栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

フレーム価格だけでメガネが作れた。

2010-04-01 23:20:29 | 視点
 かつてメガネは高い物だった。
その後メガネの価格破壊の波が起こり、一時低価格を売りにした新興メガネ店が次々に出店していったが、いつの間にか消え、再び前に近い状態に戻った。

 それでも「追加0円」を大きく打ち出すチェーン店もあるが、実際に作ってみると「追加0円」どころか、レンズの種類、遠近両用などにより追加価格がどんどん増え、「レンズ込みで25,000円」のフレームがほぼ倍になっている。
まるで詐欺にあったような気になるが、まあ、こんなものだろうと、半ば諦め気味でメガネを作ってきた人は多いだろう。
 実際「追加0円」を店頭に大書しているメガネチェーンで、数か月前メガネを作った時もそうだった。
遠近両用ではなく近視用だけなら「追加0円」なのだろうと自分自身を納得させはしたが。

 ところが先月、メガネスーパーが超薄型非球面レンズも遠近両用レンズもフレーム価格だけの「追加0円」で作れるシステムを導入したという記事を読み、半信半疑ながら今日店頭に足を運んだ。
 気に入ったフレームがあったので、「このフレームに遠近両用レンズを入れ、カラーにするといくらになる」と尋ねると、カラー代3,100円(だったと思う)が追加になり、18,950円と言う。
 それでも半信半疑ながら視力検査等をしてもらい、いよいよレンズ選び。
レンズは軽い薄型もあるので、超薄型の方にしますか、という店員の言葉に、やはり、ここで価格が上がるのかと思いつつ、超薄型レンズで作ってもらうことに。
 しかし、本当に追加価格なしだったのには驚いた。

 この半年間で新規にメガネを作ったりレンズを入れ替えたりしたのが3本。
新規に作ったメガネが5万円弱。
それが18,950円で作れたのだから、もう1本作ってもいいぐらいだ。
ただメガネスーパーの店舗は九州地区にはまだ少ないのと、中国地方にないのがちょっと残念だ。

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