
耐荷重量の表示はありません。

こちらの蓋には、市章の下に「おすい」の表示があります。
最初の蓋は、左上に耐荷重量の表示が無し、次は「T-14」、その次は「T-25」と書かれています。
  
タイプ2.
左蓋は下部に用途記載なし、右蓋は「うすい」と書かれています。
 
こちらの左蓋は下部に「おすい」、右蓋は「しんとうい」と書かれています。
 (2021.10.01追加)
タイプ3.
最初の蓋には、市章の右下に「うすい」、次は「おすい」、その次は「浸透井」と書かれています。  
   
こちらは親子蓋です。
左蓋には「うすい」、右蓋には「おすい」と書かれています。
 
タイプ4.
こちらの蓋には、下部に用途記載がありません。
左蓋と右蓋では、下部の横線の入り方に違いがあります。
 
こちらは、左蓋の下部に「うすい」、右蓋には「おすい」とあります。 
  
こちらは、左蓋の下部に「浸透井」、右蓋は親子蓋で「おすい」とあります。 
 
タイプ5.
左蓋は下部に用途記載なし、右蓋は「うすい」と書かれています。
 
こちらは、左蓋の下部に「おすい」、右蓋は「浸透井」と書かれています。
 
こちらは、左蓋、右蓋共にΦ900の親子の汚水蓋です。
 
こちらは、左蓋、右蓋共にΦ1200の親子の汚水蓋です。
 
タイプ6.
最初の蓋には、右下部に用途記載なし、次は「うすい」、その次は「おすい」と書かれています。 
  
タイプ7.
最初の蓋には、右下部には「うすい」、次は「おすい」、その次は「浸透井」と書かれています。 
  
こちらは、左蓋が径Φ900、右蓋は径Φ1200の親子の汚水蓋です。
 
タイプ8.
左蓋は下部に用途記載なし、右蓋は「うすい」と書かれています。
  
こちらは、左蓋の下部に「おすい」、右蓋は「しんとうい」と書かれています。
 
タイプ9.
最初の蓋には、市章の右下部に用途記載なし、次は「うすい」、その次は「おすい」と書かれています。
  
以上で、ノンカラーのデザイン蓋の整理は終了です。

こちらは、市制施行70周年を記念した、カラーデザインのマンホール蓋です。
デザインは、市制施行70周年のシンボルとして作成されたロゴマークと、狭山市公式イメージキャラクター「七夕の妖精おりぴぃ」が楽しそうにしている様子が表現されています。

ロゴマークは、「70」の数字の中に狭山市を象徴するアイコンを散りばめ、市全体で70周年をお祝いするイメージをデザインしたものです。各アイコンは、右上から時計回りに急須、七夕飾り、薔薇(智光山公園都市緑化植物園)、ツツジ(市の花)、茶の木(市の木)、おなが(市の鳥)、里芋、ペンギン(智光山公園こども動物園)、サイクリング(入間川サイクリングロード)、湯飲みです。
狭山市駅西口ロータリーの歩道部分に5か所、東口ロータリーの歩道部分に1か所設置されています。(2016年に設置された既に撤去済みとなった同型式の蓋の位置に設置されました)
こちらは、西口・ロータリーの歩道に設置されている蓋です。
 
 
 
 
 (2024.06.27追加5)
こちらは、東口・ロータリーの歩道に設置されている蓋です。
 (2024.06.27追加)

こちらは、狭山市駅の東口と西口のローターリーの歩道に設置されているデザイン蓋です。
市HPの案内では、こちらの蓋は「ベースプレート式蓋」と呼ばれ、2016年の設置当時は全国初の仕様だったようです。耐久期間は約5年程で、その間に観光PRなどに役立てばとの事です。
こちらは、西口・ロータリーの歩道に設置されている蓋です。(こちらの蓋は撤去されています。(2023.08.25追加))
狭山市公式イメージキャラクター「おりぴぃ」と市内在住の童絵作家・池原昭治さんによる「七夕まつり」のイラストが描かれています。
 
こちらの蓋は、AR(拡張現実感(Augumented Reality))に対応しています。
市が提供する専用アプリ「狭山スマートナビ」がインストールされたスマホなどを蓋にかざすと、画面に市内の智光山公園こども動物園や「七夕まつり」の様子が映し出されます。

こちらは、東口・ロータリーの歩道に設置されている蓋です。
こちらの蓋も、狭山市公式イメージキャラクター「おりぴぃ」と市内在住の童絵作家・池原昭治さんによる「七夕まつり」と市の特産「狭山茶」の茶摘み風景のイラストが描かれています。
 

上記以外に、市内には次のようなデザイン蓋も設置されています。
茶葉の緑色を地色に黄色の対のイチョウの葉がたくさん描かれていますが、なぜイチョウの葉のデザインなのかは不明です。
こちらは、水野公民館付近の道路に設置されている雨水蓋です。

こちらは、狭山市駅東口が整備される以前にロータリー歩道に設置されていた蓋ですが、既に撤去され見る事が出来なくなっています。
ピンクの地色に、花弁が描かれているように見えますが、詳しい事は判りません。他の蓋と比べ、中央の市章が楕円形になっています。


以降では、規格模様(JIS規格模様、亀甲模様、毘沙門亀甲模様など)と呼ばれる蓋を整理します。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらは、用途記載がありません。
 (2023.08.25追加)
(2021.10.01追加) 
こちらの蓋には、中央の市章が「○」で囲まれています。
(2021.10.01追加)
(2023.08.25追加)
こちらの蓋は、上部に「MD3」の記号があります。

