波佐見の狆

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30年の時を超えて再び

2022-03-07 15:30:34 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

前の記事で、母がホームに落ち着いてくれたことで、私もようやく自分の時間ができたので、取り組みたいことがいくつかあると書きました。

【ペン字お稽古再スタート】

そういう意味で、今年に入って始めたのが、「ペン習字」。

始めた、といっても、私にとっては、まったく新たな取り組みではなく、若いころ始めていったん途切れていたことの、ほぼ30年ぶりの再スタートです。

実は・・・もともと、自分でもゾッとするほどの酷い悪筆だったので、20代の後半に、週一回お教室に通い始めました。そこは、カルチャーセンターのようなところではなく、先生のご自宅で開いておられる書道塾(文化書道会;呉石流)で、毛筆の生徒さんがほとんどだったと思いますが、私は実用本位でペン字のみ習っていました。検定があり、私も2段まで進んだところで、結婚のため茨城に引っ越すことになりやめましたが、その後も先生とはずっと交流させていただき、帰省したときはご挨拶に寄ったりしていました。

茨城でも、ペン字を教えてもらえるところを探して、しばらく続けていたのですが、あいにく先生方が次々にお亡くなりになったり、私も翻訳の仕事が多忙になったりで、長続きはしませんでした。Uターンしたらすぐにでもまた佐世保の先生のところでのお稽古を再開したかったのですが、、、母のこともあって、週一回波佐見から佐世保まで通うのは、なかなか腰があがらず、のびのびになっていました。先生とはラインで近況をお知らせしていたので、私の事情はよく分かってくださり、ゆっくり待っていてくださいました。コロナのデルタ株が沈静化したこともあり、今年にはいってすぐ通い始めたのでした。

また10級からすべてやり直しの60の手習いですが、昔練習していた時の感覚はだんだん思い出してきています。平日(金曜)の午前中なので、子供さんもおらず、同世代以上の女性の方ばかり6人ほどで和気あいあいとやっています。なお、先生も70代前半の素敵な女性の方です。

車を買い替え】

ところで、私が重い腰をあげることができたのは、もちろん、母がくれた大切な時間とエネルギーを有意義につかわねばならない、という気持ちからでしたが・・・その気持ちを、えいやっと行動に移すための大きな推進力となったものがありました。

それは、新しくやってきたこの車です(去年の11月のことです)。ダイハツのミライースという車種の最新モデル。

それまでは、この白いミラに乗っていて(茨城で買い、こちらへ陸送したもの)、13年ちょっとたっていました。

13年苦楽を共にした白いミラ】

思えば、このミラを購入したのは、恵兄ちゃんが他界する4年前ころだったなぁ。だんだん恵くんの体調が悪くなり、通院回数も増え、、、ぱぱの留守中も発作を起こし、パニックになって泣きながら恵くんを乗せて連れていく私を、この愛車がいつも励まし、寄り添ってくれました。そして、恵くんがお空に引っ越した後、始めた乗馬。いっぱい道具を積み込んで、週1~2回、7年間乗馬クラブへと連れて行ってくれました。

長崎へ来てからも、日々の買い物や雑事に加え、波佐見の工務店さんや新築工事現場へ通ったり、母を病院に連れていったりと、デイ施設の見学に行ったり、ぱぱのゴルフなど、なくてはならない足となってくれました。(ぱぱの車は引っ越しぎりぎりまで茨城に置いていたので、私のミラがこっちでも唯一の足でした。)

新車と交代してもらう直前になって、生まれて初めてのスピード違反をやらかし、罰金14000円というケチをつけてしまいました・・・波佐見から母の実家に向かう途中にある、時速40キロ表示でよくネズミ捕りをやっている道路で、ぼやっとしていて67キロくらいで飛ばしてました。白バイのお兄さんに追跡されても、私が何か??ときょとん。

13年お世話になって、最後に申し訳ないことをしましたが、飛ばしすぎて事故がなかっただけでも本当によしとせねばね。

運転をアシストする新しい機能⇒行動範囲が広がる】

新しいミライースは、おしゃれな「メタリックスカイブルー」です。(最初はホワイトにするつもりでしたが、2万円高くなるというので)

今までのミラにはなかった、安全運転をアシストしてくれるいろんな機能がついています。たとえば、駐車場で便利なのが、、バックモニターと、コーナーセンサー(ボディの四隅についている)ですね。今までは自分の車がどう動いているのか、ルームミラーで見るだけだったので、よくわからず、バックしようにも前に出ようにも、周りの車との距離感が判断できなくて、隣の車にこすりそうになったりよくしました。新車は、接近しすぎると、警報音で教えてくれます。それと、走行中でも、シートベルトを忘れていたり(同乗者についても)、走行が不安定になったりすると、甲高い警報音が鳴ります。実は、私は数年前から運転中眠気に襲われるようになり、センターラインに乗り出したりなどしてしまうので。。。警報音ありがたや~~。

おかげで運転に対する不安感がずいぶん減りました。

しかも、車そのものの機能がアップすると、行動範囲も広がりますね。

母の家や、ホームは、うちから片道20分。佐世保市内ではありますが、はずれになるので、さほど車の多い道ではなく、しかも単線です。先生のお宅は、うちから25分ほどのところですが、母宅やホームよりはだいぶ市中心部よりになるので、交通量も多いし、途中から二車線、三車線になり、バスも多い。しかも、先生宅は、ちょっと高台にあるので、直前からぐぐっと急な坂道になります。このあたりをスムーズに運転できない限り、波佐見から、ペン字を習いに通うということは不可能。実は、なんとか月二回くらいにしてもらって、ぱぱに送迎してもらえないかとか、いろいろ画策したのですが、それもやはりダメそうですし、何より、先生から、練習しなさいよ!とハッパをかけられ、ついに重い腰を上げて、運転の練習をすることに!教官はもちろん、ぱぱです。横に乗ってもらって、ビシバシ厳しく指導されながら何度か行き来しました。

おかげで、今ではもう恐怖感もなくなり、毎週金曜の朝、順調に通っています。もし雪が降れば、波佐見からの山道は凍結しますから、休もうと思っていましたが、今年は好天に恵まれ、金曜は、雨にすら遭わないので、気持ちのよいドライブです。

【4兄弟揃い踏みで応援!←世界に一つ】

ボディ後方をご覧ください。じゃー-ん!我が家の4兄弟揃い踏みで応援してくれていますよ。

こちらの記事でも紹介しましたが、ごん姐さんのお心のこもった手作りステッカーです。(食器棚に貼ったのは四人が集合してくっついているデザインですが、こちらは一人ずつです。)最初は、窓ガラスに内側から貼りたかったのですが、、、いろいろ調べていると、ステッカー類をフロントガラスやサイドガラスに貼るのは違反だそうで、車検にも通らないとのことで(視界不良になり事故に繋がりやすいから)、結局ボディだけになりました。可愛いアクセントです。

最近このスカイブルー系の軽自動車はよく見かけるので、目印としても最高です。お店の駐車場でも、こんな感じ。

こんなおされ~なステッカーを貼ったミライースなんて、日本にいや世界に一つでしょう!

「まま、お帰り。今日も無事故無違反でよかったね。」家の駐車場に戻ると、十兵衛が掃き出し窓の側にすぐやってきて、お迎えしてくれます。

(ところで、、、ミライースさん、、、ぼくも兄ちゃんもまだ一度も乗ってないよね、、、!)