くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

横綱の品格とは言うけれど・・・

2008年04月08日 | Weblog
朝青龍問題に端を発して、昨年来横綱の「品格」なるものをめぐってかまびすしい。

が、かりに横綱に求められるべき「品格」なるものがあるとして、それが問題視されてしかるべきはドルジ(と私は個人的に呼んでいる。さっさと土俵を去るべき人間だと思っているので、四股名では呼びたくない)のみか?

振り返って、古くは北の富士、輪島(個人的には好きな横綱だったが)の土俵外での立ち居振る舞いや交友関係が問題になったこともある。現九重の千代の富士も、弟弟子への暴行や八百長疑惑が取りざたされたことがある。近年では若貴兄弟が芸能マスコミを賑わせた。報道が真実だとすれば、いずれも綱を張る者としての「品格」には?がつかざるをえまい。

しかし、私の記憶の限りで、横綱の「品格」と言う言葉をもって千代の富士が批判されたことはないし、若貴もまた同じく。

となると、なぜドルジだけが、という問題提起もなされよう。ただ、私はそうした向きには組みしない。「品格」云々はさておきドルジには、明らかに問題があると考えるからだ。20代の若造が横綱の地位に胡坐をかいての傲慢不遜は目に余る。横綱として以前に、一個の人間として許容されるべきではない行状だ。

私はむしろ、そもそも横綱の「品格」とは何ぞや。またそのようなものに実態があるのか、あったのかと問いたい。と言えば、双葉山が・・・との反論もあろうが、双葉が特異なケースだとすれば、この傑出した一個人をもって横綱そのものを語ることは乱暴に過ぎる。所詮、相撲とり、男芸者、と思えば、「品格」云々で騒ぐのも馬鹿らしいことだとは思うが、それは相撲道なるものへの冒瀆になるのだろうか。私は子供の頃から相撲は大好きなのだが・・・。

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