こちらは、雨水蓋です。
   
こちらの蓋の上部には「M」、「M8」、「M8」、「H」、「HSB」、「AV-2」の記号があります。
     
こちらの蓋の上部には「H」、下部には「PAT」の記号があります。

こちらは、Φ1200の親子蓋です。
(2021.10.01追加)

こちらは、汚水蓋です。
     (2021.10.01追加)
こちらの蓋の上部には「M」、「M8」、「M8」、「H」、「HSB」の記号があります。
    
こちらは、Φ900の親子蓋です。

こちらは、浸透井の蓋です。
(2021.10.01追加)

こちらは、コンクリート枠の付いた蓋です。
用途記載がありません。
 
こちらの蓋の中央は、市章の上に「水」の文字が書かれています。
かなり古い上水道関係の蓋にも、こちらのように市章の上に「水」と書かれた蓋があります。

こちらの蓋には「汚水」と書かれています。

最後はこんな蓋です。
他の規格模様の蓋でも見られますが、「水」の前にある文字が削られたり、文字全てが消されている蓋です。想像ですが、こちらは汚水蓋を雨水蓋に流用したのかも知れません。
   

次は、亀甲模様の蓋です。
こちらは、用途記載がありません。
 (2021.10.01追加)

こちらは、雨水蓋です。
  
こちらは、上部に亀甲模様(右が拡大)が入っています。
 (2021.10.01追加)
こちらは、上部の形態が違っています。

こちらは、左蓋はΦ900、右蓋は親子蓋です。
 

こちらは、汚水蓋です。
  
こちらは、上部に亀甲模様(右が拡大)が入っています。
(2021.10.01追加)
こちらは、上部の形態が違っています。
左蓋はこじ穴の左上に「N」、右蓋は市章の上に「1」の文字があります。
 (2021.10.01追加)
こちらは、左蓋はΦ900の蓋です。
 

こちらは、浸透井蓋です。
 

次は、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは、用途記載がありません。
 
 
こちらの蓋の上部には「14」と書かれています。

こちらは、雨水蓋です。
 
こちらは、左がΦ900の蓋、右が親子蓋です。
 (2021.10.01追加)
こちらは、汚水蓋です。
   

こちらは、「促進事業」と書かれた汚水蓋です。
昭和50~60年頃に公共下水道普及の為、市が補助を出し私道に公共下水道用のマンホール蓋を設置してもらったようです。このような蓋は、公共下水道のマンホール蓋と区別するため「促進事業」の文字が入れたのではないかと思われます。
なお、中央の市章が本来の市章とデザインが違っています。このような市章となったいきさつはハッキリしませんでした。
(2021.10.01追加)

次は、スリップ防止模様の汚水蓋です。
上部には製造年2桁、耐荷重量を表す「T-25」、製造会社のマーク(日之出水道機器㈱)が書かれています。今のところ、緑化公園付近を通る県道216号線と公園に向かう道路でしか見る事が出来ませんでした。

次は、グレーチングタイプの蓋です。
    

こちらの模様は何と呼ぶのでしょうか?
とりあえず、幾何学模様として整理します。
こちらは、用途記載がありません。

こちらは、いずれもΦ900の雨水蓋です。
 
こちらは、汚水蓋です。
 

最後は、コンクリート製の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
 (2021.10.01追加)
(2021.10.01追加)

こちらは、汚水蓋です。
(2021.10.01追加)
(2023.01.19追加)

次は、小型マンホール蓋です。
最初は、マンホールカードに描かれているデザイン蓋です。
左蓋は用途記載なし、右蓋は右下に「おすい」と書かれています。
 
こちらは、左蓋の下部に「うすい」、右蓋の下部には「おすい」と書かれています。
 

以降は、規格模様と呼ばれる蓋を整理します。
こちらは、JIS規格模様の蓋です。
(2021.10.01追加)

こちらは、亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
(2021.10.01追加)
こちらは雨水蓋です。
表記が「うすい」と書かれています。

こちらは、表記が「雨水」です。
 
こちらは汚水蓋です。
表記が「おすい」と書かれています。
  
こちらは、表記が「汚水」です。

こちらの蓋には、三か所に出っ張りがあり、しっかり固定されています。
  

次は、毘沙門亀甲模様の蓋です。
右蓋は、蓋の四カ所に出っ張りがあり、しっかり固定されています。
 
こちらは汚水蓋です。
(2021.10.01追加)

こちらは、スリップ防止タイプの雨水蓋です。
中央に市章、右下に「うすい」と表記されています。
(2023.11.14追加)

他にも色々な模様があります。
こちらは、〇が連なっているようです。
左蓋は用途記載なし、右蓋は「おすい」とあります。
 
こちらも良く見る模様です。
左蓋は「すい」(おそらく「お」が削られた)、右蓋は「おすい」とあります。
 
こちらの蓋も上記と似ていますが、一つおきに〇輪となっています。

こちらは、あみだクジのような線形模様の汚水蓋です。
  
こちらは、同じ線形でも菱型模様です。
上部に「I.G.S」と書かれていますので、伊藤鉄工㈱製の蓋のようです。

こちらは、碁盤の目のような模様です。

最後は、道路の雨水側溝枡の蓋です。
 

以上で、その1.公共下水道関係の蓋の整理を終了します。
狭山市は、私が居住する所なのでかなり細かな違いの蓋まで網羅しましたが、まだまだ見付るかも知れませんので、その際は更新して行きたいと思います。

その2.では上水道関係他の蓋を整理します。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする