波佐見の狆

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みつばちまーや狆

2008-01-26 16:40:20 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

さぶいっす。。

うちの子は、お洋服はあまり着せないのですが・・・こう寒いと、さすがに散歩のときは何か着せないと、これだけ立派な天然毛皮コートを着ていても体に堪えますし、風の強い日は毛が汚れます。

ぐらんまが作ってくれた紫色のチョッキがありますが、生地が薄いので、真冬はこれでは寒いようです。

(那須 南が丘牧場で) 

思い出したのですが。。。。。

お兄ちゃんに買ってあげていた、みつばちマーヤのフリースジャケットがあったんでした!

お兄ちゃんには大きくてこんな感じでしたね。だいたい、服を着せると嫌がって固まっていたので・・・情けないお顔になっています。

 

 

恵にはおらせてみると、こんな感じでした。

 

今、さっそく出してきて恵に着せてみると、きっちりぴったりです!

(しつれい・・・おトイレ中・・・)

で、毎日2回この格好でお出かけしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


イギリス人の質素さに思う

2008-01-19 15:25:11 | Miscellaneous

Oxford市内のSummertownという街の、私がよく買い物に行っていた魚屋さんのご主人と息子さん(多分)です。1/4世紀以上も昔の写真を引っ張り出してスキャンしてみました。私は、Oxfor市内のSt. Clare's という語学学校に1年ちょっと通っていました。この学校は、原則として寄宿制でしたので(いわゆるboarding schoolですね。public schoolなどもみなそうですが)、私も半年は校内の寮(寮はhouseといいます。dormitoryは米語)に入り学校で出される食事をしていましたが、半年は自炊をしてみたくて、近くのフラット(日本で言うアパートのこと)に1人で住んでいました。だいたいは、WHSmithとかWoolworthsといったスーパーマーケットで買い物をしていましたが、この魚屋さんは、ハンサムな店員さんに会うこと自体が楽しみでよく行ったものです。 

Summertownの町並み。このすぐ近くに住んでいました。

今日はなんで急にイギリス滞在時代の話をしたくなったのかというと・・・シトロンさんのブログで、イギリス人は物をとても大切にするという話をしていて、若かりしころのイギリスでの質素な暮らしがとても懐かしくなったからなのです。

シトロンさんと話していたのは、聖歌隊の式服を繕いながら代々大切に着ているのでは、ということだったのですが・・・St. Clare'sでも、教科書が全部貸与になっていて、図書館から自分で借りて使うようになっていました。学生に出来るだけ負担をかけさせないようにという配慮からというよりも、とにかくいちいち買わないのが当然という感覚だったように記憶しています。

物を大切にするということ以前に、とにかく物が日本のようにあふれかえっていないのです。自炊をしていたのでよく覚えていますが、スーパーも食料品を必要最小限しか置かない。閉店1時間も前になると、品物は殆どなくなってしまいます。日本でももちろん閉店時間が迫ると、お刺身などは無くなりますが、閉店間際に行っても、たいていの生鮮食料品は少しは残っていますよね?(私はだいたい昼間に行くのでよく知らないのかもしれませんが。。ともかく仕事帰りに買い物する人たちのために何かはあるでしょう??)・・・そんなものじゃないんです。肉、魚、乳製品、野菜・・・あらゆる生鮮食料品がきれいさっぱりなくなてしまうのです。6時が閉店時間だとすると、5:30に行ったらもう何もありません。だって、6時というのは、片付けが終わって、従業員がお店から帰る時間なのです。蛍の光なんかが流れていて、客がまだちらほら残っている日本とはあまりに異なる光景です。(ちなみに、それはスーパーだけに限ったことではなく、銀行でも郵便局でも5時なら5時でぴったり業務を止め、1分たりとも融通がきかないので、後ろの方に並んでいたりすると、4:50とかでも応対してもらえません。)

