波佐見の狆

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What about Christmas/ Elliot Minor

2011-12-16 19:15:19 | Elliot Minor

寒さ本番となりました。皆さんお元気ですか。

前の記事からまた1カ月何も投稿していないので、生きているのかな?と気にかけてくださっている方もいらっしゃるかも?しれません。。。我が家は3人とも、一応、というかそれなりに元気にしています。

私は、帰省直前に入った仕事を必死でやっています。22日午前中納期なので、あとひと頑張りです。

恵は、甲状線のホルモンが一定量に達したので、しばらく薬を最低量にしてもらったのですが、そうしたらまたなんとなく調子が悪くなり、血液検査でホルモンが再びがくんと下がったことがわかり、また薬の投与量が元に戻りました。その結果今は食欲もあって、落ち着いています。

そして、実家のことですが・・・11月21日に父も長寿苑から戻り、ピカピカの家で母と笑顔で穏やかにお正月を迎えられるだろうと思っていたのですが・・・実は、信じられないほどに父の症状が進んでおり、かなり辛い年末になっています。29日からまた帰りますが、どんな父の姿を見るのかと思うと、今から気が重いです。

クリスマスカードはもちろんのこと、年賀状も遅れがちになると思いますが、ごめんなさいっ!

気晴らしに、Elliot Minorのとっても素敵なクリスマスソングを一緒に聴いて下さいね。

’What about Christmas'  Words & Music by Alex Davies

Elliot Minor - Christmas (What about Christmas)

(CDには納められていない未発表曲で、ファンがどこからか音源を入手してYouTubeにアップしたものです。もし差支えがあれば、削除します。 本当にいい曲なので、皆さんに聴いていただきたく、あえてこちらでもアップすることにしました。動画ではなく写真のみです。) 

あらためて聴くと、Alexの声そのものに癒しの力を感じます・・このピアノも多分彼だと思われますが、いいですねえ・・!しっとりとした弾き語りに続いて、途中からギター他の楽器が入って盛り上がるこの構成も、いかにもAlexらしい!

(*Thanks to cheekymonkee2, who has created this video.)

(*If this song shouldn't have been posted here, this post will be deleted anytime. ) 

歌詞はこちらです!


'Jessica'--教会でロックする!

2011-08-15 13:46:12 | Elliot Minor

ゆっくりとお盆休みを取れているので、久々に音楽記事です。

Elliot Minorの音楽を称して「ロックとクラシックの融合」という表現がよく用いられるのですが、メンバー自身はどのように言っているかというと、facebookの基本データ欄にはRock with a hint of Classical! とあります注1)。つまり、融合というより、クラシックの色合い(味付け)があるロック。あくまでロックはロックであって、クラシックの影響がある、ということです。もっとも、彼らは全員クラシックのバックグラウンドで育ってきただけに、楽曲を作るのにクラシックの手法と理論をベースとして、しっかりと仕上げるというのは、彼らにとって当然というか自然なことであり、ことさらに強調するまでもないのでしょう。

そのような、彼らの特徴がよく表れている作品のひとつが、ファーストアルバム中の’Jessica'です。

「ジェシカ」とは、アメリカ人人気女優ジェシカ・アルバのことで、彼女に対して胸をときめかせた、Alexの学校時代の純粋な思いを歌っています。

’Walk with me, let’s walk into the night
Jessica, come home with me tonight
Superstar, you mean so much to me・・・’

さっそく公式PVをお楽しみ下さい。冒頭、Alexのきれいなブルーの瞳が映りますが、よくご覧いただくと、濃紺の虹彩の中にキラキラと星が輝いて見えるような処理が施されているのがわかると思いますが、歌詞のsuperstar.. というところの気持ちを表しているものと思われます。

Elliot Minor - Jessica (video)

<埋め込みが上手くいかないので、こちらをクリックしてください。>

ロックを教会で録音/録画というのも、極めて珍しいのではないでしょうか注2)。音、映像ともに、申し分のない気品ある仕上がりになっており、彼らのエレガントな装いと上品なメイクがゴシック様式のシンプルかつ美しい内装によくマッチしています。色白のEdの、なんとまあcuteな・・・

疾走感あふれるパワフルなギターと、たたみかけるようなコーラスを軸にして、途中の間奏部分では、バイオリンとチェロがフィーチャーされているのですが、AlexとEdのバイオリン、Teddyのチェロという、クラシックトリオが見られるのも、このビデオの大きな魅力ですね!このような光景は、ライブでは見られませんし(Alexが一人でバイオリンを持ち込むことはありますが)、ビデオ作品ならではの麗しいシーンだと思います。

Alexのギターソロ部分も、実にかっこよくて、Alexに惚れ直してしまうのです・・

装飾窓からキラキラと星あかりが輝き、星たちは、次第に彼らの周りを優しく覆い尽くしていきます(冒頭のAlexの瞳の中の星は、こことつながっているわけですね)。

映画スターへの恋心の歌は、こうして祈りと癒しをもたらすのです。

メイキングビデオもありますので、併せてご覧ください!

