波佐見の狆

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甲状腺その後

2011-05-25 16:04:10 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

恵は、甲状腺機能低下の治療を始めて7週間ほどになりますが、薬を飲み始めて間も無い頃からさっそく効果が現れて、食欲が増加し、多飲多尿となり、動作が機敏になって散歩に行きたがり、なんだか全体的にハツラツとしてきたのです

甲状腺ホルモンの値がどの程度変化しているかを調べるため、先日また血液検査をしましたが、その際の採血のときも、注射針があんよの血管に入ったとたんに、ほとばしるように血がぐんぐん出てきて、みるみる注射器がいっぱいにこれまでの採血のときは、血がなかなかででこなくて、両足や両腕などあちこちで何回もしなければならなかったのに・・・「血流もこんなに改善したんですね~」と先生。

その検査の結果、ホルモン(サイロキシン)の値が、以前は0.5だったのが2.5になり(5倍に増加!)、もちろん正常値の範囲になりました。でも、この値が長期にわたって安定し、恵の体にとっての最適値となるまでは、薬は続ける必要があるとのことです。ただ、今まで朝夕2回だったのを、朝だけ1回に減らすことになりました。

このサイトに、奈良県の緑ヶ丘動物病院というところの金澤稔郎先生という獣医さんが、このように書いておられます。

「・・・・体の中でつくれなくなった甲状腺ホルモンを外から薬として補充します。そうすることによって「年のせい」だと思っていた犬の様子が鷲くほど変化します。活発に遊ぶようになり、毛艶が良くなり、目の輝きも違ってきます。<中略> 甲状腺ホルモン剤は基本的には生涯必要です。この治療を受けた犬の飼い主の方は口をそえて「これが○○ちゃんだとは思えないくらい!」と鷺かれます。でも、これが本来の○○ちゃんの姿なのです。本来健康であれば犬は10歳を過ぎても大喜で散歩に出かけるものです」

この通りに今後も進めば、、、お兄ちゃんよりずっと長生きできるかもしれませんね。ちょっと期待・・・(もっとも、「本来健康であれば」というところがポイントかな。恵の場合は、心臓と股関節の問題がありますからね・・)

目も、白内障でなければ、もっとキラキラお目々に見えるのでしょうけどね・・

さて、恵は今日から夏バージョンです。

BEFORE

AFTER

AFTERもひとつ

 (Cut with 桃くんハサミ。Thanks so much


川内村のジョンくんのこと

2011-05-13 17:38:09 | 震災関連(NZおよび東日本)

仕事は納期がきつくて、焦っているのですが、このニュースはどうしてもアップしたい。。

一時帰宅がやっと叶った川内村で・・・子犬とともに亡くなっていたジョンというわんこのことです。

家族の帰りを待って、待って、待ちくたびれて・・・お腹がすいて、悲しくて、辛くて、怖くて。。。

お母さん、どこへいったの?どうして突然いなくなったの?お父さん、ぼく、そんなに悪い子だったの?もっと、もっともっといい子になるから、帰ってきてよお・・・・喉がカラカラで、吠えることもできないよ・・・・・・

意味もわからず、餓死させられた命・・・東電や政府がどんなに賠償金をだそうと、ご両親のもとに二度と戻ってはこない。

恵くん、毎日ご飯が食べられるだけでも信じられないくらいに幸せだね。たまにイチゴがもらえなくても、我慢しようね。

お空のみんな、頼んだよ。ジョンくんとも仲よくしてあげてね!

 

 

 


GW大忙し

2011-05-06 00:22:59 | Miscellaneous

GWもあっという間に過ぎ去り、今日はなんと2か月ぶり!にちょっとした仕事が入ることになっているため待機しているのですが、まだ連絡がありません。

すっかり連休ボケです・・ 

29日から3日まで1人で帰省。今までの帰省でもかつてなかったほどのハードスケジュールでしたが、義姉たちや従兄たちの強力なサポートのおかげもあって、予定していたことを100%(いや150%くらいかも)こなすことができて、実に有意義な5日間でした。

残念ながら写真は全くありません。練習がてらスマホで撮影しようと思って、デジカメをもっていかなかったのです。結局スマホでは静止画と動画の切り替え方がわからず、ほとんど撮影できず。。。