普段の家庭料理の内容も、それはそれは質素なものです。私はホームステイも少し経験しましたが、通例、お皿にお肉が少しとグリーンピースとジャガイモだけ(芋が主食ですから、これ以外にパンもありません)。これをさっと食べると、奥さん手作りのデザート(アップルパイとか)が出てきて終わりです。私がお世話になったのはworking classのファミリーだったので余計質素だったのかもしれませんが、基本的にはupper middleでも同じだと思います。Sever家だって、普段は特にリッチな食事をしているとは思えません。

私自身、今ではもう随分物を粗末にしています。特に食べ物は、、、料理が下手なこともあって、材料をいっぱい買い込み無駄にして捨てたりよくします。実際、この間も河口湖のホテルで夕食を1/3しか食べられなかったように、外食しても残すこともちょくちょくあります。それでも、それは自分では申し訳ないといつも思っていますし、TVで食べ物を粗末にするお笑い番組などを見ていると、やはりとても腹が立ってきます。

いわゆる「大食い」タレントさんというのは、最初は気持ちが悪いだけでしたが、何でもいかにもおいしそうに嬉しそうに食べ、仕事としておいしいものを食べられることに感謝の念を持っているようなので、否定はしないのです。大食いのプロフェッショナルとして、食べるというショウを演じることに誇りを持っていること自体は、すごいとすら思ってしまいます。

しかし、お笑い芸人が、あるお店のメニューを全部制覇するとかいって、アイスクリームだとかお寿司だとか蟹料理などの同じ料理を3日間とか食べ続けるとかいう企画は、別です。たとえば、先日のこれですが、3人組みの若手芸人が、次から次へと運ばれる蟹会席や蟹しゃぶなどを、文句をぶりぶり言いながら、トイレに駆け込みつつ、最後には料理人さんに悪態をつきながどうにかたいらげていました(87品?!)。しかも、仲居さんも料理人さんもニタニタしながらそれに付き合っているんです。この構図って一体なんなんだろうと思ってしまいました。食材たちがあまりに可哀想・・・こういう企画に協力するお店側の見識も疑われます。今こうしている間にも世界中で、飢餓に苦しむ人々が大勢いることを考えて欲しい。。。 

もちろんイギリスには、こんな食べること自体をお笑いネタにするつまらない番組はありません。

 

 


富士五湖の旅 完結編

2008-01-17 16:26:06 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

昨年11月から書きかけになっていた記事です・・・・年越ししてしまって、今更・・という話題ではありますが、尻切れトンボでは気持ちが悪いので、ちょっとだけ書かせてください。

3日目に、山中湖に移動してすぐ、ナナちゃん&ママさんと楽しいランチタイムを過ごすころまでは天気に恵まれていたのですが、お2人と別れて湖畔を散策していると、天気が少しずつ下り坂になっていき、結局山中湖での2日間は雨、雨、雨・・・ それで、前半2日間ほどは、詳しくレポートするほどの内容もありませんが、訪れたのは以下のところです。

忍野八海

http://www.vill.oshino.yamanashi.jp/8lakes/main.html

クリスマスの森 (サンタクロースミュージアム)

http://www.cnm.co.jp/

天使の森 (エンジェルミュージアム)

http://www.mapple.net/spots/G01900208501.htm

ティディベアワールドミュージアム

http://www.teddyworld.info/

文学の森 (三島由紀夫記念館、徳富蘇峰記念館)

http://yamanakako.info/php/sisetsu.php?id=161

http://yamanakako.info/php/sisetsu.php?id=160

富士湧水の里 水族館

http://www.vill.oshino.yamanashi.jp/sakana/

山中湖写真ギャラリー

http://www4.ocn.ne.jp/~photo-ga/index.htm

この中でも、一番印象に残ったのは「忍野八海」です。「八海」と書いてありますが、つまり8つの池(泉)が群を成す地区で、上記リンク先にもある通り、富士山の雪解け水が、地下の不透水槽という溶岩の間で、約80年の歳月をかけてろ過され、透明度が高くなっているとのこと。