ELLIOT MINOR - Making Of The Jessica

 <こちらをクリック>

瞳の撮影は、眼科のような器具を使って、はーい閉じてー開けてーーとかいってやったのですね。また、「ここがギターソロをする部屋だよ。」と案内しているのは、「翼廊」(transept)と言われる部分ではないかと思います...(が、違いますかね?Yukoさん、Curraghさん)

この2本でも十分楽しめるのですが、さらに、こんな特別バージョンもあるのですよ~。

(画像のみですが)

Jessica のPiano Version

Elliot Minor - Jessica (piano-acoustic

こちらをクリック。>

 ピアノはAlexです。素晴らしい・・・

JessicaのJazz Flute Version

<これは埋め込み成功>

Jessica (Alternative/Dance Version) - Elliot Minor

ジャズフルートといっても、ここではAlexがシンセサイザーで演奏しているわけですが、実に楽しい。Edが歌詞をラップ風に歌っているのも面白い。

Jessicaに限らず、殆どの曲がそうですが、こうしてAlexとEdがいろんなバージョンを作ってYouTubeにアップしており、彼らの芸達者ぶりがうかがえるのです

Elliot Minorについて、先日からアウトラインというかイントロダクションばかりで、さっぱり本論に進めずにいたのですが、今後はやっと彼らの音楽の詳細について語ることができそうです。ただし、音楽記事を書くのにはかなりの時間とエネルギーを要するため、よほど時間に余裕があるときしか書けないのが残念です。またぼちぼちやりますので、どうぞ気長にお付き合い下さいね。

今日の記事を書くにあたっては、佐世保のYumikoさんからいただいたいろんな貴重なコメントが大いに参考になりました。たとえば、Alexの瞳の中に星・・というのは、私は気付いていなくて、Yumikoさんの細やかな観察で知ったことでした。ありがとう! 

 注1) 正確には、Rock/Indies/Pop with a hint of classical!と書いてあります。

 注2) AlexなどがYork Minster Choir School出身であるため、このビデオもYork Minsterで撮影したものではないか、と考たファンも少なくないようです。実は、York Minsterの公式サイトに、その点について、ちゃんと記述があります。こちらですが・・ここを観光で訪れたカナダ人のEMファンの女性が、司祭様と話したことについて投稿した内容です。

主旨は次の通り:

「司祭様は、エレキギターも弾く方で、少年たちにもギターを教えているとのこと。私がAlex Davies を知っていますか(少年時代に教えたのか、という意味合いだと思います)と、聞いてみたら、『もちろん。Ali Paulも。今度彼らが来たら、あなたたちのことを伝えておきますね。』といって、しっかり握手をしてくれた。その手はAlexとAliの手にも触れていたわけだから、とても嬉しかった。ただし、Jessicaのビデオは、こちらで撮影したのではないということがわかった。それでも、忘れられない楽しい思い出となった。」

おお、羨ましいっ!優しく可愛い司祭様ですね。それにしても、、Elliot MinorはYorkの人気者、もっといえば誇りなのですね!

York Minsterは、私も30年以上も昔に一度訪れましたっけ。いつかまたきっと行ってみたいなあ・・

 

 

 

 

 


Elliot MinorのMerry Christmas

2010-12-09 15:55:23 | Elliot Minor
仕事モードなので、ちょっと気晴らし・・・

Elliot Minorが、BBCラジオ1でライブ演奏したクリスマスソング2曲です~

'Sleigh Ride' と 'We Wish You a Merry Christmas'です。

ELLIOT MINOR-HQ ♪ "Sleigh Ride"-Christmas-Live acoustic


Elliot Minor Live Session - We Wish You A Merrry Christmas


楽しい!
ほかにも彼らのクリスマス曲ビデオいくつかありますので、またあとでーーー


あらためて、Elliot Minorを語りたい

2010-11-13 12:18:26 | Elliot Minor

仕事が一段落して、Harryの記事を書いたら次はElliot Minorについて詳しく書くといいながら、仕事以外にもいろいろ忙しくて、ずいぶん日数が経ってしまいました。