今回の帰省で、大きく2つの目的がありました。

① ケアマネさんと会い、父の今後のことを話し合う。

② 母にらくらくホンを買ってあげ、簡単な操作を教えてくる

①については、デイサービスセンターの職員さんもまじえて、ゆっくりいろいろと打ち合わせすることができ、本当によかったです。 

まずは、父の認定区分のことですが、すでに徘徊しており、自分の娘の名前も言えないほどなのに、要介護1なので、これを上げてもらうため、認定変更の見直しを申請することにしました。それと、現在週2回のデイサービスを5月から3回に増やす。(加えて、月2回まで介護保険内で利用出来るとのこと。) とりわけ、デイを週3にすることについては、今までもずっと母に勧めていたのですが、「2回で大丈夫、私が具合悪いときとかだけ臨時で利用できさえすれば」との一点張りで、従兄たちからも説得してもらおうとしましたが、なかなか首を縦に振らなかったのです。なので、以上二つのことを決めるだけでも、すんなりとはいかなかったのですが、もう今回私が押し切らないとだめだと思い、ケアマネさんとさっさと決めてしまいました。、いつまでたってもこのままで、母自身無意識のうちに大きなストレスがたまっていることに気がつかず、気付いたときには遅いということになってしまうのが、一番怖いのです。

このほか、デイだけでなく夜間も見てもらう方法として、長寿園去年母が入院したとき、2ヶ月間父を預かってもらった老健施設)などに空きが出た場合、ケアマネさんからすぐ連絡してもらって、2,3日とか1~数週間とかいう短期で預かってもらうことができる、ということを聞き、あーーそれはいいねーぜひそうしてもらったら、と私は言ったのですが(いわゆるショートステイのような感じですから)、「別に私が病気でもないときに、必要無い」と首をかしげるので、母の気持ちを尊重することも必要ですから、私も無理には勧めませんでした。

徘徊を監視するため、母が内鍵を増やしたり、かんぬきをしたり、ドアに鈴をつけたりとかいろいろやっているのですが、父はそういのを目ざとく見つけて外すので、効果がありませんでした。また、ケアマネさんからGPSも提案されましたが、これは父にかなり大きい発信装置をもたせるものですから、嫌がって外してしまえば、意味がありません。まあ、GPSを導入するほど遠くまではまだ行かないので、今のところは要らないと思います。

私は、門柱に数字でロックできる鍵をつけることも提案したのですが(自転車の盗難防止に使うような・・・)、門柱自体が古くて壊れそうだし、と母が気乗りがせず、ケアマネさんも、「あんまりロックばかりで、自分が閉じ込められていると思うと、認知症患者というものは、どういう行動に出るかわからない。どうしても出たいと思えば、窓からだって飛び降りようとして、かえって危険」というので、即却下です。

それで、結局玄関と裏のサッシ戸に、センサーをつけて、ワイヤレスの発信機からチャイムが鳴るようにする、という案に落ち着きました。

ケアマネさんたちがお帰りになったあと、従兄夫婦とランチをしたので、その帰りにホームセンターに連れていってもらい、安いながらもよさそうなのをみつけました。玄関と裏戸にそれぞれセンサーをつけるわけですが、チャイムも数種類あって、異なる音にできるので、父がどちらから出ていこうとしているか判別できます。さっそく従兄が取り付けてくれました。120度の角度で検知するので、父が部屋を横切り玄関に近づいただけでも、ピンポーン!といいます。もちろん、誰が近づいてもそうなりますし、音量の調整はできないので、母には耳障りかもしれませんが、「少しくらいうるさくても、お父さんにふらふら出ていかれるよりはずっといいから、我慢する」といいます。「おかげでだいぶ気が楽になった」と笑顔になったので、従兄たちも私もほっとしました。 

(玄関チャイムの案は、だいたい義姉の提案でした。ぱぱの実家の玄関には昔からチャイムがあったので。お姉さん、ありがとう)

ところで、従兄夫婦と食事をしたのは、ハウステンボスのフリーゾーンにある「トロティネ」というきれいなレストランです。ハウステンボスは私の実家から車で15分のところなのですが、そんなに行かないので、いままで知らなかったのですが、わんこと泊まれるメゾネットコテージタイプの素敵な宿泊施設(ドッグヴィラ)もできていて、わんこと入れるレストランもいくつかあります。実はその下見を兼ねて、行ってみたわけです。次のお正月にでも恵を連れて帰ったとき、泊まってみようかと思っています。

恵は、私が居ないあいだ、いくらか探すような様子があったそうですが、調子を崩すこともなく・・・というか、むしろ甲状腺の薬の効果で異様に元気で食欲もあり、本狆としては好調をキープできているようです。ぱぱとお留守番、ありがとね。

おっと、これを書いている最中に仕事が来てしまいました。さらに今また電話があり、その後にやる別件も・・・・ふたつともかなり急ぎのようで、なんとかアタマを仕事モードに切り替えねば・・・ふうう・・

そうそう、②の母の携帯の件。らくらくホンベーシックIIを買いました。メールも設定してもらって、親ばかの皆さんのアドバイス通り、メールを読むことだけはできるように、ちょっと練習することもでき、これからの楽しみで使い方を勉強すると言って、説明書を読んだりしていたので、一安心です。 (docomoショップにも、従兄が連れていってくれたので、とても助かりました。)

皆様、いろいろとお気遣いありがとうございました。

(写真は、数年前ハウステンボスを訪れたときのものです)