先月、Winchester CollegeにおいてWinchester Dayというイベントがあり、Harryは、ヴォルフの歌曲を独唱したり、Cantores EpiscopiのBassメンバーとして歌ったり、オーケストラで演奏したりと、卒業直前の充実した1日を過ごしました。
そのオーケストラ('College Baroque'というのがその名前です。Harryと同じ学寮のメンバーで構成)の演奏風景がYouTubeにアップされていますよ、とのお知らせをJudyさんからいただきました!
College Baroque, Winchester Day - 1812 Overture
曲目は、チャイコフスキーの '1812 Overture'(
序曲『1812年』変ホ長調 作品49)です。ロシア軍を讃える祝典曲ですので、派手に大砲が入ったりします。
ここで、Harryが担当しているのは、いつものビオラではなく打楽器、しかも、タンバリンとティンパニです!学校の中庭の雰囲気全体を遠くから撮影しているため、人間は小さくて、顔もほとんど見えないのですが、Harryはトレードマークの赤毛でわかります。まず、オーケストラが入場してくるとき皆の先頭で、並んだらすぐタンバリンをもち、しばらくするとティンパニに移ります。
ロシア正教の聖歌合唱で静かに始まりますが、後半、大砲を模した爆竹(?)の音が楽器に加わってだんだん賑やかになります。Harryは爆竹にもシンバルにも負けじと、ティンパニを叩く、叩く・・・・
Judyさんいわく、「とっても楽しかったですよーー。それと、ここに写っていないいのですが、屋根に上って大きなロシア国旗をずっと振っている子がいたんです。演奏が終わって、その子にも拍手が送られています。」なるほど、聴衆の中に振り向いて上を向きながら拍手している人がいますね。
Harryは、Pilgrims' Schoolから含めると、7歳からの輝かしい10年間を過ごしたWinchesterを卒業しましたが、Cantores Episcopiの卒業記念盤のレコーディングを8月に行うということです!私は、とうとう、彼がいる間にWinchesterを訪れることは叶いませんでしたが、、いつかきっと訪れたいと思っています・・
Harryの動向については、今後も出来る限りお伝えしていきますので、引き続きお付き合い下さいね。