東北三陸沖に発生した未曾有の大震災に遭遇された皆様に、心からお悔やみを申し上げます。
又被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
被災された各県は、和牛の主産地であり、和牛の品質向上と増頭を目指して一丸となって取り組んでおられる地帯である。
被災状況がテレビで流されるたびに、地域住民の皆様は勿論であるが、和牛の生産者や牛たちのことが案じられるのは、係る全国の関係者とて同様であろう。
また、これらの各県では、肥育生産に於いても優れたブランド肉を生産し、関係誌等でも取り上げられている。
係る生産地での素牛購買者諸氏とともに、被災されていなければ良いがと願う次第である。
現今では畜産分野が家畜伝染病感染等で産業に水を掛けられた感が否めない状況下にあり、今回の被災が追い打ちを掛けることのない様、東北各県の畜産関係者や家畜らのご無事を願い祈るのみである。
当方は内陸所在のため、津波の影響はなかったものの、ライフラインが滞り、今のところ地震発生以後牛に水を飲ませることすらできていません。
近くの酪農家は、搾乳がままならず８割近くが乳房炎を発症しているのではないかとのことです。緊急対策として、汚水用バキュームカーを借り入れ、一頭一頭一日中搾り続けるしかないとか・・・。
そして、気がかりなのが飼料会社です。殆どの飼料会社工場が沿岸部に位置しており、ほぼ壊滅的状況ではないかとのことです。ガソリンの確保難で遠方からの取り寄せすら難しいとか。
いったいどうなってしまうのでしょうか。