7月にさわりだけの記事を書いたころは、私自身Elliot Minorについて知ったばかりでしたから、日本人とのハーフのメンバーがいて、しかも彼はボーイ時代にあのSt John's のヘッドコリスターだったということにまず焦点を当てたものの、それから進んでいませんでした。なのに、思いもかけずElliot Minorの日本支援チームの代表者の方が書き込みしてくださり、こんな初心者記事でもネットに流している以上、きちんと読まれているということがわかって、早く「さわり」の先へ進めなければという、にわかファンなりの使命感?のようなものを感じました・・・・・。

・・というと、オーバーですが・・・こんなにいいバンドで、しかも日本人の血を引く才能が、初めて本格的にブリティッシュロックの輝かしい歴史に名を刻もうとしているというのに、イギリス本国での評価と比べると、日本での注目度があまりに低いことが寂しく、歯がゆくなります。もっと多くの人々に聴いてほしいのです。

微力ながらこのブログが、Elliot Minorの素晴らしさを日本の皆さんに知ってもらうための、一助となっていくことができれば幸いです。

・・・・ふぅ・・のっけから力が入りすぎてしまいましたね

まずは、話を分かりやすくするために?!Elliot Minorというロックバンドの特色・・・だと私が思っているポイント、つまり、私がElliot Minorのどういうところが特に気に入ってしまったのか、というポイント(あくまで個人的見解ですョ)をいくつか挙げます。

① しっかりしたクラシックの基礎に基づく、ハイレベルな演奏技術、歌唱技術、および緻密な曲作り。(しかし、その技術を各自がやたら自己顕示せず、全員がとてもうまくまとまっている。)

② 「ツインボーカル」を務める2人のリードボーカリストの声が素敵。

② メロディがきわめて美しく、洗練されている。哀愁に満ちた、日本人好みのメロディがあちこちに含まれている。

③ バイオリンの多重録音を主とするストリングスのアレンジが壮大でセンスがよい。

④ 抒情的でドラマチックな映画音楽のような曲調があるかと思えば、ハードロック調の「疾走感」のある性急なビートがあちこちで炸裂し、その変化ある展開とメリハリが実に爽快。

⑤ CDの各曲間のつなぎ方が上手い。

⑥ YouTube、Facebook、ツイッターなどを駆使して、常にファンに自ら伝えようとする努力を怠らない。

⑥ かなり地味な恰好をしていて、皆育ちがよく、それでいて、どこにでもいそうな普通のお兄さんという気さくな感じがよい。(これはあんまりどうでもいいか・・)

⑦ 8月に代官山のライブに行ってみて、予想以上によかった。

・・・・・思いつくまま書いてみましたが、こんなところでしょうか。これから少しずつ、具体的にお話ししていきますが、今日のところはメンバーのプロフィールと、既出のCDについて簡単に紹介します。

デビュー時点でのメンバーは5人。

Alex Davies - ボーカル/ギター
Ed Minton - ボーカル/ギター
Dan Hetherton - ドラム/バックボーカル
Teddy Hetherton - ベース
Ali Paul - キーボード

AlexとEdの「ツインボーカル」というのがバンドの特徴の一つですが、7月に紹介した’Still Figuring Out'を除いては、Alexがメインで、Edがサブ的に(という言い方が適切か自信はないですが・・・)ソロパートを歌い、あと全体的に適宜2人、さらにDanを加えて3人でのコーラスになります。AlexとEdは、声質も歌い方もかなり異なっていますから、それが相乗効果を生み、音楽に深みと豊かさをもたらしています。

前の記事でも書いたように、AlexはYork Minster Choir Schoolで、EdはSt John's College School, Cambridgeでボーイ時代の英才教育を受けたのですが、その後、Uppingham Schoolというパブリックスクールに進学し、そこで運命の出会いをします。このUppingham School というのは、Winchester Collegeのように、音楽教育に特に力を入れている名門校だそうです。当初Alexは弦楽四重奏団にはいっていて、将来はコンサートバイオリニストになりたいと思っていたそうですが、彼をロックの世界に導いたのがEdだったのです。Edは、それほど早くからロックに目覚めていたのですね・・・・。ふたりは、デュオを組んで、学校のコンサートで歌いながら曲作りを進めていきました。この時点ですでに、Elliot Minorの原型ができていたわけです。