ちょっと離れた駐車場から歩いて入り、最初の出口池から回っていきましたが、最初のうちは、そんなにきれいだとも思わなかったのです。おみやげ物屋さんがいっぱい出ていて、呼び込みのおねーさんたちが結構賑やか。 炭火で草もちを焼いていたので、1個だけ買ってみましたが、なかなかおいしかったです。

ふうーん。。と思いながら中程の丸い池に来ました。「湧池」です。覗いてみて、思わず、感動。。。深さ10mと、8つの中では最も深く透明度が高いとのことで、どこまでも青く澄み切って底までよく見えます。

写真はこれしか撮れませんでしたが、実際はもっときれいです。

伝説によると・・・

昔、富士山が噴火したとき、人々は焼けつくような熱のため大変苦しみ、水を求めて叫ぶ声が天地の間に広がった。この時、天から、「私を信じなさい。そして、永久に私を敬うならば、私がみんなに水を与えよう。」との美しい声が響いた。この声の主は「木花開耶姫命」で、その後まもなく熔岩の間から水が湧き出して池になった。

ほかの池にもそれぞれに伝説があるそうですが、美しい娘がカエルに引きずり込まれて帰らなくなったとかなんとか、結構悲しく怖いのもありますね。ともかく、自然の深い神秘に触れる観光地でした。

山中湖でのお宿は、カーロフォレスタ。HPにもある通り、森の中に溶け込むようにひっそりと立ち、建物(内装)も木の温もり大切にするというコンセプトで、館内全体に空気が澄んでおり、とても気持ちのよいプチホテルでした。若いスタッフの皆さんが、しんからわんこが好きという感じで、恵にもいつも笑顔で話しかけてくれました。設備とスタッフの対応は申し分ないのですが、ただ、ここのお料理は、いまいちかなと。イタリアンの割には薄味なのはいいのですが、ただ味付けがもの浅いというか。。朝食は和食なのですが、これがまた、うーーん・・・スクランブルエッグとか、全く味がないよぉ・・ ここのお料理には特別期待していただけに、ちょっと満たされないものを感じてしまいました。

(レストラン自体はいい雰囲気。BGMも、Cantoresの 'Strawberries & Cream’にあったガーシュインの曲なんかが流れていて、嬉しくなったのです。。 ワインもおいしかったんだけどなぁ・・・)

河口湖の「湖のホテル」は、設備とスタッフの対応の点では、ごくスタンダードレベルだったかもしれませんが、ここのお料理は素晴らしいもので、素材の活かし方、味付けにきわめて洗練されたものを感じました(特別の期待はもっていなかったので余計驚いたというべきか・・・)。

旅の宿に何を求めるかというのは、まったくもって人それぞれですし、ましてや、料理の評価は好みの問題ですから、決して、今回の2つのお宿を比較して優劣をつけようというのではありません。ただ、総合的に考えて、どちらがもう一度行きたいかと言われれば、やはり湖のホテルかなと思いますね。

我が家は、皆さんほどの旅行通ではありませんから、そういう限られた体験の中から、ここはどうだったああだったと好き勝手に書くのも気が引けるのですが・・・ひどく期待していた点が思った通りでないと、やはりマイナスのイメージが残ってしまいます。

料理とはまた別の話なのですが、今までお世話になった宿の中で、ホテル業という仕事の模範ともいえるほどきわめてプロフェッショナルな対応を感じたのが、宮城県遠刈田(とおがった)温泉の「さんさ亭」のスタッフの方でした。

栗之介を連れてGWに一度だけ泊まったのですが、チェックアウト時のことです。栗のために持ち歩いていた大きなアイスボックスに目を留めたフロントの男性スタッフの1人が、「氷、解けてしまっているんじゃありませんか?新しいのをご用意させますからしばらくお待ちください。」たったこれだけのことですが、私はびっくりしてしまいました。だって、もう帰ろうとしている客ですよ。ただでさえ、これから入館しようという客の応対のほうで忙しいわけですから、さっさと会計済ませて出ていってほしいはずです。アイスボックスの中身がどうなっていようと、知ったことじゃないでしょう。なのに、これから先もよい旅が続くようにと気を配ってくれるなんて、なかなかできることではありません。名前を覚えておいて、帰ってからさっそく、「さりげない気配りに、ホテルマンとしてのハイレベルなお仕事ぶりを感じました」とお礼メールをしたら、嬉しそうな返事が来ました。

