まずは・・・・ただいまの恵之介をご覧下さい。
一昨日から昨日にかけて、私が毛をカットし、今朝は、ぱぱがシャンプーもしたのです!数カ月ぶりにさっぱり!別狆になりました。
ちょっと前までこんな感じでしたから、半分ほどの量になったかと。
6月からずっと、背中と首周りに茶色くフケがこびりつき、ドライシャンプーも嫌がるし、本当に困っていました。病院で、部分的に消毒液で拭いてくれていましたが、あまりに汚いので、お目々も落ち着いてきたようだし、さっとならいいでしょうということで、やっとシャンプーの許可が・・・
シャンプーはぱぱがすることになりました。私があんまりしつこくゴシゴシやるから、負担になるといって「オレがやる!」宣言!・・・っていうかね、ほんとは「おれもやりたいなあーやらせて」っていうのが本音じゃないの?!とも思ったけどね、とにかく「はいはい、お願いしますよ」ってことにしました。
いずれにせよ、毛の量を減らしてあげることが必須でした(少しでもシャンプーの時間が短く済みますし)。かといって、今までのようにトリマーさんのところでカットしてもらうのはまだ負担が大きく不安・・・ぱぱは、カットはいいさって言うのですが・・・フケのことがなくたって、心臓への負担を考えると、夏場は短くしておいたほうが絶対いいのです。
・・・・・もう、私がやるしかない!
そう思うと、もういてもたってもいられなくなり、ちょうど仕事が一段落したのもあって、親ばか掲示板で先輩方に相談しました。道具からして、何を用意したらいいのかわからない私のために、さっそく、桃太郎くんのお母さんが、お手もちの立派なハサミを貸してくださることになり、みゆきさん(金太郎君&銀次郎君のおかあさん)からも具体的なアドバイスをいっぱいいただきました。
相談した翌日には、福島からハサミが届きました!これは、ペット用ではなく、人間の理容師さん仕様の一級品とのことです(スキバサミとカットハサミのセット)。「桃は来年まで使わないので、ゆっくりお使いください」とのご親切なメッセージつきでした。
今までプロに任せてきたのは、素人が狆の毛に下手にハサミを入れたらみっともなくなる、という見てくれの問題と、もうひとつは、やはり動物は刃物を怖がるので危険ということがありました。私が刃物を実際に手にしてみて、少しでもびびる気持ちを感じたならば、くれぐれも無理しないように、とみゆきさんも細やかなアドバイス。。。。
みてくれの問題は、もうどうでもいいのです・・・・一刻も早く恵を清潔にしてあげたい、それしかないから・・・ そして、危険性の問題は・・・恵の能天気さ?!のおかげで軽くクリア!眠くてリラックスしているときに、まずは、寝たままの姿勢の方がいいかもしれないと思い、お尻の方からそおっとチョキチョキ・・・体の半分その姿勢で切り、ひっくり返して反対側をチョキチョキ・・・むくっと起き上がる気配もなく、結構気持ちよさそうですよ! それから、抱っこして、ぽんぽんの方とお尻の周りをチョキチョキ・・・・胸と首周りは一番慎重に、左手をお顔にかざしながら(桃母さんからのアドバイスです)、右手でチョキチョキ・・・・・
こうして8割がたカットできました!耳毛も1cmほどでしょうか、短くしましたよ。
一晩置いて、昨日さらに仕上げです。そして、今朝ぱぱにバトンタッチ。
カラスの行水ならぬ狆の行水?!というほどの短時間でおしまい。てんそら家から送っていただいていた超吸水タオルのおかげで、乾かすのも楽です。ちょっとだけドライヤー。(全体工程にして、私がやっていたときの1/3か1/4の時間かも・・・)
背中の茶色のフケもほぼ落ちました!
おりこうさんだったね。。。また寝んねだね!
だいたい、狆はカットしない犬種です。ドッグショーでも、生まれながらの毛並みの美しさを競います。ですので、プロに頼むのですら、ハサミを入れること自体、断腸の思いだというのに、こんな初心者が刃物を使うというのは、危険な冒険だったと思います。仕上がりにしても、こちらと比べると、恥ずかしいですが・・・でも、本当にやってよかったです。自分にはできないと思っていたことも、やればできるんだという達成感が味わえました。これは、仕事をはじめいろんなことに通じると思います。
つい数カ月前までは、桃家など、「シャンプーやカットは体の負担が大きいので、家でやる」というおうちのことは、人事でした。それほどの「危機」が我が子の身に迫って、はじめて切羽詰って起こした行動でしたが、これからは「もっと上手にカットしてあげたいなぁ」と楽しみになりそうです。
「まま、がんばったじゃない。ぱぱもありがとね」栗兄ちゃんの声がお空から聞こえてきました。
狆先輩方の力強いサポートに、あらためて感謝いたします。
ぱぱいわく、「トラ刈り」だけど、、、気にしない気にしない~