黒毛和種種雄牛の銘牛であった平茂勝が、天命を全うして滔々、本日死去したことを後輩からのコメントで知らされた。
銘牛平茂勝は、肉量肉質兼備の種雄牛として最初に全国和牛登録協会が折り紙を付けたが、それ以来まさに全国版として和牛の改良に多大なる貢献をしたといえる。
今や、同牛と同牛の産子は、北は北海道から南の沖縄まで、それは多くの種雄牛たちが幅広く供用され、それらの後代牛である繁殖雌牛についても同様に活用されている。
正しく日本一の種雄牛と言っても過言ではない。
同牛は平成2年7月5日生まれで、18年4ヶ月で没するまで、245,000頭(H17.3現在)の産子数を記録し、それらの産子は、優れた増体と肉質能力を遺憾なく発揮し、係る産業の発展に多大なる貢献と実績を残した。
これらの貢献を顕彰して、平成17年11月11日同牛の生産地でもあり、繋養地でもある鹿児島県さつま中央家畜市場内に同牛の銅像が建立された。
同牛の生前の貢献に、関係産業にかかわる者として、衷心より感謝と冥福を祈念する次第である。
銘牛平茂勝は、肉量肉質兼備の種雄牛として最初に全国和牛登録協会が折り紙を付けたが、それ以来まさに全国版として和牛の改良に多大なる貢献をしたといえる。
今や、同牛と同牛の産子は、北は北海道から南の沖縄まで、それは多くの種雄牛たちが幅広く供用され、それらの後代牛である繁殖雌牛についても同様に活用されている。
正しく日本一の種雄牛と言っても過言ではない。
同牛は平成2年7月5日生まれで、18年4ヶ月で没するまで、245,000頭(H17.3現在)の産子数を記録し、それらの産子は、優れた増体と肉質能力を遺憾なく発揮し、係る産業の発展に多大なる貢献と実績を残した。
これらの貢献を顕彰して、平成17年11月11日同牛の生産地でもあり、繋養地でもある鹿児島県さつま中央家畜市場内に同牛の銅像が建立された。
同牛の生前の貢献に、関係産業にかかわる者として、衷心より感謝と冥福を祈念する次第である。
平茂勝産子で保留した母牛の中の一頭の名前です。
直接そのストローを使った数はほんの僅かですが、
今後もその息牛や繁殖牛を通して通して長い間その名前は登録証に残っていく事と思います。
合掌。
さて、
以前程多くはないが、
未だに平茂勝母牛にその息牛(勝忠平・百合茂・茂勝栄・勝安竜…等)を交配した素牛がセリ名簿に散見されます。
うちの牧場では、
平茂勝母牛には福栄・福谷福や、北仁・北福波あたりを種付けしていますが、
その中の一頭が、
10/22~24の全国肉用牛枝肉共励会に出品されるとの情報を得て非常に嬉しく思っています。
福栄産子は上記ひらりの初産の子牛です。
数百頭規模の共励会での入賞は難しいでしょうが、
少しでも良い成績になる事を期待しています。
(^^ゞ
統計的には、初産や2産目の産子が最も成績が良く、以降は右下がりの結果になっています。
そのことを意識するならば、ひらりの初産牛に期待が持てることになります。
良い結果となれば、よろしいですね。
期待しています。
こちらで、満足のいく成績を上げた肥育牛の場合、代々増体系と肉質系を交互にかけた産子が殆どです。
肉質系は但馬系が中心ですが、増体系には、鳥取系と島根系があります。
増体系の場合は、その二つを交互に(糸系×但馬系×勝系×但馬系など)バランス良く交配した産子の肥育成績は、極端に成績が悪いと言うことは少なく、無難な成果が得られています。
これだけは、遺伝子のなせる技、相性の良し悪しが全てなので、確率を信じるしかありません。