波佐見の狆

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光くん、24日に手術することになりました。

2024-06-17 17:12:31 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

皆さん、先日よりご心配をおかけしています(こちら追記1追記2追記3)

ここ1か月、なんとか光くんの手術を回避しようと、必死で頑張ってきたわけですが・・・ついに、限界がきました。

先生に膀胱結石除去手術をお願いし、今月24日(日曜)に行うことに決まりました。

この決断に至るまでの経過は次の通り。

<6月5日 毎日の通院が終わる。その後しばらく落ち着きを見せる>

追記3で書きましたように、睾丸の壊死組織と膿がほぼ出てしまい、全体的に体調が回復してきました。

<6月14日金曜日 10日ぶりに病院へ。睾丸すっかり良くなったのを確認>

この日は、なぜ病院に行ったかというと、普段から、心臓の薬をもらうためと耳掃除をしてもらうために、月1、2回行っているので、その意味でした。先生が、睾丸をチェックしてくれ「きれいになっていますね!うん、治った治った~♪おっ、かさぶたが取れたぞ~~」(小さい白い皮のようなものが、剥がれ落ちました。)もう抗生物質も飲まなくていいとのことで、皆安堵しました。先生のおかげです、と何度もお礼を言いました。おしっこも、しっかり出ていると言うと、「このままで行ってくれるといいんですけどねぇ・・・尿道カテーテルも、できればもうしたくないしなぁ・・。」と先生。5月18日に、それまで半年間尿道に詰まっていた石を膀胱側に押し戻すことに成功しましたが、それは実際先生にとっても困難な挑戦だったのですね・・皆で頷く・・。

その皆の切なる願いが・・・

あっけなくも、翌日15日(土曜)の朝には、打ち砕かれたのです。

散歩中、光くん、足をあげるも、おしっこはポタポタ!!明らかに前日までとは違います。慌ててまた病院へ。

レントゲンの結果、

やっぱり!

再度、尿道まで石が一個降りてきていました!ああ、また、こんなに早く!!

先生は、速やかにカテーテルを始めてくれました。

光くんは、こんどもじっとしてとってもおりこうさんです。「先生とっても上手だからね、光くん大丈夫だよ!」と声をかけました。

皆がしばらく息をのんで祈るように見守るなか・・・・先生「動いた!!」

この通り、石はちゃんと膀胱側に戻りました!ああ、、良かった・・・もう、もう、先生の腕の良さに感嘆するばかり。

(左側の写真は、カテーテル前。右側がカテーテル後。石が膀胱側に戻ったのが確認できますね。)

先月、同じ処置をした際、あれほど細菌感染がひどくなり睾丸にまで達したのは、おそらく、それまで半年間も石が尿道に嵌まり込んでいたためそのぶん尿道に既に菌がいっぱいありそれが膀胱にどんと流入したのだろうと思われる。今回の石は、はまって1日だったので、動かしやすかったし、菌の流入も伴わないはず、ということなんですね。念のため、抗生物質をまた飲ませるということで、先生としては、今日はこれで終了、という感じでしたが・・・

そこで、ぱぱが手術のことを切り出しました。

やりますか。わかりました。そんな五分五分で危険な手術とかそういうことではないので、心配しなくていいです。健康な子と比べれば、何が起こるかわからないというリスクが比較的高いということなので、そのぶん、心臓の動きをしっかり支えながら麻酔のコントロールをしなければいけないですからね・・一晩入院になります。」

こちらにもあるように、心臓病でも適切な管理をすれば大丈夫だということなのですね。

具体的に、動物が全身麻酔下で死亡する割合がどの程度か、ということですが、こちらによると、健康な子で約0.17~0.65%。人間よりやや高いそうです。で、心臓病がある場合この数値がどれくらい上がるのか、ということはわからないのですが、一口に心臓といっても、その程度や状態は各個体でいろいろですからね、光くんの場合、僧帽弁閉鎖不全プラス心臓のポンプの働きが弱いのですが、今のところはベトメディンがよく効いていて、少なくとも安定はしているので(散歩もほぼ普通にできます)...こちらの症例のように、絶対元気で復活できると信じます!

私は、自分が、主治医の判断力と腕を信頼し、全身麻酔で楽ちんに手術してもらい、全身麻酔の恩恵を十分に受けられたので、どうか、光くんにも同じような幸運が来ますよう、皆さんも祈ってやってくださいね!!

ぼく、しゅじゅつ、がんばりまーーーす!

 

 

 


追記その(3)洗浄・薬注入終わり、毎日通院しなくてよくなりました。

2024-06-05 22:16:59 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

睾丸表面にあいていた穴が、三つとも閉じてしまいました・・・それで、洗浄・薬剤注入はもうできなくなりました。

腫れもだいぶ収まったことだし、壊死組織はたぶん全部出てしまったので、これで、治療はいったん終わりとして、様子みてみましょう、と先生が。

(なにせ内部が見れないので、先生も、たぶん、、というしかないわけですが、、、先生のご判断を信じます。)

光くん、頑張ったね。毎日、たまたまさんをぐりぐりされても、嫌がって鳴かなかったのはもちろん、苦痛でお顔をゆがめるようなこともなく、大人しく治療させてくれました。おむつも、暴れてひっぺがすようなこともしませんでした。

5月15日から3週間続いていた毎日の通院から、やっと解放・・・ふうう。。。

もちろん、抗生物質の内服は当分続けます。

これで落ち着いてくれることを祈るばかりですが・・・膀胱に石があるかぎり、またいつなんどき同じことを繰り返すかわからない体ですから、

綱渡り状態は続くんですけどね・・・

ところで、前の記事で、アキモクリア錠剤を飲ませるのが難しいと書いたら、みゆきさんから、金ちゃんがクリームチーズでお薬を飲んでいたというお話を伺い、さっそく試してみました。粉状につぶして、クリチに混ぜ、手から舐めさせてみると、ぺろぺろ!おお、やりました、やりました。金ちゃん、ありがとうねー!