曲の作詞作曲および編曲は、ほぼすべてAlexがやっている模様ですが、何曲かは、Edも作詞をしています。DanとTeddyは、実の兄弟です。キーボードのことですが、Aliが9月いっぱいで脱退したため、現在は、4人体制で、とりあえずAlexがキーボードを兼任しているのではと思われます。Alexだけでなく、皆ピアノやバイオリンやチェロなどいろんな楽器ができるのは、やはり聖歌隊でクラシックの基礎を叩き込まれているからですね。

現在、2枚のスタジオ録音CDを出しています

デビューアルバム ’Elliot Minor' (2008年4月UKリリース)

1. Time After Time 
2. Parallel Worlds  
3. The White One Is Evil 
4. The Liar Is You  
5. Lucky Star 
6. Jessica  
7. The Broken Minor  
8. Still Figuring Out 
9. Silently  
10. Running Away  
11. Last Call to New York City  

12. Forgetting You*  
13. She's Getting Around*
14. Wait Another Week* 

(*12から 14は、日本盤のみのボーナストラックです。UK盤と日本盤はジャケットが違います。こちらは日本盤です。)

セカンドアルバム 'Solaris' (2009年10月UKリリース)

1. The Dancer    
2. I Believe    
3. Electric High    
4. Coming Home    
5. Carry On  
6. Solaris    
7. Better Than The Courtroom   
8. All Along    
9. Discover    
10. Shiver    
11. Tetherd   
12. Let's Turn This Back Around  
 
13. Jacky Jules*   
14. Solaris (Commercial Single version)*    
15. Solaris (Acoustic Version)*    

(*13から15は日本盤のみ。13は、最近になって、海外のファンも無料でダウンロードできるようになりました。14 は、 6とだいたい同じですが、この曲がBBCのバンクーバーオリンピック番組に使用されることになり、録音し直したもの。15は、6をアコースティック調にアレンジし直したものですが、このようなアコースティックバージョンの制作ということに、バンドはこの後大変力を注ぐようになり、実は今月Solaris Acousticという全面アコースティックのCDがリリースされます。それについてはまたあらためて書きます。写真は日本盤ジャケットです。)

いずれも、日本盤のみのトラックを含みますし、ぜひこのジャケットのCDを購入することをお勧めします。わざわざ日本盤も買い求める海外のファンも多いようですよ。

それぞれ、ほとんどの曲がYouTube上で聴けます。多くはバンド側から正式に発表されているMusic Video(およびvideo blog)ですが、そのほかにファンが投稿していて著作権は大丈夫なのか?と思われるものや、ファンのカバーなどがありますので、そのあたり区別して楽しんだ方がいいでしょう。

お薦めのMusic Videoを4つほど紹介しましょう。

まずは、彼らのナチュラルな表情が素敵なこちらを。

'Electric High'

Elliot Minor - "Electric High" Music Video

次に、念入りに作成された幻想的なPV作品を2つ。

’Parallel Worlds' (インディーズでのデビューシングル。紳士淑女の食事中のテーブルがなぜかロックのステージに・・「キミは気づいていないだろうけど、常に別の世界が日常的に存在するのさ」というメッセージ。)

 Parallel Worlds - Elliot Minor - New

'The White One is Evil' (メジャー<ワーナー>契約後初のシングル。白い怖い悪魔がやってきたーもう逃れられないー・・というお話し。Edの、おろおろと逃げ回る?表情や、Alexのspookyなメイクが面白い )

The White One Is Evil - Elliot Minor

ちょっと毛色の変わったこんなのはどうでしょう。通りをぼおっと歌いながら歩くAlexの横でピアノを弾くストリートミュージシャン、肩にぶつかるお兄さん、前を尊大に歩くジェントルマン、お花の箱を落とす配送業者、みんなメンバーが演じていますね。

’Time After Time'

Time After Time - Elliot Minor

YouTubeからこうしてさっと見られて、おおよその感じが掴めるのは本当にありがたいのですが、ビデオクリップというのは、はどうしても、視覚情報に気を取られてしまい(白い悪魔のおねえさんの踊りがちょっとダサいなぁ、、、とか)、音そのものの本当の良さを味わうには不十分です。CDも大変安くなっていますから、ぜひCDを購入してじっくりと彼らの音楽性に耳を傾けていただきたいと思います。

繰り返しますが、私はまだファンとしては初心者ですので、何か間違いなどありましたら、今後とも遠慮なくご指摘・ご教示お待ちしています。


Edくんのcool voice!

