去年夏に開館したばかりの「波佐見町歴史文化交流館」(通称波佐見ミュージアム)。
行ってみなくちゃと思いながら、のびのびになっていました。
長崎新聞の記事によれば・・・
「同町教育委員会が収集、保管していた史料、文化財など約250点を展示。」「二つある常設展示室は「交流」をキーワードに、町の通史を概観できる。「先史・古代・中世」の展示では、町の豊かな仏教文化を示す石塔物や写経などを紹介。16世紀に天正遣欧少年使節の一員としてローマなどに渡った町出身の原マルチノにもスポットを当てた。「中世・近世・近代・現代」の展示では、町の基幹産業である波佐見焼の成立と発展をたどる。」
2月2日から、ひな人形の展示がされているとのこと。先週行ってみました。
民間の広大な日本家屋を改修整備してつくられたので、鉄筋コンクリートにはない、温かみがあります。
展示物も予想より多く、その解説も大変詳しいのでびっくり。鎌倉~戦国時代、波佐見という苗字をもつ武士団が存在して、波佐見村を治めており、しかも彼らはキリシタンだった、などなど、勉強になりますね。
そして、お目当てのひな人形展。
波佐見町内や、佐賀県などの人形師さんにより制作された、いろんなお人形さんたちがいました。
豪華な七段飾り、趣のある陶製びな、素朴な粘土びな、つるし雛、折り紙雛、掛け軸などなど、よく集めたものです
そして、、これらのお人形さんたちがいる畳の部屋には椅子とテーブルも置いてあるのですが、、、この部屋は、カフェと隣接していまして、そこで飲み物やケーキなど注文して、こちらのテーブルにかけて待っていると、持ってきてくれます。お人形さんを眺めながお茶できるようになっています。畳の間にテーブル、というだけでもほっこりなのですが、そのうえひな人形さんも一緒って、贅沢ですね。ちょうど西海市から遊びにきてくれた義姉とゆっくりおしゃべりしました。
おやばか掲示板でも話していたように・・・
私が小さいころ母が買ってくれて、長年実家で飾りつけていた雛人形一式が、行方不明でした。母はもう、家の中のどこに何があるのかわからなくなっていて、私も、忙しすぎて、すっかり忘れていたのです。空き家になってしまった今になって急に見たくなり、いったいどこへお隠れになっているんだろう、、と強く思っていたら、、その想いが通じたのか、二階の押し入れの袋戸棚にあるのをつい先日偶然に発見!きれいに風呂敷に包んで収納してありました。全部下ろして出してみたところで、飾るための段々もないし、お内裏様お雛様だけ残して「親王飾り」として、あとは、人形供養をお願いして処分することになるだろうなぁと思っています。
母のホームでは、3月3日に、ひな祭りのレクレーションをすると言っていたので、手紙と雛あられに添えて、小さな紙の飾りを持っていって職員さんに預けてきました。母の部屋に飾ってやってくださいと。