写真は黒毛和種去勢牛であるが、2頭合わせて2トンはありそうだ。
鹿児島産で06年9月の導入牛である。
このところ、食い込みが落ちてきているが、増体速度が高いために、全体的にゆるい感じがする。
後1月くらいは涸れさした方が得策だろうと睨んでいる。
これくらいの去勢牛であれば、枝肉単価が1,750円であれば、損も儲けも無い。
このところの枝肉相場は等級が低いほど下落幅が大きくなっきた。
3等級では、1,750円は厳しい状況である。
些かでも儲けようとするならば、4等級は確保せねばならない。
相場の下落はかなりのショックであるが、この様な出荷牛の商品価値を予測することが、今は心安らぎの一瞬である。