波佐見の狆

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フランス人画家の愛した狆たち

2007-12-22 07:07:11 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

かなり色のくすんだ写真で申し訳ないのですが、、、

フランシス・C・フェアマンという画家が描いた「3匹の狆」(1909年)という油絵のポスターを、私がデジカメで撮ったものです。実物は、もっと美しい色彩で、大きさも確か100号(1.6x1.3m)かそれ以上あったと記憶しています。梅の花など添えてあって、とても気品がありますね。茶狆を中央にしたこの構図・・・このフランシスさん(何人かわからない。。検索しても出てこないし・・フランス人じゃないかなと・・・もしかしてすいさん、ご存知でしょうか?)、この日本の犬を相当愛していたのではないでしょうか。

もう10年ほど前になりますが(つまり栗之介を迎えたばかりのころ)、「名犬の肖像画展」(European Dog Painting)というタイトルで、ヨーロッパの画家が描いたわんこの絵ばかりを集めた展覧会が都内でありました。そのときに買ったポスターで、額縁に入れて大切にしています。ただ、窓辺から入る日光ですっかり色あせてしまったのです。

なぜ今頃この話をするかというと、、、

きちママさんの可愛いブログのこの記事と一連のコメントをご覧下さい。ママさんが載せてくださっているこのルノアールの絵もこのとき観ました。「日本の犬、タマ」というタイトルで、1876年ごろ、油彩・カンヴァス、37.5X31.5cm (6号くらい?)とあります。この絵葉書ももっているのですが、やはり色あせていて、きちママさんの撮られた写真の色が実物の色そのままです。ママさん、紹介ありがとうございます。

わんこの絵というと、イラスト風のものはいっぱいありますが、このようにあくまで写実的に描いたものは意外と少ないのでは?なにせモデルさんが動くので、描きにくいでしょうしね。

ともかく、外国人(フランス人ということにしておこう・・・)が愛した狆たちですね・・・

 今年最後の仕事が25日納期で、ぜいぜい言っています・・ 皆様もそれぞれに大変お忙しい時期でしょう。体調管理に気をつけて切り抜けましょう!