栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

ディーラーに対するBMWジャパンの見せしめか?

2012-04-11 11:18:57 | 視点
 Balcom BMWの福岡進出記事に関連して読者から投稿(「まぐまぐ」からは3/31に配信済み)がありましたのでお届けします。
投稿いただいたのは車業界の事情に詳しい、ほり編集事務所の堀 達哉氏です。

         ◇           ◇

栗野様

 こんにちは栗野さん、ほり編集事務所の堀です。「視点」で取り上げておられた、広島のバルコムVSヤナセBMW福岡との“仁義なき闘い”。福岡県内の輸入車業界内でも色々な情報が錯綜しており、私も取材で輸入車ディーラを訪れるたび、『どうなると思う、バルコム?』『裏でBMWジャパンが煽ったんだろ?』等々、何とも返答しようが無いような質問を喰らいっぱなしです。

 (株)バルコムモータースの福岡県進出は、表向きには『BMW北九州(ウイルプラスモトーレン)とヤナセBMW福岡にとっての拠点空白地域を補完するため、BMWジャパンがバルコムに対して出店を要請した』というふうに、業界内ではアナウンスされています。
そのため、バルコムBMWに与えられた福岡県でのテリトリー(これまた表向き)は、現時点で拠点空白地帯である、中間市~遠賀郡、宗像~古賀市、飯塚市及び田川市・郡、福岡市の城南区~西区の西端、ヤナセBMWが拠点を引っ込めた大宰府~筑紫野、そして久留米市以南の筑後地区などということで、丸く収まった…ことになっています。

 しかし実際のところ、今回の“テリトリー侵害”に近いBMWジャパンの采配は、BMWジャパンに対して従順ではないヤナセと、BMW販売に対してそこまで積極的では無いウイルプラスモトーレンに対する、ある意味で『見せしめ』に近いものだと思われます。
 BMWに限らず、日本国内にメーカー直資のインポーターを置いている輸入車チャンネルは、インポーター側がディーラーに対して要請した(テリトリー人口あたりの)販売目標台数に何年間も達しない場合、正規販売店契約を一方的に解除できる旨の権限を持っています。

 それで、これは私個人のうがった見方ですが、BMWジャパンは今後、バルコムの福岡県内における販売を積極的に支援し、その結果


           (以下 略)


  全文は「まぐまぐ」から配信しています。


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