2010-08-07 14:22:39 | Elliot Minor

先週末・・・Winchester Collegeのビデオに関する記事を8割方書いて、月曜には完成させアップするつもりでいたのですが・・・うぐっ、朝から仕事が2件も!それが結構な量で納期きつきつなのです・・・おお、仕事らしい仕事は数か月ぶりだっ。がむばらねばぁ

記事は、再来週末ごろにはアップしますので、どうかどうか、忘れないでやってくださいね

で・・・本日は・・・

暑気払い第二弾で~す!

もちろん!先日紹介したElliot Minorです。

今日は、Edくんがリードボーカルをとっているこの曲をどうぞ!

Still Figuring Out - Elliot Minor

実に伸びやかで素敵な声ではありませんか!やわらかい笑顔がまたよろしい・・

(なお、前回の記事で当初、彼が弾いているのをベースと書いてしまったのですが、あれは間違いで、ギターです。AlexとEdがギター、あと3人でベース、キーボード、ドラムという構成になっています・・・いわゆるビジュアル系ではなく、あくまで音楽を聴かせるバンドなので、服装も地味と言えば地味で、Edくんだけでなく皆育ちの良さを感じさせますね。)

Win Collの記事の後になりますが、Ed君について、Elliot Mnorの2枚のCDについて・・・そして、現在来日中の彼らが9日に東京代官山で行うライブについて(もちろん行きますとも!午前中仕事して、夕方駆けつける・・)、順次詳しく書きたいと思っていますので、こちらもお楽しみに・・・

 

 

 


choirboyの将来―ある例

2010-07-19 16:39:47 | Elliot Minor

皆様、暑中お見舞い申し上げます。

とにかく、あぢぃ・・

暑気払いに?!まずはこのビデオクリップをお楽しみください。涼しげでミステリアスな映像です。

ただし、クラシックではなくてロック

説明は後から~

ELLIOT MINOR「Solaris」 4/21発売2ndAL『SOLARIS』より

 どうですか?なかなかタイトでいい感じじゃありませんか?

イギリスの若者たちです。

グループ名は、'Elliot Minor'

ブライテストホープとして、今もっとも本国で注目を集めているロックバンドのひとつです。

実は、この5名、全員少年時代に聖歌隊でクラシックを学んでおり、中央のリードボーカルAlex君は、York Minster Choir出身。そして、彼の右に位置しているサブボーカルの青年をよくご覧ください。

日本人・・? ハーフ??

そうです。お父様がイギリス人でお母様が日本人(Yukoさんご夫婦と同じですね!)。8歳まで日本で育ったそうです。

彼の名は、Ed Minton 。 

1986年9月生れの23歳。

名門The Choir of St. John's College, Cambridgeにおいて、ヘッドコリスターを務めていたそうです!!

少年時代に音楽でどんなに名声を博しても、大人になれば、思い通りにいかないものです。クラシックの音楽家として成功することはもちろんきわめて困難な道ですが、かといって、ロックやポップのミュージシャンになりたいと思っても、それで食べていけるようになるには、クラシックとはまた違う特別の才能が必要です。

私の知っている名ボーイソプラノ(アルト)で、オペラ歌手になった人たちは数人名前を挙げられますが、ロックをやり始めたという噂?があってその後プロになれたという例は、殆ど聞きません・・・そうそう、リベラのソリストの1人リーアム君が、パンクをやっているとかは聞いたことがありますね・・・でも、 いわゆる常にヒットチャートの上位に食い込むほどのアーティストとして、認められるようになった例としては、このEd Minton君が初めてではないでしょうか?(違っていたら、ご指摘ください) そしてその青年が日本人の血を引くとあっては、注目せずにはいられませんね。 

今日のところは、これくらいにして、このバンドについては、また詳しいことが分かり次第、記事にします。Ed君のSt. John's時代の録音も残っている模様なので、そのあたり、ちゃんとリサーチしてまたお話ししましょう。

 Harryのビデオの記事は、簡単には書けないものですから、なかなか完成せず、ささっと紹介できる情報の方を先にアップしました。