(近所のスーパーに無塩のがなくて、有塩ですけど、このさい、なんでもいいって!)

明日も、クリチ作戦で上手くいきますように。

 


追記その(2)壊死の治療は続く・・・

2024-06-03 16:24:35 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

こちらの記事その追記、と書いてきましたが、さらに追記第二弾です。

先生は、一昨日も、日曜であるにもかかわらず診察してくださり、光ちゃん、光ちゃんといって応援してくださって、引き続き懸命の治療が続いています。

昨日(月曜)も、壊死組織がいっぱい出てきまして、先生の方針としては、この治療をできる限り続けてみて、それでどうしてもだめそうなら、手術ということです。

ところで、睾丸って二つありますよね。現在、光くんの睾丸は一塊になっています。(ゴルフボール大くらい?)「私が男性ではないので、ちょっとわからないのですが、それぞれの睾丸が、パンパンに腫れた結果、くっついて?一塊になってしまったということでしょうか?」と先生に聞いてみたら「おそらく、片方は、感染の影響ですでに萎んでしまったか壊死してしまったかで、なくなってしまったのではと。」そうなんだーーー!

とにかく、この塊の表面に、小さな穴が3つ開いていまして、そこからシリンジを入れて、洗浄、薬剤注入をしています。どうして穴が開いたのかはよくわからないのですが、精巣がパンパンに化膿しているため、亀裂?が入って破れたみたいで・・穴が開いているおかげで、薬剤が注入できるわけですが、今にも塞がりそうな気配もします。先生「塞がらないほうがいいんですがねぇ・・」

今朝(火曜)。穴が今にも塞がりそうになっていましたが、先生がうまい具合に広げてくれ、また洗浄、薬剤注入。前日に比べると、壊死組織がぐっと少なくなっていました!睾丸の色も、ずっと真っ赤だったのが、普段の色に戻りつつあるようです。

本狆は、先週と比べると、ずいぶん体が楽になり活力もでてきたようで、庭をパカパカ走りますし、おしっこの勢いもよく(ただし血尿ぎみ)、うんちもやわらかめではありますが、下痢じゃありません。今朝は、三週間ぶりくらいに、朝の散歩もできました!睾丸の痛みがずいぶん軽くなってきた証拠ですね。十兵衛も嬉しそうでした。

食欲もかなり戻ってきていて、スイカ頂戴をします。体重もようやっと6キロまでもどってきました。

<ぱぱ、スイカ早くちょうだいお顔>

しかし、もうずっと、ちゅーるや、市販のジャーキー、そして人間の甘い食べ物(パンとかお菓子)など油脂の多いものばかりを、散らし食いするような感じで、いつもの療法食(消化器サポート)をあまり食べませんからね・・・アルブミンのことがまた心配になります。

今一番苦心しているのが、経口での抗生物質の服薬です。

膀胱炎が悪化して以降、ずっと毎日背中に注射していたわけですが、もう15回くらいやりまして、さすがに皮膚が赤くなり、先生が、かわいそうだから、経口可能なら錠剤に切り替えましょうといって、この2種類になりました。

右側のelancoというのは、1回2錠なのですが、これは、ぱくっ、します。問題は、右側のアモキクリア。よほど苦いらしく、ぺっ、します。ちゅーるや、チーズや、スイカの汁に混ぜてもダメです。

今日、こういう服薬サポート商品(人間の子供用も含め)を買いまくりました。

 

グリニーズのお薬サポートは嫌がりましたが、イチゴ味オブラートで、なんとか成功!よかった。。。でも明日はまたプイするかもですね・・

2週間前、尿道の石を膀胱に戻したことで、がくんと体調が悪化したとき・・・熱と痛みでぐったりして食べ物も飲み物も受け付けなくなった光くんを見つめながら、このまま弱ってお空に昇ってしまうのではないか、とすら思われて、先生助けて、栗恵にいちゃんたち、守ってって祈り続けました。昨年から、まさかまさかの乳がん罹患、大きな支えだった主治医との別れと、立て続けに想定外すぎることが起こっているため、今年は、わが子を失うのだろうか、そしてさらに、、母もなくすのではないかと、最悪のことを想像して、涙していました。

先生のご尽力と、そして栗恵にいちゃんたちが、「おーい、光、お空に来るのは10年早いぞぉ!」と笑い飛ばしてくれたおかげで、ずいぶん良くなってきて、お薬ペッしてわがままいっぱいの光くんがこうしてそばにいてくれて、それだけでもどんなに嬉しいことか・・・

私もぱぱも、そして十兵衛も、疲れとストレスがたまっていますが、、負けないぞお、ファイトだあ!!