こちらは、わんこ料金も無料で(ちなみに、湖のホテルも無料)、気兼ねなく、広いお部屋でゆっくりできます。また行きたいと思っているのですが、なかなか予約がとれないんですよ。

富士五湖から話からすっかりそれてしまいましたが、以上、雑感ということで、リフレッシュ休暇の旅のまとめといたします。富士五湖はまたぜひ近いうちに訪れたいなとぱぱと話しています!

 

 


七草かゆ

2008-01-07 16:55:03 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

3日の夕方に帰省から戻り、すぐにでも新年のご挨拶などすべきところ・・・いろいろと事後処理があってばたばたしていたので、更新が今日になってしまいました。皆様のサイトにも、御挨拶の書き込みに伺ったところと伺っていないところがあり、大変失礼しています。

もう松の内も終わりですね。。七草かゆを炊かねばということで、ずぼら主婦はフリーズドライですませるつもり・・・(おかゆだけ炊いて、混ぜるだけ~

それにしても、この七草かゆの習慣は、茨城に来て初めて知りました。少なくとも長崎ではやりませんね・・・・。

                  

帰省の写真をすこしばかり見てやってくださいね。

まず大晦日。ぱぱの実家で、義父母、義兄の一家、義弟たちと楽しく会食しました。恵を連れていくのももう3度目??になるので、皆可愛がってくれました。義兄の孫さーちゃんが、つい最近シュナウザーにかまれたことがあるため、わんこトラウマになっていて、最初恵を怖がっていましたが、義兄が「恵ちゃんはおとなしいから、こわくないよ」と何度も言ってくれ、だんだん仲良しになれました。

元旦と2日は、ずうっと私の実家でゆっくりすごしました。茨城よりももっと寒くて天気も悪かったため、私は熱を出してしまい、2日は寝ていました。そのせいで、会えなかった友人もいましたが、全体的には、とてもよい時間をすごしました。両家の両親、きょうだいや友人たちの歓待のおかげと、毎年感謝しています。

とりわけ、ぐらんぱ(私の父のこと)が、恵を孫のように可愛がってくれ、恵もぐらんぱのお膝がお気に入り。

 

定番になっている「ぐらんま(私の母)のお節」

おなじく、お雑煮。

 

(お餅は下のほうに隠れてますね)

だいたい、白菜+鶏肉+お餅というシンプルな組み合わせなのですが、今年は、里芋と色かまぼこが入っていました。

午前中に、近所の神社へ初詣とお墓参り。

在来線ふたつ(常磐線と佐世保線)および東海道新幹線を乗り継ぎ、片道10時間の旅です。

九州管区内では、ペット料金として手荷物料金を払うと、このような可愛い「ペットカード」をくれます。

恵は、ちょっとお疲れ?暖房効きすぎて、やはりハアハアしてました。帰りなんて、もう新横浜のあたりから「もういやだぁーー」で、常磐線ではマジギレ?したのか、わん!って吠えるんです。 (でも、飛行機よりはましなんだからね・・・がまんしてね、恵くん)

ちなみに、2年前のお兄ちゃんの写真。このキャリーも10年使っているので、ファスナー部分がダメになってきました。

 

話は戻りますが・・・このごろは、両親の様子を確認するのが大きな帰省の主な目的になっています。4人とも、細かいことはいろいろあるものの、いまのところは元気で今年もほっとしました。とくに、義父母は、「傘寿」(さんじゅ)を迎え、子供たちみなからの紫のチョッキや花束、ひ孫たちからの絵のプレゼントをとても喜んでくれました。

今年も、皆健康第一で、仲良く暮らせますように・・・